それが、人の、みんなの……キラキラしているところだから……（透野）【ワヒロ名言集】

　スクウェア・エニックスのシチュエーションスタイルRPG『ワールドエンドヒーローズ（ワヒロ）』の名言集をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください

それが、人の、みんなの……キラキラしているところだから……（透野）

●メインストーリー第3章“終わる世界”第43話“自分の記憶”

　ヒーローたちの熱い名言を紹介する本企画。最後は、ほんわかとした空気をまとう記憶喪失の不思議な少年・透野光希（声優：緒方恵美）の決意がこもった言葉です。

　1年生ながら名門白星第一学園のレギュラーヒーローに選ばれるスーパールーキーの透野。

　彼は1年前に起こった旅客機事故の唯一の生存者で、それ以前の記憶を全て失っています。とても好奇心旺盛で1度見たものは完ぺきに覚えることができる、抜群の記憶力の持ち主。現在は、興味のあることを覚えている最中のようです。

　ヒーローとしては的確な行動ができる彼ですが、鳩を追いかけて隣町まで行ってしまうなど、日常ではどこかぼんやりしていて天然な言動が多いです。

　プレイヤーである指揮官や“心配な人”にお菓子を配るクセも（カードストーリー“【放課後】透野光希 心配な人”より）。

　本作のメインストーリーは、透野が崖縁工業高校の生徒・三津木 慎（声優：天﨑滉平）を助けたところから大きく動き始めます。

　透野の落としたリンクユニットを三津木が拾ったことから、彼にもヒーローの“血性”があることが判明。それがきっかけで“ミツキ”と“ミツギ”、よく似た名前を持つ2人は同じヒーローとしての道を歩むことに……。

　学校同士の対立など紆余曲折もありましたが、同じ認可代表校の仲間になってからは、彼らはよき友人になります。

　記憶喪失という大変な状況にありながら、いつも穏やかで、ヒーローとしても前向きに頑張る透野。

　しかし、ある事件で「戦うしかないから戦っているだけ」と記憶から生まれる“気持ち”や“想い”がないことを指摘され、悩んでいることを彼は三津木に打ち明けます。

　一緒に暮らす御鷹寿史（声優：鈴木拡樹）や白星第一学園のほかの先輩たちは、相談に乗ってくれたり、優しく見守ってくれたりする人ばかり。透野は素直で純粋ないい子なので、弟のように可愛がる気持ちもよくわかります。

　それだけに悪意はあるものの鋭い指摘は、彼に大きな衝撃を与えたことでしょう。

　透野は自分を取り戻すために、“記憶”をよみがえらせようと決意。記憶喪失の原因をたどれば、きっと辛いことや悲しいこともあるはずなのに、それも“人がキラキラしているところ”だと受け止めようとする姿は強く輝いて見えます。

　彼には優しい先輩たちや三津木という理解者がいるので、きっとどんな大変な道でも辛い記憶でも乗り越えていけるはず！

　過去を取り戻す前から仲間たちとの交流を通して、成長する姿を見せてくれている透野。彼がこれから、どんな“自分”を取り戻していくのか楽しみです。

　『ワールドエンドヒーローズ』は、現在第4章まで公開中！　紹介したもの以外にも、胸が熱くなる名言、どこからその発想が……という迷言など、ヒーローたちの素敵な言葉がたくさん登場します。

　ぜひみなさんも本作をプレイして、ヒーローたちの戦い＆青春の日々を見届けてください。

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