2009年12月7日(月)
押野:さて、実はこういうものをいただいているのですが……。
YK3:新作の資料? そういうのは最初に出せよ(笑)。
押野:いや、まずは皆さんの『ウィザードリィ』知識を先に確めておこうかなと(苦笑)。
アクティ:アクワイアさんの作品なんですね。RPGだと、PSPで『剣と魔法と学園モノ。』とかを作ってる会社ですよ。
not:通称『ととモノ。』だな。あの作品も、グラフィックはかわいらしいわりにキャラクター・ロスト(データの消失)がある、シビれるゲームだ。
▲こちら、『剣と魔法と学園モノ。』のパッケージ。たしかにキャラクターがかわいい。 |
YK3:(再び資料を見て)最新作も、1人称3D視点の迷宮探検ゲームって明言してあるな。
not:いや、そこが崩されたら『ウィザードリィ』としてさすがにきつい。
アクティ:でも『ウィザードリィ』本家も、シリーズによっては宇宙に行ったりしましたよね。
YK3:……そういうこともあったなあ(遠い目)。
not:お、ダウンロードコンテンツ(DLC)で迷宮とかアイテムが増えるのか。
アクティ:有料のパッチみたいな感覚ですかね。コンテンツが追加されていくのはいいと思います。
YK3:キャラクターイラストは全体的に“かわいい系”だな。
▲宿屋の看板娘やNPCなど。 |
アクティ:今風でいいじゃないですか。YK3さんとかnotさんくらいだったら、妄想と心眼でどうとでも見えるんでしょ?(笑)
not:それは否定しない(笑)。ん、これは……。
YK3:んー、これは……。
アクティ:「物語は10人の主人公それぞれから紡がれていく」、ですか。
not:ちょっとドキドキするな。主人公なんて概念、今までの『ウィザードリィ』にはなかったもんな。
YK3:PS3版では、ストーリーがけっこう重要になるのかしら。
アクティ:でも、もしすごい凝ったストーリーが用意されてるんだったら、もっと前面にそれを押し出しませんかね? これ、資料の3ページめだし、それにわりと扱いが小さいですよ。
not:なんつー深読み。まあ、そこまで気にすることじゃなさそうだな。それに「物語なんてない」なんて言うけど、『I』にもそれなりにはストーリーあるんだよね。だいぶ脳内補完が激しいけど(笑)。
YK3:俺にとっての『ウィザードリィ』には、『隣り合わせの灰と青春』(ウィザードリィのノベライズ小説)の影響が、すごく大きいよ。だから、最初からある程度の物語性が組み込まれてるのは、悪くないかもね。
not:始まったら5分くらいキャンセル不可のムービーですとか言われない限り、悪くないんでなかろうか。
アクティ:種族は5つ、職業は8つ。若干用語は変わってますが、原則としてそのままですね。
YK3:あとはモンスター図鑑があったり、アイテム図鑑があったり、だな。ここらは最近じゃ標準的なやりこみ要素ってところか。うん、基本的には『ウィザードリィ』だね。
not:俺的には、迷宮に潜って敵を倒して、ひーひー言いながら地上まで帰ってくるスリルがあれば、それでいいです。てかそれをください。
アクティ:そこは期待していいんじゃないですか。『とともの。』も結構シビアなゲームでしたし。
YK3:今日はソフトはないの?
押野:実際のプレイは、次回の座談会ということでひとつ。
not:なんだよぉ(笑)。まあ、期待して待ってるよ。
アクティ:大いに期待したいですね。新作のRPGってだけでも結構ワクワクしますし。
YK3:じゃあ、せっかくだからそれまでは久々にシリーズの初代でもプレイしてみるか(笑)。
アクティ:いいですね。『ウィザードリィ』の話をしてたら、無性に遊びたくなりました。
not:俺はアクワイアさんの『ととモノ。2』を選ぶね!
押野:そこで変な気を回さないでくださいってば。ともあれ、本日はどうもありがとうございました。続きは勝手に朝まででもやってください(笑)。ということで先にもお伝えしたとおり、次回は、PS3版『囚われし魂の迷宮』を実際にプレイしていただきますので、ご期待ください!
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