こちらDOL署 電撃刑事(デカ)
第1話:誰にも負けないスーパー刑事を考えろ
「刑事プロジェクト」キャンペーン第1弾はオリジナル刑事のイラスト募集企画!
サクセスの「刑事プロジェクト」キャンペーン第1弾に挑戦する電撃刑事たち。DOL署のボスは、普段から役に立たないことを考えているDOL署一の問題児・アフロに、企画への参加を命じた! ボスとDOL署一のキレ者・リエリエが、アフロの考え出したキャラクターにするどい突っ込みをいれる!?
キャンペーン詳細は公式ポータルサイトで!
こちらDOL署 電撃刑事(デカ)
第1話:誰にも負けないスーパー刑事を考えろ
「刑事プロジェクト」キャンペーン第1弾はオリジナル刑事のイラスト募集企画!
「電撃刑事」は賞品の力で動く(本気です)
ボス:お前も知っているとは思うが、サクセスが自分の考えた刑事(デカ)を募集している。上からの命令で我々も応募することになったわけだ。
アフロ:はぁ。
ボス:その大任をキミに任せたいわけだが、できるな?
アフロ:なんでオレが!?
ボス:そういうの得意だろ? 前も「僕の考えた『落シ刑事』」をリエリエに長々と語っていたじゃないか。
リエリエ:「マイク機能を使って、容疑者に「かあさんの歌」を聴かせる」とか延々と話していましたよね。あれは新手の拷問かと思いましたよ。
アフロ:まぁ、勝手な設定を考えるのは嫌いではないけど、いきなり言われてもねぇ……。
ボス:サクセスに応募して、公式サイトに掲載されれば「刑事認定証」がもらえるらしいぞ?
アフロ:オレ、もう刑事だもん。
リエリエ:「刑事認定証」という名前の「図書カード500円券」ですよ?
アフロ:何!? いいものがもらえるじゃないか! やるやる、オレが応募する!
リエリエ:あっ、電撃刑事だからって、黄色い電気ネズミ刑事とか描いたらダメですよ? あと、『野獣刑事』と『落シ刑事』に出てくるキャラクターを改造するのもダメですからね。
アフロ:そういう方向性があったか!
ボス:(……余計な知恵を与えるなよ)
▲今回の企画を任されたアフロ。アフロでかすぎない?
机に向かってオリジナル刑事のネタを考え中。
▲左から、DOL署のボス、『野獣刑事』八重洲署ボス、『落シ刑事』出島署ボス。
いつでもTシャツのDOL署ボス。貫禄に差が……!
真面目に外の様子を伺っているように見えますが、視線の先はDOL署の目の前の小学校です。
▲個性的な刑事ばかりが集まる、『野獣刑事』と『落シ刑事』の登場人物たち。
彼らに負けないスーパー刑事を考え出すことができるのか!?
「電撃刑事」は電気の力で動く……かもしれない
アフロ:そんなわけで「僕の考えた電撃刑事」。構想3日、実作業2時間の超大作!(ジャン)
▲「ロボなので24時間活動可能。ロボなので締め切り厳守。ロボなので原稿料とかいらない。
まさに夢の刑事よ! (アフロ談)」。すでに方向性から間違っている気が……。
リエリエ:ロボ!? ドリル!?
アフロ:電撃といえば電気、電気といえばロボ!
ボス:無駄な立体感がむかつくな。
アフロ:ドリルは、閉塞した社会に風穴を開けて、子どもたちが笑ってすごせる世界になるように、という願いを込めて装備。
ボス:無駄に深い理由だな。
アフロ:あと、犯罪者の脳天にも風穴を……。
ボス:問題発言はやめろ!
リエリエ:なんでキャタピラ? 二足歩行なのになんでキャタピラがついているんですか!?
アフロ:アフロと無限軌道は男の夢。女子どもにゃわかるまい。ねぇ、ボス?
ボス:いや、オレにもわかんねぇよ。
アフロ:ロマンのわからん野暮天はさておき、必殺逮捕技は「キミに電撃!!」。どんな軽犯罪者も消し炭に! 裁判費用まで節約できるという社会に優しい親切設計!!
ボス:だから、問題発言はやめろと!
アフロ:「必ず殺す」と書いて「必殺」。犯罪者1人殺せない必殺技があるものか!
リエリエ:というか、刑事にそんな物騒な「必殺逮捕技」なんて必要なんですか?
アフロ:だって、『野獣刑事』で使ってるもん。敵に囲まれた時に使えば、一気に敵を吹き飛ばせるんだぜ!
▲『野獣刑事』に登場する“宍戸”刑事と“兵藤”刑事の「必殺逮捕技」がこちら。
「八重洲署のやつらになんか、負けてられないぜ! (アフロ談)」。
どう見ても、犯罪者を殺すところまではいっていない。
リエリエ:どっちもレーザービームなんて、使ってないじゃないですか! そんな危なっかしい刑事、現場に出せません!
アフロ:ふっ。頭の固いキミたちの突っ込みなど、すでに予想済みよ! そこで!(ジャン)
▲「強力な攻撃手段とは裏腹に、ダンボールの中でうずくまっている姿が
ご婦人方の庇護欲をそそってやまない感じ?(アフロ談)」。……ってそうか?
アフロ:署の片隅に打ち捨てられているという設定でどうか?
リエリエ:いやいやいやいや。そんなオチまで用意しなくていいですから!
ボス:つうかさ、いまさらだけどギャル分が足りなくねぇ? 電撃といえばギャルだろう?
▲『野獣刑事』と『落シ刑事』にも、きちんとギャルが登場します。
「ギャル好きのDOL読者の皆さん、ご安心を! (ボス談)」。
リエリエ:「電撃といえばギャル」って……、その先入観はおかしいと思いますが。
アフロ:そう思い、こんなものをご用意。(ジャン)
リエリエ:アンタ、一体どれだけ用意してきているんですか!?
▲ギャル分が足りないと感じるあなたのためにアフロがご用意!
これまた変な方向で気合が入っているのだが……。
リエリエ&ボス:……。
アフロ:電撃刑事の中の人。リエリエをイメージしてみた。あと髪の毛がビミョーに電撃マークっぽいのが、チャームポイント。
リエリエ:(え! これ私なの!?)
ボス:(どこだ!? どこから突っ込みを入れればいい!?)
アフロ:徹夜明けの、見る者を射殺す視線と、ボサボサの髪から発生する静電気が化学的に融合して「キミに電撃!!」が発動するという設定。
リエリエ:いやいやいや、そんな設定はどうでもいいです! なんで、「ギャル分が足りないね」って流れでこんな刑事が出てくるんですか! 私、普段こんなにひどいですか!?
ボス:その前に「中の人」ってなんだ!? どう考えても入れないだろう! つうか、リエリエに謝れ!
アフロ:そこはイメージなので。別に、実際のリエリエがこんな感じだと言っているわけではないですから。
ボス:ぐっ。(こんな時だけ正論を吐きやがる)
アフロ:とはいうものの、この刑事がロボの中に入っているというのは、確かに無理があるな。……逆に、ロボが彼女の中に入っているという設定で。
リエリエ:それはそれで気持ち悪いですよ! というか、説明に思いっきり悪意がにじみ出ているんですが? これも、私をイメージしたの?
アフロ:ソンナコトハナイヨ?
アフロ その愛と死
(その日の夜……)
アフロ:さぁて! 無事にオリジナル刑事を考えたし、あとはサクセスに応募するだけだな! これで賞品の「刑事認定証」がもらえるぜ!
リエリエ:クケケケケケケ!
アフロ:リエリエ!?
リエリエ:あんな刑事を考えておいて、無事に夜が過ごせると思うなよ!
アフロ:そんなことをしたら、優秀なDOL署の刑事たちにすぐに捕まるぞ!
リエリエ:アハハハ! ボスの許可はすでに降りているのよ! くらえっ! 必殺逮捕技「キミに電撃!!」
アフロ:ボぉぉおおおおおおおおおス!!!! なんじゃこりゃああぁぁぁああ!!!!
ボス:さて、これで問題児が片付いた、じゃなかった企画1回目にして尊い犠牲が出てしまった。まぁ、あんな刑事を応募されたんじゃ、DOL署の信頼に関わるからな。
リエリエ:アフロさんの犠牲を無駄にしないためにも、必ずこの企画を成功させなくてはいけませんね。
ボス:とりあえずメシでも食いに行くか。
リエリエ:そうですね。
▲さらばアフロ。キミのことをDOL署の人間は忘れても、きっと読者が忘れない(かもしれない)。
次回予告:電撃刑事VSまり蔵探偵事務所!
DOL署一のキレ者“リエリエ”が、「まり探」とキャンペーン第2弾で対決!?
「刑事プロジェクト」キャンペーン第2弾は、「刑事プロジェクト」の関連サイトからキーワード(証拠)を探し出す「証拠を集めてホシを落とせ!」だ。「まり蔵探偵事務所」にその証拠があるという情報を得た“リエリエ”が、探偵事務所に突入!? 探偵と刑事の激しい推理バトルが始まる!