独自のHDRi機能にも注目の3万円台165Hz対応モニター『MOBIUZ EX2510S』【電撃ベストバイ2021】

電撃オンライン
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 電撃独自の視点で選出した“買って損なし”な逸品を紹介する特別企画“電撃ベストバイ2021”。

 今回はモニター部門から、BenQの165Hz対応モニター『MOBIUZ EX2510S』をご紹介します。

良コスパの165Hz対応モニター

 快適なゲーミング環境を構築するには欠かせないのがモニターです。

 解像度やリフレッシュレートを任意で変更できるPCゲーミングに加え、近年はPlayStation 5やXbox Series Xなどのゲームコンソールも高解像度・高リフレッシュレート対応を果たしていることから、便利に使える場面が増えてきています。

 今回ベストバイに選定したのは、解像度フルHD・リフレッシュレート165Hz表示に対応したBenQの『MOBIUZ EX2510S』です。

 ゲーミングモニターの選び方はさまざまですが、オーソドックスなフルHD解像度でハイリフレッシュレートに対応し、FreeSync Premiumによる画面同期、HDR準拠といった付加価値もあって3万円台、というコストパフォーマンスの良さが人気を集めています。

  • ▲シャープな外観が印象的な『MOBIUZ EX2510S』。パネル部分の右下にあるのが“HDRi”スイッチです。

 先に述べた通り、本製品の解像度はフルHDで、リフレッシュレートは165Hz。

 どちらもゲーミングディスプレーとしては扱いやすいスペックで、PCゲーミングはもちろん、最大120fps表示に対応するPlayStation 5やXbox Series Xでの利用も可能です。

 応答速度は1ms(MPRT)で、FreeSync Premiumによる画面同期に対応するなど、基本的なゲーム向け機能はしっかり整えています。

 色変化に強く視野角も広いIPSパネルを搭載し、色域はsRGBカバー率99%と、ゲーム以外の用途でもマルチに使いやすい製品と言えるでしょう。

  • ▲映像出力はHDMI 2.0x2、Display Port 1.2×1の3系統。

よりリッチな映像が楽しめる独自機能“HDRi”搭載

 独自の機能として、“HDRi”を用意するのもポイントです。本製品はHDR10規格に準拠しており、対応ハードを用意することでHDR表示が可能ですが、そこに独自の自動調節機能“ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)”を組み合わせることで、輝度と色温度を環境に最適化した状態でHDR映像を表示できるとしています。

 HDR表示に対応するハードとタイトルがあれば、リッチな画面表示を楽しめるでしょう。

  • ▲HDRと輝度・色温度の自動調整を組み合わせた独自機能“HDRi”を搭載。HDR非対応環境でのエミュレート表示にも対応しています。

 また、2.5Wのスピーカーを2基内蔵しており、別途スピーカーを用意する必要はありません。

 独自の“treVoloスピーカー”を採用することで音質にもこだわっているようで、実際にゲーム音を聴いてみると十分に映像に負けない迫力があります。

 ゲームや映像作品、音楽に合わせたサウンド調整も可能であるなど、行き届いた配慮も魅力的です。

  • ▲OSD操作用のトグルスイッチやボタンは背面に配置されています。

 実売価格は33,800円前後と、フルHD解像度のディスプレーとしてはほどよい価格感。

 用途を選ばず活用しやすい特徴を考えれば、初めてのゲーミングディスプレーとしても有力な選択肢ではないかと思います。

 年末年始のゲーミングライフを、『MOBIUZ EX2510S』で充実させてみてはいかがでしょうか。

© BenQ Corporation.

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