2019年4月26日(金)
プロトタイプは、Nintendo Switch用ソフト『グリザイアの果実・迷宮・楽園 フルパッケージ』を2019年秋に発売します。価格はパッケージ版が7,776円(税込)、ダウンロード版が6,800円(税込)です。
フロントウイングの設立10周年記念作品として制作され、大きな話題を呼んだPC用アドベンチャーゲーム『グリザイアの果実』は、続編『グリザイアの迷宮』、シリーズ完結編『グリザイアの楽園』とともに大ヒットしました。
スピンオフ作品の発売やコミカライズ、2014年にはTVアニメも放送され、描き下ろしビジュアルを多数追加し、発売されたPSP版とPS Vita版も好評を博しています。
Nintendo Switch版では、『グリザイアの果実』シリーズ3部作とサイドエピソードを1パッケージに収録。『グリザイアの果実』シリーズのメインストーリーを1本で楽しめる他、テキストは日本語と英語の2言語に対応しています。
Nintendo Switch版には『グリザイアの果実』、『グリザイアの迷宮』の“アフターストーリー”、“カプリスの繭”、“ショートショートシナリオ”、『グリザイアの楽園』の“ブランエールの種”、“プロローグ”の他、サイドエピソードの“グリザイアの有閑”、“グリザイアの残光”、“グリザイアの旋律”が収録されています。
『グリザイアの果実』シリーズのメインストーリーを1パッケージで楽しめます。
テキストは日本語と英語の2言語に対応しています(ボイスは日本語のみ)。ゲーム本編はもちろん、環境設定やデジタルマニュアルなども対応しており、ゲーム中いつでも表示言語の切り替えが可能です。
Joy-Conを本体にセットした携帯モードでのプレイはもちろん、タッチスクリーン操作にフル対応しているためJoy-Conを外した本体のみの状態でもプレイできます。
また、テーブルモード、TVモード時には、右側のJoy-Con1つですべての操作を行うこともできるため、片手でのプレイも可能です。
首都圏から車で2時間ほどの郊外に建つ、非常に立派な設備を有するとてもキレイな学園。しかし、その周囲は高い塀に囲まれており、周辺でも特別視されています。
在籍している学生は、たった5人の少女とそこへ転入してきた風見雄二の6人のみ。どんな目的で設立されたのか、謎の多い学園です。
全寮制で、寮内にはそれぞれの部屋の他、コミュニティースペース、自動販売機やマンガ本も用意されたランドリー、大浴場などの設備が整っています。
謎多き主人公・風見雄二とそれぞれに事情を抱えたヒロイン5人の出会いと交流が描かれます。
プロローグ
──その学園は、少女たちの果樹園だった。
外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした1人の少年。守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、その少年に残されたのは首につながれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。そして少年は、その学園で少女たちと出会い、新たな希望を見つけ出す。
──その少女は、生まれてきたことがすでに間違いだった。逆らった罪──。──生きながらの死。誰も守ってなんかくれない──。──そして生き残った罰。
そこは、少女たちの果樹園。彼女たちは、後悔の樹に実った懺悔の果実。そんな少女たちに、俺に一体何ができる……? それは、1人の少年が夢見た永遠の希望──。
プロローグ
──これでよかったのだろうか?
それは1分1秒とてゆるがせにできない日々に生きてきた少年の中で、なんども繰り返された疑問。あたかも罪悪であるかのように感じる穏やかな日々の中で出会った少女たちは、かつての自分を見るようで少年の心を苛んだ。
──その少女が見つけた、生まれてきたことの意味。偽る必要のない本当の自分──。──必死に生きるとはどういうことか。守られる側から守る側へ──。──生きていてよかった、本当によかった。
少年の干渉を切っ掛けに、少女たちの灰色の果樹園は再び色づき始めた。永遠を手に入れてやることはできない。だが、つかんだその手を放さずにいることぐらいはできるだろう。
それは、1人の少年が胸に秘めた1つの決意──。
アフターストーリー
『グリザイアの果実』で結ばれた雄二とヒロイン5人それぞれとのその後を描いた5本の後日談。ラブラブな恋人模様はもちろん、ヒロインの成長を感じたり、シリーズ最大の謎にかかわる伏線も描かれます。
カプリスの繭(雄二過去編)
雄二が転入生として美浜学園へ訪れるまでが明らかになります。家族の死、テロリスト養成所での訓練など凄絶な過去が描かれ、そのクライマックスは完結編『グリザイアの楽園』の“ブランエールの種”へ続いていきます。
ショートショートシナリオ
コミカルでとってもゆる~いショートストーリーを多数収録。キュートなヒロインたちを楽しめます。
プロローグ
──ずっと変わらないと思っていた学園生活。
皆と同じ方角を向き、同じ足並みで歩んでいると、いつしか感じ始める錯覚。このまま皆と同じ道を行けば、同じ場所にたどり着けると信じてしまう。
そしてふと気付いてしまう。人の数だけ歩んできた道があるように、人生に同じ道などないのだということに。
──麻子、俺、もう5人救ったぜ? だから、もういいよな……? 俺、もう死んでも……いいんだよな……? わかってる、たとえ誰かを救っても、俺の過去はなかったことにはならない。それでも、笑って死ぬって、こういうことなんだろう?
もう会えないかも知れない。それでもずっと、思い出は胸にある。だがこの世の中、そんな言葉だけで満足するほどかわいらしい女ばかりではない。
それは、1人の少年が実感した、たった1つの真実──。
ブランエールの種
『グリザイアの迷宮』の雄二過去編“カプリスの繭”に続く物語です。“カプリスの繭”のラストで雄二の前に現れたテロリスト“ヒース・オスロ”。彼が政府機関にもちかけた“取引”により、雄二の身柄は拘束されてしまいます。
それを知った5人のヒロインたちは、雄二を救うべく国家規模の陰謀に立ち向かっていき──。
プロローグ
『グリザイアの果実』の前日譚。雄二が転入生として訪れる以前の美浜学園が描かれます。
学園の設立当初から在学している“榊由美子”。そこへ2人目の生徒“周防天音”が入学してきます。1人、また1人と生徒が増えていく中で、ヒロインたちは何を感じ成長していくのか……。
グリザイアの有閑
『グリザイアの果実』の後日談。美浜学園のヒロインたちの1日を描いたドタバタ劇となっています。
松嶋みちるが中心となり、意識の高い活動をしようと、小嶺幸たちの協力のもと、新たな部活動を開発しようとすることに。雄二不在の美浜学園に巻き起こる大騒ぎとは……?
グリザイアの残光
天涯孤独となり、国際テロリストに利用されていた幼いころの雄二が、国の機関であるCIRS(サーズ)に所属するエージェント・日下部麻子に助け出され、彼女に育てられていた時期の物語です。
『グリザイアの迷宮」の雄二過去編“カプリスの繭”の空白をつなぐミッシングリンク。秘められた麻子と雄二の逸話が明かされます。
グリザイアの旋律
雄二が先代である日麻子からナンバー9029を正式に引き継いで間もないころ、国内および海外を飛び回りながら、数々の任務をこなしていた時代の物語です。本編には登場しない“マリオン”と“イザベラ”も活躍します。
主人公。たった5人しか学生のいない美浜学園に、ある日突然やってきた転入生です。幼いころに事故で姉を亡くし、両親と死別して以降の詳細な経歴は不明でしたが、現在はドイツ人の養親に引き取られています。
口数が少なく、非常に落ち着いた性格をしていますが、浮世離れした言動や行動が目立ち、いかにも“ワケあり”な部分を感じさせる謎の男です。養親と同じ職場でアルバイトに励みながら日々を真剣に生きています。
黒髪のロングヘアーが似合う美少女。自分のペースを崩されることを極端に嫌い、他人を寄せ付けないため孤立することが多いです。
クールビューティーと言えば聞こえはいいですが、実際は人付き合いが苦手で、警戒心がとても強いです。庶民じみた食事や趣味を好むといった、お嬢様らしからぬ意外な一面をみせることも。
学園唯一の3年生。面倒見のいい姉御肌で、主人公にも何かと世話を焼きたがります。みんなに慕われる人気者で、しっかり者の印象が強いですが、天然ボケなのか、子供っぽいイタズラをすることも。
実家は銀座に本店を構える老舗料亭で、料理には自信あり。とてもスタイルがよく、ちょっとエッチなお姉さんです。
金髪ツインテールに天の邪鬼な言動がトレードマークの女の子。明るく元気で、クラスのムードメーカー的存在です。勉強はかわいそうなくらいに残念な成績らしい。
酸っぱいものが苦手らしいですが、何故か無理をしてビタミンCを過剰摂取しています。強いブリーチによる頭皮の痛みに耐え抜いた末の賜物である金髪ツインテールと日ごろのたゆまぬ訓練のもと、ツンデレキャラを演じています。
身長も低く、舌っ足らずなしゃべり方ゆえ、幼く見えます。最初は主人公に対して人見知りをしていたが、ある時から“お兄ちゃん”と呼んで懐くように。
天真爛漫で自由奔放と言えば聞こえはいいですが、一言で言ってしまえば“アホ”と表現できなくもない……つかみどころのない子です。実家は日本を裏から牛耳っているという噂の大財閥らしいが……。
その服装のせいで、初対面の人間からは必ず“メイド”として認識されてしまう女の子。周りに勧められて着て以来、授業以外はつねにメイド服を着用しています。
性格も真面目・穏和・控えめと三拍子揃ったメイド気質。さらに行動力も兼ね備えており、一番下の学年でありながらクラス委員長を任されています。
幼い容姿ゆえ、中学生に間違えられることもしばしば。しかしその実態は県知事の娘であり、私立美浜学園常任理事・学園長です。
よく言えば“おっとり”、正直に言えば“鈍くさい”性格は、何でも相談できるよき理解者として学生からの信頼も厚いです。
旧名はJulia・Bardera(ジュリア・バルデラ)であり、親しい者からは“JB”という愛称で呼ばれています。主人公・風見雄二の現養親であり、アルバイト先の上司(保護管理官)を務めています。
生真面目で職人気質なドイツ人の父、陽気で皮肉屋なイタリア人の母との間に生まれ、父親の性格と母親の容姿を受け継いでいます。
風見雄二の姉。学術・芸術の分野において類い稀なる知識と才能を持っています。言葉を選ばない言動で周囲から忌避されがちですが、優しさと厳しさを同時に内包する天才少女です。
数年前に起きた“滝園学園マイクロバス転落事故”で死亡が確認されています。
風見雄二の師匠にして最強の女。性格は大雑把でデタラメです。詳細はおろか、組織の正式名称さえ表立つことのない政府の“特別の機関”であるCIRSに所属する特殊工作員で、専門は潜入と強襲。格闘・戦闘術・遠距離精密射撃に優れています。
任務の際に救出した子供(雄二)を引き取り、国有地の管理人として山に篭り隠居生活をしていましたが、最後は雄二に病床を看取られ亡くなっています。
“ヒース・オスロ”の名の他にも複数の名を持ち、それらすべては偽名であるとされ、本名および出身地は不明。推定年齢40歳です。
元フランス外人部隊の傭兵で、上官をナイフで刺殺した容疑で更迭されました。その後スイスへ渡り、アフガニスタン、ユーゴスラビアと戦場を転戦。現在は戦争推進派のテロリストとして各国に警戒されています。
雄二の父親とは面識があり、雄二の父の死後は、孤児となった雄二を引き取り、一時期育てた経緯を持っています。
4月29日に東京ビッグサイトで開催されるイベント・キャラクターコンテンツ総合見本市“character1 2019”に、プロトタイプが出展します。
プロトタイプブースでは、発表直後の新作タイトルや発売前の話題作の試遊機が多数展示される他、会場でしか手に入らないレアアイテムが当たる抽選会が行われます。
▲QUOカード(『Summer Pockets』) | ▲A4クリアファイル(『グリザイア フルパッケージ』) |
▲A4クリアファイル(『Summer Pockets』) | ▲A4クリアファイル(『CLANNAD』) |
また、発表直後の最新作から発売前の話題作まで、最新ラインナップの情報が盛りだくさんの“プロトタイプ通信”最新号が無料配布されます。
■“character1 2019”概要
【日時】4月29日11:00~17:00
【会場】東京ビッグサイト西展示棟4階
【入場料】無料
【プロトタイプブース】ブースNo.311
【展示タイトル】
Nintendo Switch用ソフト『グリザイアの果実・迷宮・楽園 フルパッケージ』
Nintendo Switch用ソフト『Summer Pockets』
Nintendo Switch用ソフト『CLANNAD』
Nintendo Switch用ソフト『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』
・PS4用ソフト『FLOWERS 四季』
【参加方法】
・“character1 2019”関連ブースで配布の抽選券を持っている人
フロントウイング、ビジュアルアーツ、いずれかのブースで買い物すると抽選会参加券をもらえます。なお、定数に達し次第、配布終了となります。
・プロトタイプゲームソフトの取扱説明書を持っている人
取扱説明書の特定箇所に小さな受付印が押されます。
・プロトタイプゲームソフトの化粧紙を持っている人(PS4/Nintendo Switch)
プロトタイプのPS4/Nintendo Switch用ソフトは、デジタルマニュアルのため紙の取扱説明書が入っていません。パッケージの化粧紙(ジャケット紙)を持参してください。特定箇所に小さな受付印を押されます。
※列が形成された場合の抽選は2回までとなり、参加資格を3つ以上持っている人は再度並ぶことになります。
※プレゼントの在庫がなくなり次第、終了となります。
※当日の状況により、内容が変更となる場合があります。
(C)2019 Frontwing/PROTOTYPE
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