バルダーズ・ゲート3攻略:初心者ガイド。初心者でも扱いやすいおすすめ呪文をピックアップ! 精神集中の仕組みも解説

hororo
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 話題作『バルダーズ・ゲート3』の初心者ガイド第7弾は、初心者におすすめの呪文解説です。本作にはさまざまな呪文が登場しますが、わかりやすい効果から、一見しただけでは使い方がわからないものまで多種多様。

 とくに魔法使い系のクラスを使っていると、レベルアップのたびに新しい呪文を習得するため、どれを覚えればいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。

 そこで今回の記事では、序盤で覚えられる呪文のなかから、初心者にも扱いやすく便利なものをいくつかピックアップして解説していきます。

『バルダーズ・ゲート3』攻略バックナンバー

初心者でも扱いやすい呪文を一挙紹介! 精神集中の仕組みもあわせて解説【バルダーズ・ゲート3攻略】

 それでは探索時に役立つ呪文と、戦闘時に役立つ呪文に分けて紹介していきます。なお、習得できる呪文はクラスやサブクラスによって変わるため、編成によっては誰も習得できない場合もあるかもしれません。

 とはいえ、編成は野営地で簡単に変更できるため、もしこれらの呪文が必要だと感じたら、編成の味変的な感覚でいろいろ試してみてもらえればと思います。

探索でのおすすめ呪文

●動物との会話/死者との会話

 探索で役立つ呪文で代表的なものは、動物と会話ができるようになる“動物との会話”と、死体から情報を得られる“死者との会話”。

 本作では意外と動物や死体が重要な情報を持っていることも多く、情報収集用の呪文としてはあなどれません。

 死者との会話については、同じ死体から聞けるのは5つの質問まで。1つの質問をしたあとに別の選択肢が出ることもあるので、本当に必要なことから順に聞いていくようにしましょう。

 ちなみに、自分が殺した相手や、欠損がひどい死体、(ゲームとして)情報を持たない死体などは呪文をかけても反応しません。

●導き/友情

 “導き”や“友情”はNPCとの会話の判定で役立つ呪文。事前に唱えておく必要はなく、会話の判定画面に入ったあとでボーナスとして追加できるのが優秀です。パーティに1人はこの手の呪文を使えるメンバーを入れておくと、会話の判定の安定度がグッと高まります。

●ガス化形態/拡大と縮小

 フィールドを探索していると、まれに小さな穴を発見することがあると思います。しかし、調べても入れないため、放置してしまった経験があるのではないでしょうか。

 そんなときに役立つのが“ガス化形態”と“拡大と縮小”の呪文。これらの呪文の効果中は小さな穴に入ることができるようになります。パーティにウィザードやソーサラーを入れている場合は、どちらかを習得させておくと役立ちます。

●飛行付与/強化跳躍/軟着陸

 本作では徒歩で行けないような場所にもアイテムが隠されていることがあります。ほとんどはジャンプで届くのですが、中には通常のジャンプの距離では難しい場所も……。

 そんなときに役立つのが“飛行付与”や“強化跳躍”です。これらの呪文があれば、かなり離れた場所にも移動できるように! 瞬間移動する“霧渡り”も同様に使うことができますが、こちらは対象が自分のみなので、個人的には飛行付与をおすすめします。

 似たような使い方として“軟着陸”という呪文も。こちらは落下時のダメージをなくす呪文なので、遠くに移動できるというものではありません。しかし「ここから落ちたらなにかありそうなのになあ……」と感じる場所がそこそこ出てくるので、呪文習得数に余裕があるなら覚えておくといいでしょう。

戦闘でのおすすめ呪文

●祝福/破滅の予感

 “祝福”は味方の攻撃ロールに有利を与える呪文。レベル1の段階で3人に“有利”を付与できるため、かなりコストパフォーマンスに優れた呪文といえるでしょう。

 似たような呪文として“破滅の予感”があります。こちらは敵3体を対象として“不利”を付与する呪文。攻撃力が高い敵がいる場合は、“破滅の予感”を使うことで、こちらの火ダメージを抑えることも有効です。ただし、敵を対象にする以上セーヴィングが発生するため、確実性としては祝福のほうが上。

 なお、こういった“効果が継続する呪文”の多くは、精神集中というものが発生します。この仕組みについては最後に解説するため、まだ仕様を理解していないという方はご覧ください。

●悪意ある嘲り

 覚えられるクラスは限られますが、攻撃呪文としておすすめなのは“悪意ある嘲り”。ダメージは1d4と控えめですが、敵の攻撃ロールに“不利”を付けることができます。何より初級呪文なので、ノーコストで使えるのが頼もしい! ただし、攻撃が当たるかどうかはACではなく判断力セーヴィングで判定される点には注意。

●魔法の矢

 ダメージを与える呪文のなかでも、序盤から使いやすいのは“魔法の矢”。1d4ダメージと威力は控えめですが、同時に3発撃つことができます。最も魅力なのは、必中であるということ! 射程内の敵であれば、射線を無視して確実に敵に命中します。

 呪文レベルが上がると同時発射数も増えていくため、出せるダメージも向上。迷ったらとりあえずコレというくらい、安定感の高い呪文です。

●火球

 「D&D」の高火力呪文の代表例としてよく挙げられるのが“火球”です。8d6の範囲ダメージで、敵が固まっている場所に撃てれば、かなりの総ダメージ量を見込めます。

 当たるかどうかは敏捷力セーヴィングしだいですが、セーヴィングに成功されても半分のダメージが入るため、火への抵抗を持たない限りは確実にダメージを与えられます。当然ですが、味方も巻き込んでしまうため、落とす場所には注意しましょう。

●みぞれ混じりの嵐

 “みぞれ混じりの嵐”の特徴は、精神集中を妨害できる点。精神集中が必要な呪文は、相手にするとやっかいなものばかりなので、早めに中断させたいのですが、確実に中断させられる手段は多くありません。

 この呪文であれば確実に止められるうえ、生成された氷の表面による足止め効果も見込めるため、一石二鳥。敵に魔法使いがいる場合に活躍するはずです。

●守りの紐帯

 対象にした相手にダメージ抵抗(受けるダメージを半減)を付与したうえでACとセーヴィング・スローに+1のボーナスを与える呪文。その代わり、その味方がダメージを受けた場合、術者も同等のダメージを受けるという支援呪文です。

 もともと高ACを持つ壁役に使用することで、前衛としての安定感をさらに向上させられます。壁役がダメージを受けたときのために、術者はある程度HPを高く保っておく必要があるものの、一度使えば大休憩を取るまで有効なのも嬉しいところ。

●聖域

 呪文の対象になった相手が敵から攻撃されなくなる呪文。戦闘不能から回復したばかりでHPの低いキャラクターを保護したり、狙ってほしくない仲間に使ったりして安全を確保できます。ボーナス・アクションで使えるのも便利。

 ただし、対象のキャラクターが攻撃などの特定の行動を取ると解除されてしまうため注意しましょう。

●霧渡り

 ボーナス・アクションで行える瞬間移動呪文。魔法使い系のクラスは接近されるのが一番イヤなので、近づかれた時の脱出手段として覚えておくと活躍します。

●呪文妨害

 リアクション(相手の行動を引き金として発動できるアクション)で、敵の呪文を打ち消せる呪文。呪文スロットを消費しますが、相手の強力な呪文を確実に妨害できるのがとても便利です。

●癒しの言葉

 低レベル時から使える回復呪文。回復量は微々たるものですが、ボーナス・アクションかつ遠距離の味方を回復できるのが強み。中盤以降では、発動時の呪文レベルを上げることで回復量が増加しますし、回復呪文に追加効果を与える装備などが増えてくるため、有用性がさらに向上します。

呪文の効果の継続に必要な精神集中とは?

 呪文の効果時間に“精神集中”と書かれているものがあると思います。これが書かれている呪文は、術者が集中しているあいだは効果が継続する、ということを表しています。逆にいえば、術者が集中を切らさなければ、永続的に効果を発揮し続けられるということ。

 主に敵やフィールドに妨害効果を与える呪文にこのタイプが多いのですが、当然ながら精神集中を続けるには条件がいくつか存在します。

 まず、精神集中できる呪文は一度に1つだけということ。精神集中しているときに、別の精神集中が必要な呪文を発動すると、前に効果を発揮していた呪文は中断されます。

 もう1つは術者がダメージを受けないこと。ダメージを受けた際に発生する耐久力セーヴィング・スローで失敗しなければ精神集中は続けられるのですが、魔法使いクラスは耐久力が低いことが多いため、狙われてしまうと精神集中の維持は非常に困難。当然ですが、戦闘不能状態になっても精神集中は途切れます。

 精神集中が必要になる呪文は強力な効果を持つものが多く、自由に行使できるだけで戦況を一変させられます。そのため、味方が使う場合は攻撃を受けないような位置取りを、敵に使われた場合は積極的に攻撃を当てるといった対策をすることで、有利な戦況を作り上げることができます。

 本作の戦闘において、呪文は戦術の要となると言っても過言ではありません。うまく使いこなして戦闘を乗り越えていきましょう。

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