【創の軌跡キャラ考察】G・シュミット博士の探究心は留まるところを知らず! 近藤社長コメント付き

アツゴロウ
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 日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報&考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

 《三高弟》の1人にしてエレボニア帝国随一の導力学者であるG・シュミット博士。その天才的な頭脳を活かして、大戦時に生み出された技術の調査を進めていく。

G・シュミット博士(声優:大塚芳忠)

 「政府やギルドの思惑など知ったことか。私はあくまで《工房》が残したデータにしか興味が無い」

 導力革命の父、C・エプスタイン博士の直弟子《三高弟》の1人にしてトールズ第II分校の特別顧問を務める天才導力学者。

 職人気質で気難しく、研究のことを第一に考えているが、ぶっきらぼうな言葉の裏に二番弟子マカロフや三番弟子ジョルジュへの気遣いが見え隠れすることがあり、四番弟子ティータの成長を認めるような気概も持ち合わせている。

 “魔煌機兵”など、帝国内戦~災厄《巨イナル黄昏》にかけて《黒の工房》が各地に残した武器、自律型兵器といった後々の禍根となりかねない問題を解決するため、RF社協力の下で《工房》跡地の調査を進めている。

  • ▲四番弟子・ティータの母であるエリカとも会う。

 シュミット博士は帝国内はおろか、ゼムリア大陸でも有数の導力学者。世界大戦で使われた、機甲兵や列車砲の開発にも深くかかわっています。研究第一な彼の性格上、その罪滅ぼしというわけでは決してないでしょうが、大戦後は《黒の工房》の技術調査を積極的に行っているようです。

 写真では、リベール王国の導力学者であるエリカと会っていますが、何かの研究開発の相談でしょうか? なおエリカは、シュミット博士と同じ《三高弟》のアルバート・ラッセル博士の娘。自身も有能な導力学者として、以前からゼムリア大陸各地をめぐっていました。シュミット博士とエリカは初対面ではないでしょうし、2人がどんな関係性なのかも気になるところです。

  • ▲シュミット博士でも理解不能な技術が登場?

 シュミット博士は、帝国内で起こる事態に対処するリィンにも協力する様子。写真では“何か”を目撃した彼らの姿が描かれています。シュミット博士に「あり得ない」と言わせるものの正体とは? いずれにせよ、リィンの戦いもかなり波乱含みの状況が待っているようです。ミュゼはもちろん、オーレリアほどの人物が出張っていることからも、事態の深刻さがうかがえます。

シュミット One Point PlayBack

 シュミット博士の初登場は『閃の軌跡II』。《貴族連合軍》と帝国正規軍の間で激しい内戦が繰り広げられているなか、ルーレ工科大学の学長としてリィンの前に姿を現します。

 《貴族連合軍》の主力兵器である機甲兵を完成させた彼ですが、内戦では中立の立場でリィンたちにも協力。《灰の騎神》ヴァリマール専用の太刀を作る際、材料のゼムリア鉱石の加工技術を編み出し、太刀の完成に貢献しました。

  • ▲二番弟子のマカロフ、三番弟子のジョルジュとともにゼムリア鉱製の太刀を鍛え上げる。写真は『閃の軌跡II』のものです。

 内戦が終結したのち、トールズ士官学院・リーヴス第II分校の新設に合わせて特別顧問に就任。新たに四番弟子に加えたティータを指導しつつ、その成長を見守りました。

  • ▲分校内に《アインヘル小要塞》を作り、リィンたち新《VII組》の実戦データを収集したことも。写真は『閃の軌跡III』のものです。

 災厄《巨イナル黄昏》到来後は、トールズ士官学院・本校に接収された第II分校で待機。分校を解放しにきたリィンたちに試練を与え、ティータのオーバルギアIIIの完成を見届けます。

  • ▲言葉はいつもどおりだが、ティータの確かな成長を認める。写真は『閃の軌跡IV』のものです。

 その後、一番弟子で故人のはずのフランツ・ラインフォルトと同じ姿をした《黒の工房》=《地精》の長・アルベリヒに一時協力。敵に回ったと思われましたが、狙いはアルベリヒがフランツか否かを見極めることでした。最終的には、フランツとアルベリヒが別人と判断。アルベリヒに従っていた三番弟子のジョルジュに助言し、彼がリィンたちの仲間に戻る手助けをするのでした。

  • ▲フランツの妻・イリーナとともに、アルベリヒがフランツではないことを確信。他人として突き放す。写真は『閃の軌跡IV』のものです。

 こうしてみると、気難しい研究者でありながら、弟子への確かな情も感じさせるシュミット博士。このあたりは研究のことしか頭にない、結社《身喰らう蛇(ウロボロス)》のF・ノバルティス博士などとは大きく異なるところです。今後も彼が心ある優秀な導力学者として、導力文明の最先端を突っ走っていくことを期待しましょう!

日本ファルコム近藤社長コメント

 トールズ第II分校の存続が決定したこともあり、『閃の軌跡IV』後も技術顧問として分校に残っているシュミットですが、本作では本編クロスストーリーのほか複数のエピソードに登場することになります。

 特に、クロスストーリーではとある“謎の技術体系”が登場するのですが、それに対して強い興味を抱くシュミット博士が導力技術者の1人として関わっていくことになるかと思います。

 なお、アルバート・ラッセル博士の娘であるエリカ博士とは昔からの付き合いのようですが、2人とも我が強いタイプなので顔をあわせる度に口論になっているようですね。ただ、技術者としての知識、感性を高く評価していることは間違いありません。

 このタイミングでエリカ博士が帝国方面を訪れ、技術者の立場でシュミット博士らとどのような会話を行うのか、といった点にもご注目いただければと思います。

創の軌跡マガジン、8月27日発売!

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※画面は開発中のものです。
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英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

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