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2009年3月18日(水)

【ハード番長】PSPとかDSとかWiiとかを全部つなごう無線LANルータで!

文:電撃オンライン

Aterm
▲Aterm WR8100Nの本体正面。アンテナが外側に出ていないだけでも、かなりスッキリした印象を受けますね。

 押忍! あー、このアイサツは久しぶりだわー、なアクティです。電撃ハード番長では久々の登板(当番?)ってことで、いつもと違った変化球なアイテム、NECさんの無線LANルータをチョイスしてみたいと思います。

 なぜ無線LANルータ? という方に、ちょっとだけ説明。最近の家庭用ゲーム機って、なんと現行機はすべて、デフォルトでネットワーク接続に対応してるんですよ。PSP、DS、PS3、Wii、Xbox 360……ほらね? 最近はどの機種も、オンラインで対戦する、コンテンツをダウンロードするといった新サービスを、ネットワーク経由で提供することが増えてきています。よってここで断言、ネットワークに接続していないゲーム機なんて魅力半減です……ッ!

 そんなこんなで、ゲーム機をネットワークに接続するならルータが必須――無線と有線のどちらを選ぶかで悩むところでしょうが。Xbox 360は有線メイン、無線はオプション。Wiiは逆で無線メイン、有線がオプション。PS3は一部の旧型番で無線LANが使用不可ですが、基本的に無線と有線のどちらもOK。PSPとDSは無線オンリーです。このため、現時点でゲーム機接続を意識するなら、やはり無線と有線の両方を利用できるルータがベストとなります。ここまで前口上。長くてすんません。

 そこでオススメしたいのが、NECさんのAtermシリーズですよ!(なぜか宣伝風) 今じゃ無線ルータを買うならNECさんかBUFFALOさんか、ってくらいですからね。当然といえば当然か。さてさて、Atermのウリはいくつかありますので列挙。

 ・接続設定が超カンタン
 ・電波の届く距離がやたら長い
 ・セキュリティがわりと堅め
 ・無線なのに有線と同程度の速度
 ・本体がちっこい

 これらの項目を、細かく見ていきますよー。パッと見で「ふーん」とか思っちゃった人にこそ、ここから先を見ていただきたい。今回取り上げるルータの機種は、エントリーモデルのWR8100Nにしてみました。実勢価格は9,000円(税込)前後と、お手ごろです。

Aterm
▲背面。有線LANが4ポートあるので、有線オンリー機器も接続できます。もちろん有線でも、基本的に接続設定不要。

【接続設定が超カンタン】

 SSID? 暗号化キー? 何それわかんなーいって方でも接続できると評判の“らくらく無線スタート”機能を搭載。無線対応機器(DSとかPSPとかね)側の準備さえしてしまえば、あとはルータのボタンを押すだけ。ネットワークの知識がある人なら10秒で、知識がない人でもDSとかPSPの説明書を見ながら準備すれば数分で、接続完了バッチコイ。実際に試してみましたが、コレ便利すぎです。何も考えなくていいのはラクすぎる。

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▲らくらくスタートボタン(中央)で、マジラクラク。このボタンがWR8100Nの要です。▲DSiのネットワーク設定画面にも、らくらくスタートボタンのアイコンが。これをポチッとな。

 ちなみに小難しい話をすると、セキュリティ方式はAESとWEP(128bit)の両方に対応しています。ただしDSとDS Liteは、セキュリティの甘いWEPにしか対応していない。本当はWEPは使わないに越したことはないのですが、どうしても使わざるを得ない場合でもWR8100Nであれば、AESとWEPでSSIDを2つ持たせられます。セキュリティのもっと突っ込んだ話は後の項で。

【電波の届く距離がやたら長い】

 NECさんのカタログによれば、ルータと子機の距離が350mあっても余裕しゃくしゃくでつながるっぽい。実は今回、実機でどのぐらいまで離れても電波を認識できるかテストしようとしたのですが……無理でした。そんな長い距離を測定できる環境なんてないよ! ってことで断念。自宅で使うなら直線距離100mもあれば十分……ですよね? ちなみに試していませんが、これだけ強力であれば、木造宅の1Fと2Fでも貫通してしまいそうな。さすがに鉄筋では無理だと思いますけど。

Aterm
▲編集部のフロアを使って長距離接続実験……と思ったら、この距離でも問題なくつながっちゃう。実験にならないよ!

【セキュリティがわりと堅め】

 実は、電波が遠くまで届く=近隣で誰かに回線をタダ乗りされる危険が増える、ってことでもあります。だからこそセキュリティはしっかりしておきたいところ。先ほども書いた通り、WR8100NはAESとWEPの両対応ですが、ユーザーがそれを意識する場面はほとんどありません。というのも、“らくらく無線スタート”を使えば自動で最適な方式に振り分けてくれるから。コレ結構大事というか便利な仕組みです。

 例えばAES/WEP両対応の機器において、わざわざセキュリティの甘いWEPで接続しちゃって泣きを見る、とかいうことがなくなります。編集部で実験した限り、PS3、Wii、PSP、DS Liteは“らくらく無線スタート”で問題なく接続できていました。ただしWEPはどうしてもセキュリティが甘くなりますので、極力使わないようにしたいところです。WEP使わにゃならんのはWR8100Nのせいではなく、DS(DS Lite)のせいなんだけどね……。

【無線なのに有線と同程度の速度】

 「無線? 有線より全然スピードが出ないんでしょ?」って方、認識を改めてください(筆者含む)。ごめんなさい最近の無線の進化をナメてました。なんとWR8100Nでは、有線のスループットがカタログ値で94.0Mbps。無線だと……なんと94.5Mbps! もちろん無線は、ルータと子機の距離によってスループットが落ちますが、それでもこれスゲー的な。実際に試した限り、無線も有線も体感速度はまったく変わりません。当然IEEE802.11のbとg、そして高速なnの規格にも対応。まあともかく速いんですよ。正直ゲーム機で使うには十分すぎるほど。PCとの接続では、n規格を使えば無線で90Mbps近く出る……ハズ(理論値的に)。

【本体がちっこい】

 本体サイズが160×128×35mm(カタログ値)。アバウトですが、PS2のソフトパッケージの厚みをちょっと増したイメージです。アンテナ内蔵タイプなのもポイントで、アンテナが外に出るタイプの製品よりも格段に使い勝手がいい。このサイズであれば、細いスキ間に設置するのもよさそうですね(熱がこもらないような処置をした上で、ですが)。



 でまあ、実際に使ってみてどうよという話ですが……。超快適。かつて別の無線LANルータで数年前、あまりの回線速度の遅さに「ムキー!」となって以来、「無線はちょっと……」という感想を抱いていた筆者ですが、正直WR8100Nは格が違った。数時間使ってみた限りでは“転送で引っかかる”ようなこともなく、すこぶる快適に使えています。複数台の機器を同時に使っていても問題ナシですし、無線だけでなく有線4ポートあるのもオイシイ。接続の簡単さや速度など、ゲーム機もPCも接続したい人にとってはベストアイテムだと感じました。悪い点がなくて書きようがないんだよなぁ、正直。

 ちなみにご自宅の回線が1,000Mbps(1Gbps)な超高速回線の方は、WR8100NではなくWR8500Nがヨイヨイです。WR8100Nは光回線で一般的な100Mbpsまでしか対応していませんので。さーて、これでPSPのダウンロードコンテンツをガツガツ落とすぜ!(アクティ@あえてどのタイトルかは言わない)

データ

▼『Aterm WR8100N』
■メーカー:NEC
■発売日:2008年8月
■価格:オープン(実勢価格:9,000円前後)

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