『機動戦士ガンダム EXVS.2 XB』射撃攻撃の種類を解説。実弾、ビームなど属性の特徴は?

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 バンダイナムコアミューズメントが展開中のアーケード向け対戦アクション『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト』の初心者向け記事をお届けします。

 本作は、『EXVS.』シリーズの10周年を飾るタイトル。前作『エクストリームバーサス2』からEXバーストクロスをはじめとした追加要素に加え、新規参戦機体を含め、合計190機以上のMSが登場します。

 機体はそれぞれ使用できる武装が異なります。今回は、その武装に設定されている属性の解説と、その特徴や具体的な使用例を掲載します。

武装の種類とは? 射撃はいくつかの種類に分かれている

 プレイしている中で、「この武装、νガンダムの“フィン・ファンネルバリア”で防げないの?」や「ガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘をしているのに射撃を食らってしまう」といった経験はあると思います。

 それは、“武装ごとに属性が設定されているため”です。

 前提として、前述したνガンダムの“フィン・ファンネルバリア”やガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘などは、特定の種類の武装を防げる“射撃バリア”効果を持った武装となっており、一部の射撃武装を防ぐことができます。

 武装の種類をおおまかに分けると、“ビーム属性”、“実弾属性(爆風なし)”、“実弾属性(爆風あり)”、“格闘属性”、“その他”の5種類に分けることができます。

 上記の“実弾属性”をさらに詳しく説明すると、“実弾属性(爆風あり)”は実弾が敵機や地形に着弾時に爆風を発生させます。爆風の発生の有無は、細かいようですが後述の“射撃バリア“で防げる、防げないにかかわってきますので実は重要な点だったりします。

 νガンダムの“フィン・ファンネルバリア”は“ビーム属性”、“実弾属性(爆風なし)”、“実弾属性(爆風あり)”、“その他”を防ぎますが、“格闘属性”の攻撃を防ぐことはできません。

 ガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘は、“ビーム属性”と“実弾属性(爆風なし)”を防ぐことができます。しかし、“実弾属性(爆風あり)”については、実弾そのものは防ぎますが、その後に発生する爆風を防ぐことはできません。

 ガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘は、“ビーム属性”と“実弾属性(爆風なし)”を防ぐことができます。しかし、“実弾属性(爆風あり)” については、実弾そのものは防ぎますが、その後に発生する爆風を防ぐことはできません。

 同じように見えるのですが“マシンガン系”の武装だと、ガンダムサンドロック改のメイン射撃“ビームサブマシンガン”はビーム属性、ブルーディスティニー1号機のメイン射撃“100mmマシンガン”は実弾属性と異なる属性になっています。

 主な武装の種類の例は、以下の図の通りになっています。

種類 機体例
ビーム射撃 ガンダム(メイン射撃)
νガンダム(サブ射撃)など
実弾射撃(爆風なし) ブルーディスティニー1号機(メイン射撃)
フォビドゥンガンダム(チャージ格闘)など
実弾射撃(爆風あり) ユニコーンガンダム(サブ射撃)
ナイチンゲール(特殊格闘)など
格闘属性を持つ射撃 ガンダム・バルバトス(レバー入れサブ射撃)
オーヴェロン(レバー入れ特殊格闘)など
例外 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(メイン射撃)
ゴッドガンダム(チャージ射撃)など

 本作は原作作品を意識して開発されています。『機動戦士ガンダム』シリーズのファンであればあるほど、「あの武装は実弾属性だ」や「あの機体に搭載されている武装はビーム属性のはず」と、知識的に優位に立てることがあります。

 なお、射撃バリアは、被弾時にダメージを受けつつも攻撃可能な“スーパーアーマー”系の武装とは異なる点には注意。射撃バリアはダメージを受けるのではなく、武装を完全に無効化している(ダメージを受けない)ような状態だと認識しておきましょう。

種類が異なると“防げるものが異なる”

 「弾の種類が違うと何が変わるの?」という疑問があると思います。本稿では、その疑問を解決していきます。

 普通にプレイしているうえではそこまで変わることはありません。属性が違うからと言って通常の動きで避けられないわけではないですし、一部を除いてレバー入力↓↑によるシールドガードできないわけでもありません。

 なので、今回の知識はステップアップのためのものとしてとらえておきましょう。

 何が違うのかと言うと“武装によって防御することができる種類”が異なります。

 武装には、“全射撃バリア”、“射撃バリア”、“ビーム射撃バリア”などの効果を持ったものがあります。

 先述した通り、νガンダムの“フィン・ファンネルバリア”は“ビーム属性”、“実弾属性(爆風なし)”、“実弾属性(爆風あり)”、“その他”を無効化し、ガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘は“ビーム属性”、“実弾属性(爆風なし)”を無効化できます。

 上記の2つの差異は、“実弾(爆風あり)”、“その他”が通るか通らないか。ガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘は“実弾(爆風あり)”、“その他”を防ぐことができません。ただし、どちらも“格闘属性”は防ぐことができません。

 この2機の場合の話ですが、νガンダムの“フィン・ファンネルバリア”は“全射撃バリア”で、ガンダム・キマリスヴィダールの特殊格闘は“射撃バリア”の効果をそれぞれ持っています。

 なお、“フィン・ファンネルバリア”で防げるのは右下の武装ゲージの弾数が残っている時に限ります。弾数が残りわずかである場合は、爆風がヒットすることもあります。

 格闘属性の武装もガードできる代表の武装例としては、ケルディムガンダムの特殊格闘“GNシールドビット”が挙がります。こちらはνガンダムの“フィン・ファンネルバリア”で防げる武装に加え、“格闘属性”の武装も防ぐことができます。

 ダブルオークアンタフルセイバーのレバー後入れ特殊格闘はすべての射撃を防ぐことができるのですが、“格闘属性”の武装はガードできません。

 武装によって防ぐ、防げないという設定があります。初心者のうちはそこまで気にせず、「そういえばそうだったな」くらいに思っていても問題ないと思います。

 プレイしながら、「この武装は爆風がないと防がれてしまうんだな」などと確認しつつ覚えていきましょう。

マッチング時には自機・敵機の武装を思い出そう

 この知識が実戦のどういった場面で生きるかというと……。

 例えば、ゴールドスモーの特殊格闘“IFブースターダッシュ”。こちらは前述のガンダム・キマリスヴィダールと同じ“射撃バリア”の効果を持つ武装なので、“実弾属性(爆風あり)”の武装をヒットさせることができれば、ゴールドスモー側が武装を防ぎきることができずにダメージを受けます。

 ゴッドガンダムのチャージ格闘“超級覇王電影弾”も同様に“射撃バリア”の効果を持つ武装なので、“ビーム属性”“実弾属性(爆風なし)”の武装を防ぐことができますが、“実弾属性(爆風あり)” がヒットすると実弾部分を防ぎつつ、爆風部分でダメージを受けてしまいます。

 例として挙げた武装はどちらも強力で、慣れないうちは対応することが難しいですが、どの武装を防ぐのかがわかっていれば対策が可能です。

 「試合中にそんなにいろいろ考えられない!」といった悩みも、最初は当然あると思います。そのため、試合の展開に関係ない“マッチング画面”で、自機・敵機の武装を確認しておきましょう。

 敵機は射撃バリアの武装を持っているのか、自機は“実弾属性(爆風あり)”属性の武装を持っているのか、その逆もしかりで、自機が防げない武装を敵機が持っているのか、どうか。これらを最初の段階で頭に入れておけば、咄嗟の状況でも判断しやすくなります。

 特に、自機が射撃バリアの武装を持っている場合は、敵機の武装には気を配っておきましょう。

 実戦で急に活用できるようになることは難しいですが、覚えておくことで有利になる場面はでてきます。ステップアップの1つとして、弾の種類を調べてみて、実戦で活用していきましょう。

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

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機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト

  • メーカー: バンダイナムコアミューズメント
  • 対応機種: AC
  • ジャンル: アクション
  • 稼動日: 2021年3月10日
  • 料金: オープン

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