SCEは15日、米コネクティクス社と、エミュレーション技術の共同開発に関して合意したことを明らかにした。エミュレーションとは、特定のハード用に開発されたソフトを他のハード上で動作させる技術のこと。
コネクティクス社は、パソコン上でPS用ソフトをプレイできるエミュレーションソフト『バーチャル・ゲーム・ステーション』を開発・販売。SCEはこのソフトを知的所有権を侵害するものとして米国で訴訟を展開してきたが、今回の提携にあわせて訴訟から一転、和解することを決定した。
SCEによると、今回の合意は「今後エミュレーション技術がますます重要になる」との判断に基づくもので、これによりSCEはコネクティクスの持つ『バーチャル・ゲーム・ステーション』関連の技術を取得することになる。両社の提携によって、エミュレーション技術が飛躍的に進歩することは確実。今後はアンダーグラウンドにとどまらず、これらの技術が有効に活用されることに期待したい。
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SCE ニュースリリース
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