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2009年9月17日(木)

【メガテン伝道師座談会】第2回 『メガテン』と言えばやっぱり悪魔でしょ!

文:デルチ

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■それぞれが愛する悪魔とは?

押野:ジャックフロストとか、もう『メガテン』どころかアトラスの顔になった悪魔もいますよね。たくさん悪魔が登場するだけに、それぞれに思い入れのある悪魔もいるんじゃないですか?

KK@:ああ、ジャックフロストは出世したよね~。アトラスの名刺にも描かれているんだよ。初めて名刺をもらった時に、ジャックフロストのイラストを見てちょっとうれしくなっちゃった(笑)。

まっつ:ジャックフロストもジャックランタンも、ほとんどのシリーズに出てるから、有名だもんね。あとは、やっぱりケルベロス!

デルチ:うんうん、ケルベロスもほぼシリーズ皆勤賞ですよね。しかも、レベルも高めなことが多いから、ケルベロスを作るとゲームが進んだなって感じになる。

押野:ギリメカラも印象強いんじゃないですか? “ギリメカラ=物理反射”みたいな。

KK@:それ以外のイメージはないな(笑)。とりあえず象っぽい敵が出てきたらオート戦闘はひかえるよね。

まっつ:ギリメカラにオート戦闘で挑んで全滅って、『メガテン』ユーザーなら誰もが通る道ッスよ。で、ガネーシャが出てきて1つ目の象じゃないから、大丈夫だよな……? みたいにビクビクしながら剣で攻撃するのもお約束。

『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』 『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』

デルチ:ピクシーも序盤の先導役って感じで定着してきてますよね。

押野:ピクシーの「悪魔を殺して平気なの?」と言うセリフが、記憶に残りますよねぇ。敵と会話できるっていう『メガテン』ならではの思い出でもありますよね。

まっつ:思い入れなら、クーフーリンはずっと使ってた記憶があるな。グラフィックもカッコいいし、ほどよく強いのがよかったッス。あと、腕が多い系は無条件で好き! アスラとかアタバクとかね!

KK@:僕は、戦闘での使いやすさを重視して、序盤でメディアを覚えるアプサラスやアメノウズメが好きだったなぁ。

デルチ:悪魔への思い入れなら負けませんよ! 自分は断然ティターニアがイチオシです! ドットで描かれた作品はもちろん味があっていいんですけど、3Dになってすごくイメージが変わった悪魔はティターニアだと思うんです。色っぽいしかわいいしで、『III』以降パーティーから外したことないですね。

まっつ:なんか、スカートが「ふぁさぁ」って感じのイラストだよね。

デルチ:そうそう、あれが『III』で3Dになって、これ下からのぞいたら見えるんじゃ!? って、純粋な心を持つ自分に夢を持たせてくれました!

KK@:『III』が発売されたころって、デルチは結構いい大人だよね……?

デルチ:普通に攻略記事書いてましたね。

KK@:……。

デルチ:え、文句? いいじゃない! 人がどんな楽しみ方したって!!

押野:ティターニアってオベロンのお嫁さんでしたっけ?

デルチ:いえ、オレの嫁さんですね。

まっつ:(無視)オベロンの嫁だね。で、シリーズによって、オベロンのほうがレベル高いときがあったり、その逆があったりで、夫婦間の力関係が変わってるのがおもしろかったッス。

押野:他にも、神話だけじゃなくて、都市伝説とか盛り込んでるのもおもしろかったですね。

まっつ:むらさきカガミやターボばあちゃんだね。

KK@:ターボばあちゃん、あったなあ(笑)。『デビルサマナー ソウルハッカーズ』で、ちゃんと高速道路のマップで出てくるんだよな。

押野:『SJ』でも、そういったおもしろ系の悪魔が出てくると楽しそうですね。

まっつ:現時点で公開されてるイラストは、バガブーとモラクス、アスラ、オーカスだな。他の悪魔のイラストも早く見てみたいッスね。

『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』 『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』
▲バガブー▲モラクス
『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』 『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』
▲アスラ▲オーカス

デルチ:バガブーは、ほんとバガブーって感じの顔でキュンってしちゃいます。

まっつ:バガブーって感じの顔って何だよ!

デルチ:なんかそんな感じじゃないですか。バガブーって感じ。

KK@:わかんないよ! でも、この悪魔、何系の悪魔なんだろ?

押野:バグベアの別名らしいですよ。ウェールズ地方に伝わる妖精みたいですね。

デルチ:あ、ちゃんと元ネタあったのか。てっきりオリジナルかと思ってた。

押野:こうして、また新たな興味の対象ができちゃうワケですよ。しかし、神話とか伝説をもとにしてれば、ネタにはつきないですよね。『SJ』でどんな悪魔が追加されてるのか、すごく楽しみです。

まっつ:今までのシリーズでも、相当マニアックな悪魔が登場しているからなぁ。それこそ、オレたちがここまで自国だけじゃなく他国の神話などに詳しいってのは『メガテン』の影響ッスね。

デルチ:そんな『メガテン』を、そして『SJ』を、ついでにオレたちメガテン伝道師をコンゴトモヨロシク……。

KK@:なに、うまくまとめた気になってんだよ!

押野:と言うか、次回で座談会最終回ですから! 次は、いよいよみんなで『SJ』をプレイしてみて、システムや設定など気になる部分を語っちゃいますので、楽しみにしていてくださいね!

(C)ATLUS CO.,LTD. 1992,2009

データ

▼『真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー』
■メーカー:アトラス
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2009年10月8日
■価格:6,279円(税込)
 
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