2009年3月22日(日)
「祝・夢想灯籠発売!」
日本一ソフトウェア プロデューサー 井上恵一
皆さん、ついに本日です。全国一斉に発売開始されます! もちろん、『夢想灯籠』のお話ですよ? おめでたや、おめでたや。
明日からは春分の日も絡んで、3連休というお客様も多いかと思います。ゆっくりじっくりプレイできますね。連休は旅行を計画している方も、行楽地への道中やちょっと空いた時間に気軽に遊べますよ。これこそ、PSPならではの利点ですよね。
さて、すでにプレイされているお客様もいると思いますが、榊原ゆいさんの歌がなかなか聴けなくて、「あれれ?」と感じている方はいらっしゃいませんか? 今回榊原さんの曲は、2曲ともトゥルーエンディングのスタッフロール時に使用させていただきました。各務のトゥルーエンドでは『剣の舞』が、舞のトゥルーエンドでは『時を越えて』がそれぞれ流れます。決して曲を入れ忘れたわけではありませんので、ご安心ください。また、各エンディングは、最後まで見るとタイトル画面の“特典”に“映像鑑賞”という項目が出現して、いつでも再生できるようになります。つまり、一度トゥルーエンドに到達してしまえば、あとは、いつでも曲が聴き放題になります。2曲ともにゲームの雰囲気にマッチした曲ですので、ぜひトゥルーエンドを目指して頑張ってくださいね。
「注目してほしいCGとその理由」
キャラクターデザイン 飯沼俊規
皆様こんにちは。キャラクターデザインを担当さていただきました飯沼です。今回は、『夢想灯籠』の中で、特にプレイヤーの方々に注目してほしいシーンを紹介したいと思います。
まず始めに、プロローグで流れる一連のシーンと、そこで使用されるCG。青白く照らされた光と深い影、そこに漂う空気感が組み合わさることで独特の雰囲気を演出しており、伝奇ストーリーの幕開けにふさわしいモノに仕上がったのではないかと思います。
他にも、この手のゲームのプロローグといえば、やはり謎の美少女がうんぬん……といった形が王道だと思うのですが、本作では渋い親父が活躍します(笑)。個人的にも気に入っているシーンなので、ぜひ楽しんでください。
次に注目してほしいのは、本作のメインヒロインである各務のCG全般です。無表情なキャラクターと思いきや、実はとても感情表現が豊かなのです。といっても、喜怒哀楽がハッキリしていて、それが顔に出るのかというと、そういうワケではありません。各務は、本作に登場する人物の中でも、特に複雑な感情を抱いているキャラクターなので、彼女の表情には微妙な感情の動きを含んだモノが多いです。
そんなワケで、彼女の表情には特に気を使って描いております。ですから、その辺りに注目してみるとおもしろいかもしれません。文章を読んだだけでは気付かないような発見があるかもしれませんよ。
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