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2009年9月8日(火)

ロシア生まれのブラウザ型MMORPG『フラゴリア』先行プレイレポート

文:電撃オンライン

『フラゴリア』
▲画面にうつっているパンダはプレイヤーのペットで、防御や攻撃といった簡単な指示を与えられる。見た目はかわいいが、高レベルのパンダは結構凶暴です。

 操作はシンプルで、カーソルキーかWASDでマップ上を移動。TabキーかシングルクリックでモンスターやNPCをターゲットでき、スキルを発動すれば攻撃モーションに移る。画面左上にミニマップ、右上にキャラクター情報、画面下部にショートカットスロットなどを配置。チャット欄はフローティングタイプで、プレイしやすい位置に自由に動かせるようになっている。

 すべてのキャラクターは“トレッカー(旅人)”という職業でスタートし、モンスターを倒したりクエスト遂行によって経験値を獲得。一定値がたまれば成長していくレベル制度だ。現在のレベルキャップは100で、レベル9、レベル15、レベル31の時点で転職が可能。レベル9の転職でまず戦士系か魔法系かを決め、その後はより特化した能力を持つ職業に分岐していく。レベルが上がると基本ステータスは職業に合わせて優先的に伸びるものが決まっており、ある特定のアイテムを使うと任意のステータスにボーナスポイントを割り振れる。このアイテムはモンスターからのドロップとなり、かなりのレアだとか。各職業固有のスキルは前提レベルに達すれば習得。スキル自体の強化を行いたい場合のみ、魔術書というアイテムが必要になる。

 その他の要素としてはペットシステムがあり、ペットも戦闘に参加してくれる。もちろん経験値がたまればレベルアップするので、冒険のおともとしてちゃんと役立つ存在だ。また、テスト用の高レベルキャラクターでフラゴルスク市をぶらついてみると、番号の振られた一軒家が街中に点在していた。もしかするとギルド専用、あるいは個人用の家が持てるのかもしれない。

『フラゴリア』 『フラゴリア』 『フラゴリア』
『フラゴリア』 『フラゴリア』 『フラゴリア』

 実際に触ってみた感想としては、クライアント不要のブラウザゲームとは思えないサクサクした動作でプレイは快適。ゲーム自体はインターフェースも含めて大変オーソドックスな正当派MMORPGなので、オンラインゲームのプレイ経験があればさほど迷うこともないはずだ。ファンタジーらしいほのぼのした風景と建物の中で、ちょっぴり殺伐とした戦闘を繰り広げる、不思議な世界観を持った『フラゴリア』のクローズドベータテスト開始は9月10日から4日間。オープンベータテストは10月中旬を予定しているので、興味を持ったプレイヤーはぜひ参加してほしい。

 続けて『フラゴリア』の運営ディレクターである、アンナ・トンベルグさんにお話を伺ってきた。彼女のほぼ完璧な日本語習得の秘密(でもない)まで聞いてきたので、ぜひ目を通してほしい。

 ■運営ディレクター トンベルグ・アンナさんインタビュー(Page3)

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データ

▼『フラゴリア』
■メーカー:アクワイア
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2009年秋予定
■プレイ料金:無料(アイテム課金)

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