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「GBA プロダクト発表会」にてGBA版『ポケモン』の存在も明らかに!


 本日3月7日に開催された「ゲームボーイアドバンス プロダクト発表会」にて、『ポケットモンスター』のGBAでの展開が2つ明らかにされた。これは、『ポケモン』総合プロデューサー・石原恒和氏から発表されたものだ。
 1つめは、現在国内で20億枚以上販売されている「ポケモンカード」と、GBAをリンクさせる構想だ。具体的には、「ポケモンカード」上にテキスト・映像・音声データをバーコードの形でプログラム化した「カードe」(仮称)を、GBAに接続した専用カードリーダー「カードeリーダー」(仮称)に通すことで、そのデータを読み取り、読み取ったデータをGBAに反映させるというもの。これにより、カードに記述されたモンスターの能力や特性、カードの使い方等をGBA上にビジュアル化することができることになる。また、カード1枚に小規模なゲームプログラムを入れることも可能だということなので、従来のカードゲームの概念を一新する可能性も期待できそうだ。
 なお、カードは「ポケモンカードeシリーズ」として、今秋発売予定。また、「カードeリーダー」は現在、任天堂とオリンパス光学工業の技術提携により開発中。こちらも今秋、日・米・欧で発売される予定だ。

 2つめは、『ポケットモンスター ゲームボーイアドバンス版』(仮称)が開発中であり、2002年に発売予定であることが発表された。同時に、新登場のポケモン3体と謎の少年トレーナーのイラストも公開。なんとこの新ポケモン3体は、今夏公開される映画「ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇/ピカチュウのドキドキかくれんぼ」に出演するとのこと。

 ファンにとっては、GBAに舞台を移した『ポケモン』の動向に、ますます目が離せなくなってきたところだろう。今後の展開に、大いに期待したいところだ!


■関連サイト
任天堂ホームページ
http://www.nintendo.co.jp/


カードを左から右へスライドさせてデータを読みとる。なお、1枚のカードに付き、データは縦に2064バイト、横に1296バイト分記憶可能。

実際にカードeを持ち、デモンストレーションを披露する石原氏。

ルリリ(左上)、カクレオン(右上)、ホエルコ(左下)、そしてナゾの少年トレーナー。

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