2010年3月29日(月)
ファンミーティングが始まる前に、亀岡さんにインタビューを敢行。『リヴリーガーデン』の発売から2カ月が経った現在の心境や、続編の話などをうかがいました。攻略の極意なんかも聞いたので、ファンの方はぜひご覧ください。また、会場にはられていた設定資料や、展示されていたグッズなども撮影してきたので、あわせてご覧ください!
▲亀岡慎一ディレクター |
――『リヴリーガーデン』の発売から2カ月が経ちましたが、現在の心境を教えてください。
インターネット上ではまだまだユーザーさんが盛り上がってくれているので、とてもうれしいですね。また今日は初めてのイベントということで、ユーザーさんの生の声が聞けるので、すごく楽しみにしています。
――ファンミーティングが開催されることになった経緯は?
もともと発売当初からイベントはやろうと思っていたんですよ。だからイベントで配信するアイテムは用意していました。個人的には、これからもこういったイベントはやっていきたいなと思っています。このまま売り上げが伸びてくれれば、実現するんじゃないかな(笑)。
――ユーザーの反応などはどうですか?
実はそれほどダイレクトには伝わってきていないのですが、ネットの掲示板などの書き込みを見ていると、(ゲームの進め方が)ちょっと早いなと思っています。想像していたよりも皆さん早いんですよ。ビックリしました。ネットに書き込むファンというのは、コアな方が多いからなのかもしれませんが、努力なさっているなと。
――ご自身もプレイなさっているんでしょうか?
やってますよ。一応最終的な地形をオープンさせるまではいっています。ただ、やり込む要素はまだまだ残っているので。虫がガーデンにくる条件なども結構複雑にしているので、単純にこの植物を植えたらやってくるってワケでもないんですよね。
――攻略のポイントなどはありますか?
このゲームは、急ぐと大変なんですよ。タネをたくさんまいちゃったりすると、自分の首をどんどん絞めてしまうので、ちょっとずつまいたりして、のんびりプレイしていただきたいですね。季節ごとにいろいろなイベントを仕込んでいるので、1年ぐらいかけてゆっくり遊んでください。
――お好きなリヴリーや地形がありましたら教えてください。
『リヴリーアイランド』のほうで“ネタツザル”をすごくかわいがっていたんですが、まだハートdoodooが出てなくて『リヴリーガーデン』のほうでは飼えてないんですよね(笑)。なかなか出なくて、苦労しています。だから“ネタツザル”を生むハートdoodooを出すために頑張っています!
地形では、池を覚えた時はうれしかったですね。ガーデンの見た目がすごく変わるので。あと、水をやらなくていいから楽だし(笑)。雪原も好きですね。どんな植物も植えられるんですが、育つとちゃんと雪をかぶるんですよ。見た目の変化も楽しんでいただけると思います。
――見た目といえば、花が風にそよいでいるのは見ていて楽しいですね。ススキとか特に。
ススキ、いいですよねえ! ススキは最初あっちこっちいろいろな方向を向いていたんですが、「やっぱりススキは一方向でしょ」って思い直して、同じ方向を向かせることにしました。個人的にススキは一番好きですね。実は最初は木もそよいでいたんですよ。でも最後のデバッグの時に、処理落ちしてしまって……。それで、泣く泣く花だけになってしまいました。木をそよがせることができなったのは、本当に残念です。
――ちょっと気が早いですが、続編などは……。
続編やりたいですね! もし次回やるなら、今作でカットしなければならなかった要素を入れ込みたいです。ガーデンの種類を増やしてもっといろいろなガーデンが作れるようにしたいし、木もそよがせたいし、自分でガーデンを広げられるようにもしたい。植物やアイテムも、もっとヘンテコなものとか増やしたいですし。
――もしかしたらニンテンドー3DS(仮称)で作られることも?
発表されましたね~。実はリヴリーを3Dでも作ってみたんですよ。でも、ウチのスタッフのコアなリヴリーファンから「違う、これはリヴリーじゃない!」って言われちゃいまして(笑)。なので、今回は原作に忠実に2Dになりました。でも可能性は広がると思いますので、(ニンテンドー3DSが)どんなハードなのかわかりませんが、作ってみたいとは思いますね。
――本日は、ありがとうございました。
Livly Island (C)2010 So-net Entertainment Corporation.
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