電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“玉響”。この言葉、どんなイメージが湧く?
ヒントは〇〇〇〇。繊細で美しい様子からきている言葉だ。
答え
正解は“たまゆら”! ほんの少しの間を、詩的に表現できる言葉だ。小さな玉が軽くぶつかり合うことで生じる繊細な音を、一瞬の美しさとはかなさに重ねたのかもしれない。
例えば、水面に落ちる雨粒の美しさを感じる瞬間や、風鈴がそっと風に揺れる時に一瞬思う爽快感など、日常にも「玉響だな」と思うことがたくさん転がっている。みんなも玉響だなと思う時を、日常の中でたくさん見つけて欲しい。
今後も難しい漢字を色々紹介していくから、引き続き、更新をお楽しみに!