『アークザラッド』の名曲の数々が、ピアノ・ソロでよみがえる


  プレイステーション(以下・PS)初のRPGとしてユーザーの記憶に残り続ける『アークザラッド』(以下・『アーク』)シリーズ(ソニー・コンピュータエンタテインメント/PS)。その楽曲の数々をピアノ・ソロで収録したアルバム「Arc the Lad piano album」が発売される。
  今回のアルバムは、安藤まさひろ氏(T-SQUARE。ゲーム音楽は『アーク』シリーズだけでなく、『グランツーリスモ』シリーズも手がけている)のオリジナル曲を、奥慶一氏(元スペクトラム)がピアノ・ソロにアレンジしたもの。一般的にイメージされる「しっとりとした」ピアノ・ソロとは違い、やはりそこはゲーム音楽、時に勇ましく『アーク』の楽曲を弾き上げている。録音も、スタジオ録音ではなく、パルテノン多摩のホールで行われた。
『アーク』といえば、最初のタイトルのキャッチコピーが「光と音のRPG」だった。今、その音の部分が、新たな装いでよみがえる。これで、光の部分、グラフィックが強化されたPS2版『アークザラッドIV』が発表されれば、ファンにとっては言うことはないのだが。

■関連ホームページ

『アークザラッド』
http://arc.scei.co.jp/arcthelad.htm

アーク・エンタテインメント http://arc.scei.co.jp/


Arc the Lad piano album
Village Records Inc.
VRCH-5005
7月19日発売予定/\2,854・税別
アメリカでは、この秋、『アーク』シリーズ全タイトルを収めたボックスセットが発売されるという。ぜひ日本でも発売を検討してもらいたいところだ(写真は最新作『アークザラッドIII』)。
(C)1999 Sony Computer Entertainment,Inc.

■収録曲

01.アークザラッドのテーマ
02.アーク
03.WAY TO THE EARTH
04.四将軍戦闘
05.ワールドマップ
06.思い出
07.エルク
08.アカデミー
09.ラストバトル
10.MusicMan
11.エンディング
12.明日へ