2019年4月27日(土)
バンダイナムコアミューズメントのアーケード向け対戦アクション『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』の明日から使える……かもしれない小ネタ集をお届けします。
本記事では、普通に対戦していたり、その機体を使っていなかったりすると気付きにくい小ネタを掲載しています。対戦中、思わぬ場面で役立つかもしれないので、ぜひチェックしてみてください。
内容はすべて電撃オンライン編集部調べによるものとなっています。また、第3者視点で観測しているため、武装を使用している機体と、画像中央に立っている機体は異なります。
プレイヤー間で“核”と呼ばれる、着地点から広範囲に爆風を起こす実弾武装。今回は敵機体に向かって撃ち込める武装の爆発範囲を比較してみました。
対象機体はギャン、サザビー、∀ガンダム、レイダーガンダム、ガンダム試作2号機、クロスボーン・ガンダムX3、クロスボーン・ガンダムX1改の7機。計測はステージ“農業プラント”の円形になっている農地の中心に対象武装を打ち込む方法で行いました。
結果はレイダーガンダム=ギャン>サザビー=∀ガンダム=ガンダム試作2号機>クロスボーン・ガンダムX1改=クロスボーン・ガンダムX3というもの。バーストアタックやコスト、発射条件の難しさなどによって範囲が変化する印象でした。
なお、ガンダムAGE-FXの“本当の救世主”(ガンダムAGE-1がプラズマダイバーミサイルが発射する技)とガンダムAGE-1 フルグランサの“プラズマダイバーミサイル”は敵機に打ち込めず、Ex-Sガンダムの“ALICEの意思”は敵機が移動してしまい、計測が困難なため、今回は除外しています。
画像がずれているようにも見えますが、武装を使った機体ではなく、別の機体の視点で上から見下ろしていた画面になっているため、順番は正常です。爆風の大きさを比較していただければと。
▲ガンダム試作2号機は“アトミック・バズーカ”がウリの機体ということもあり、連射可能かつ範囲も広めとなかなか優秀でした。 |
『ガンダム』シリーズの原作で、主に“ニュータイプ”である登場人物が発し、強い思念や圧力として発現していた“プレッシャー”。本作では、“プレッシャー”は球状に波動を放ち、当たった敵機体をスタンさせるという、広い局面で活躍する武装として登場しています。
本項では、そんな“プレッシャー”の大きさを計測してみました。なお、データ“プレッシャー”の名称つながりでエクストリームガンダム3種も計測しています。
計測してみたところ、作中の描写からかシロッコが登場するメッサーラとジ・Oの範囲が特に強力だった点が印象的です。また、エクストリームガンダム ゼノン-Fは、他のエクストリームガンダムと範囲が異なる点も特徴となっています。
▲プレッシャー |
▲みんなの力が、ガンダムに…! |
“プレッシャー”という名称ではなくても、同様・類似の性質を持つ武装が多数存在しています。発動タイミングや効果が多彩なので頭の隅に置いておくと役立つかもしれません。
▲クアンタムバースト |
▲サイコ・フレームの共鳴 |
▲全方位レーザー |
▲スコード! |
▲マガノイクタチ |
▲騎士ガンダムの“伝説の石版”は、範囲がわかりにくかったので、被弾した機体も撮影しました。見た目よりも少し広めのようです。 |
機体名 | 武装名 | 備考 |
ノーベルガンダム | バーサーカーシステム | 1回のバトルにつき1度のみ発動可能。“バーサーカーモード”への換装時に発動。 |
ガンダムナドレ | トライアルシステム | 発動後、タイムラグを置いて発動地点より効果が発生。移動した場合でも効果範囲は固定。 |
ダブルオークアンタ | クアンタムバースト | 1回の出撃につき1度のみ発動可能。“ダブルオークアンタ(クアンタムシステム)”への換装時に発動。 |
フルアーマー・ユニコーンガンダム | サイコ・フレームの共鳴 | 1回の出撃につき1度のみ発動可能。“第二形態”から“第三形態”への換装時に発動。 |
G-セルフ(パーフェクトパック) | 全方位レーザー | 全方位にガードできない、ダメージのあるレーザーを発射。ビーム属性のため、対応した防御武装で防御可能。 |
G-セルフ | スコード! | “G-セルフ(宇宙用パック)”の状態でのみ使用可能。 |
アストレイレッドフレーム改 | マガノイクタチ | ヒット時にブーストゲージが回復。 |
騎士ガンダム | 伝説の石版 | “フルアーマー騎士ガンダム”への換装時に発動。 |
機体によっては、エクストリームバーストの発動時に時限強化武装を使用している状態になったり、エクストリームバースト発動時専用の形態になったり、通常のエクストリームバースト発動時とは異なる内容の強化がかかることがあります。
この特徴に該当する機体は、該当しない機体に対してエクストリームバーストを発動するメリットがより大きいので、エクストリームバーストの種類選択や発動タイミングの幅が広がります。
▲SEEDやトランザムシステムが発動するという、特別な演出が入るものも。 |
シャイニングガンダム | “スーパーモード”に換装 |
ダブルオーガンダム | “トランザムライザー”に換装 |
バンシィ | “デストロイモード”に換装 |
ガンダムAGE-FX | “ガンダムAGE-FXバースト”に換装 |
フォーンファルシア | “フォーンファルシア(Xラウンダー開放形態)”に換装 |
ヅダ | “特攻モード”発動 |
ブルーディスティニー1号機 | “EXAMシステム”発動 |
Hi-νガンダム | サイコフレーム共振状態に移行 |
アストレイレッドフレーム | “パワードレッド”状態に換装 |
トライバーニングガンダム | “バーニングバーストシステム発動” |
エクストリームガンダム type-レオスII Vs. | “ブーストモード”に換装 |
一部の機体は、バーストアタック発動時に換装が行われたり、時限強化武装が使用されたりします。
▲ファントムガンダムは、バーストアタック発動時専用の換装形態に加えて、終了後にも特別な状態がある機体です。 |
換装が行われる場合、“意図しないタイミングで換装を行ってしまうしてしまう”とも“状態に左右されずに換装を行える”とも取れます。また、相手の攻撃でバーストアタックが中断されることも考慮する必要もあるため、周りの状況にも注意しておきましょう。
時限強化武装については、リロードが終わっていない時や使用回数がない時でも発動できるので、該当機体を選ぶ際には、積極的に使っていくのがいいでしょう。
ガンダムMk-II | スーパーガンダムに換装 |
キュベレイMk-II(プル) | “ニュータイプ能力”発動 |
キュベレイMk-II(プルツー) | “スーパーファンネルモード”に換装 |
ザクIII改 | “強化人間の力”発動 |
ヴィクトリーガンダム | “ビーム・スマートガン&オーバーハング・キャノン【最大出力】”でVダッシュガンダムに換装 “パーツアタック”でヴィクトリーガンダムに換装 |
ノーベルガンダム | “バーサーカーモード”に換装 |
ガンダムX(ディバイダー時) | ガンダムXに換装 |
ストライクガンダム | “I.W.S.P.”に換装(中断された場合は、中断時の状態を維持) |
デュエルガンダムアサルトシュラウド | デュエルガンダムに換装 |
ガイアガンダム | モビルスーツに換装 |
アカツキ | シラヌイ装備に換装 |
ガンダムデュナメス | GNフルシールド装備時でも通常時に移行 |
ティエレンタオツー | “ティエレン宇宙指揮官型 呼出【追従】”発動 |
リボーンズガンダム | ガンダムモードに換装 |
フルアーマー・ユニコーンガンダム(第一、二形態) | フルアーマー・ユニコーンガンダム(第三形態)に換装 |
ユニコーンガンダム | “デストロイモード”に換装 |
ガンダムAGE-1 | ガンダムAGE-1 ノーマルに換装(中断された場合は、中断時の状態を維持) |
ガンダムAGE-2 | ガンダムAGE-2 ダブルバレットに換装(中断された場合は、中断時の状態を維持) |
ガンダムAGE-3 | ガンダムAGE-3 フォートレスに換装(中断された場合は、中断時の状態を維持) |
ゼイドラ | “Xラウンダー解放”発動 |
G-セルフ(パーフェクトパック) | ノーマルモードに換装 |
G-セルフ | 宇宙用パックに換装 |
アレックス(チョバムアーマー装着時) | チョバムアーマーパージ時に換装 |
ガーベラ・テトラ | “シュツルム・ブースター”発動状態に換装(格闘CSを使用した後でも換装される。格闘CSが未使用の場合は、ゲージが消失) |
ガンダムEz8 | “180mmキャノンモード”に換装(中断された場合は、中断時の状態を維持) |
ヒルドルブ | タンク形態に換装 |
クロスボーン・ガンダムX3 | “セーフティ解除”発動 |
ファントムガンダム | “二段階強制放熱モード”発動。 |
アストレイレッドフレーム改 | “タクティカルアームズIIL【デルタフォーム】”に移行 |
アストレイレッドフレーム(レッドドラゴン) | “リミッター全開解除アタック!&赤い衝撃”で“最カッコいいぜ!”発動 |
騎士ガンダム | “フルアーマー騎士ガンダム”に換装 |
ジオング、百式、ガンダムエクシア、ザクアメイジングは、残りコストが自機のコスト以下の状態で撃破される量のダメージを受けると、特殊な状態(通称、復活)に換装されます。
換装後は性能が弱体化するので戦闘の続行は難しいですが、敗北ではありません。試合を決めるための攻撃が1回多く必要となるため、使用する側もされる側も注意が必要です。
ジオング
頭部だけをパージして“ジオングヘッド”状態になり、耐久が100まで回復します。武装が変化し、各種機体性能が低下します。
頭部だけになるという都合上、サイズはかなり小さくなります。ジオングの機体サイズが大きいこともあり、その差はかなりのもの。機動力の低下が激しくガードを行えないうえに、格闘がなくなり、戦闘を続行することはかなり困難です。
百式
左腕と左脚が破壊され、耐久が100まで回復します。武装が変化し、各種機体性能が低下する他、メイン射撃武装の“ビーム・ライフル”の手動リロードや変形行動ができなくなります。
メイン射撃武装がエクストリームバーストでしかリロードできない点がかなりの重荷となりますが、幸い特殊格闘武装の“Zガンダム 呼出”がそのまま使用できます。また、振り向き撃ちから特殊射撃の頭部バルカンで落下することが可能。
ガンダムエクシア
“ガンダムエクシアリペア”に換装され、耐久が100まで回復します。武装が変化し各種機体性能が低下するうえに、ガードが不可能になります。
性能こそ下がりますが、特殊格闘のGNソードを使ったアクションや後格闘の飛び上がる格闘(通称、ピョン格)などはそのまま使用可能。復活機能を持った機体の中では戦える機体といえるのですが、基本的に厳しいことは忘れないように。
ザクアメイジング
装甲や武装などを合体させた“アメイジングブースター”の状態に。換装後は、耐久値が100になり武装が変化する他、操作方法が独自のものに変わります。
この状態では、ステップやブーストボタンによる上昇ができなくなり、移動していると高度が少しづつ落ちていきます。操作感の変化もあって、戦うのはかなり厳しい状態です。
本作における変形アクションの中には、変形したガンダムアシュタロン・ハーミットクラブに乗るガンダムヴァサーゴ・チェストブレイクや、“アサルトパック”に換装するG-セルフなど、操作機体が変形しないものも含まれています。
また、変形アクションを持つ機体の中には、変形時に独特の仕様・現象を行うケースが存在します。
▲ゴールドスモーは変形解除のたびにスカートを切り離します。スカートには当たり判定があるので、格闘が得意な機体が接近してきた時に役立つかもしれません。 |
百式 | ・変形を行うごとに“ドダイ改”が出現(本体から離れた“ドダイ改”には当たり判定がある)。 |
ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク | ・変形時、ステージ上にガンダムガンダムアシュタロン・ハーミットクラブがいる場合、状態にかかわらず即座に回収。 ・ガンダムアシュタロン・ハーミットクラブ部分にガード判定あり。 |
ゴールドスモー | ・変形を行うごとに“スカート”が出現(本体から離れた“スカート”には当たり判定がある)。 |
アリオスガンダム | ・変形時にGNアーチャーの行動はすべてキャンセルされる。また、変形時にいる場所にかかわらず、即座に後方に出現して合体。 |
ブレイヴ指揮官用試験機 | ・特殊格闘武装“急速変形”でのみ変形可能。 |
G-セルフ | ・変形時の特殊格闘武装“分離”で、アサルトパックが変形解除後も一定時間残留(当たり判定あり)。 |
Ex-Sガンダム | ・変形で射撃CSの頭部インコムを回収する。 |
ホットスクランブルガンダム | ・変形時、使用中の“フィン・ファンネル”をすべて回収する。 |
ここからは、本作からの新機体やアクションを中心に、本格的に明日役立つかわからない小ネタを紹介していきます。頭の片隅に置いておくと、負けてイライラしていたり落ち込んでいたりする時に心が和むかもしれません。
登場機体の当たり判定(攻撃が命中したと判定される部分)はある程度見た目通りになっています。そのため、ガンキャノンの“低反動キャノン砲【連射】”のような姿勢を変更する武装をタイミングよく使用すると、相手の攻撃を回避できます。
なお、一部の機体・武装には例外で、ナイチンゲール(バインダー先端部分)やガンダムマックスターの前格闘攻撃時、ガンダム・バエルの“バエル・ソード【高速移動突き】”使用時などは、見た目よりも当たり判定が小さい状態となっています。
ちなみに、高機動型ザクII後期型(ジョニー・ライデン機)の前特殊射撃の“ジャイアント・バズ”は両方の特徴を備えているようで、多くの攻撃を回避しつつ攻撃できます。
原作作品の演出の多くを武装・アクションに落とし込んでいる『機動戦士ガンダムVS.』シリーズ。その作りこみはかなりのもので、劇中を思わせる演出がそこかしこに取り入れられています。
例として、デルタプラスは変形時の特殊射撃武装“ビーム・マグナム”使用時に、シャンブロ戦と同様に腕がスパークします。なお、デメリットがあるわけではないので、安心して使用できます。
▲腕部がスパークしているのが見てとれます。 |
▲特殊格闘の“NT-Dシステム”が発動可能になると、装甲の間やシールドの裏のサイコフレームが赤く光るように。ゲージを見なくても、機体から状態を把握できます。 |
▲コレンカプルは、通信時にパイロットのコレン・ナンダーが手を振ってくれる『∀ガンダム』らしいアクションを披露してくれます。カプルはソシエが行います。 |
▲ガンダムハルートは、マルートモード発動時に目が6つに展開します。 |
▲エクストリームバースト発動時のガンダムレギルスは、ツインアイ状態になり、バックパックの翼が展開します。 |
また、特定の演出ではありませんが、モデルの作りこみがよくわかる部分として、ザクアメイジングは高機動型ザクIIのガンプラがベースとなっているため、注意して見てみるとアメイジングブースター以外の部分もシャア専用ザクとは異なるディテールになっています。
▲よく見ると、胴体やスカート部分の配色も異なっています。 |
レギュレーションは、“敗北時のリザルト画面で爆散する機体を集計(一部分の身が爆散する場合は除外)”、“撃破後の残骸のみ(爆発しない)の場合は除外”、“パイロットの生死は問わない(脱出ポッドなどでの脱出もOK)”で集計しました。
記事作成時の集計結果は29機が当てはまり、アクションを行いながら爆発したり自爆したりなど、さまざまなパターンがありました。
自爆
直立した状態から自爆するアクションで、『新機動戦記ガンダムW』、『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場したガンダムチームが該当しています。
実際のところ、プレイアブル機体で劇中にて自爆をしたのはガンダムデスサイズヘル(EW版)、ガンダムヘビーアームズ改(EW版)のみですが、劇中でガンダムの自爆(および未遂)の描写が他の作品に比べて多かったこともあり、違和感のないものとなっています。
該当機体
ウイングガンダムゼロ
アルトロンガンダム
ガンダムサンドロック改
ウイングガンダムゼロ(EW版)
ガンダムデスサイズヘル(EW版)
ガンダムヘビーアームズ改(EW版)
無傷→爆発
ほぼ無傷の状態から爆発するもので、原作にて無傷の状態から致命的な一撃を受けて爆散……という末路をたどった機体が多く該当しています。
漂っているような体勢からの爆発が主ですが、爆発前に飛びさったり、機体にスパークが走ったりと、機体によっては原作を思わせる様子を確認できます。
該当機体
ギャン
メッサーラ
バウンド・ドック
ザクIII改
ヤクト・ドーガ
トールギスII
ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク
レイダーガンダム
ブレイヴ指揮官用試験機
ファルシア
ガーベラ・テトラ
ヅダ
イフリート改
破損状態→爆発
機体が損傷した状態から爆発するモーションで、主に原作で激戦の末に撃破された機体が該当しています。
ブリッツガンダムとガンダムレギルスは、他の機体の武装のみが映り込むという、全機体で見ても珍しい内容となっています。
該当機体
キュベレイ
リ・ガズィ
ブリッツガンダム
グフイグナイテッド
ガンダムハルート
ガンダムレギルス
サイコ・ザク
ハイペリオンガンダム
爆発&脱出アクション
機体の爆発と同時にコアファイターや脱出ポッドが作動。パイロットが脱出するという内容。劇中で爆発時に脱出機能を作動させたケース自体が少ないこともあり、該当機体は“アルケーガンダム”、“ハンブラビ”の2体のみです。
該当機体
ハンブラビ
アルケーガンダム
※掲載内容は記事作成時のもので、アップデートなどで変更になる可能性がある。
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
データ