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2010年4月24日(土)

新キャラってどんなヤツ!? ワロスコンボまだあるの!? 『スパIV』の小野Pを直撃!

文:電撃オンライン

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 4月28日に発売されるPS3/Xbox 360用FTG『スーパーストリートファイターIV』。そのプロデューサーである小野義徳さんにインタビューを行った。

 『スーパーストリートファイターIV』は、大人気格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの最新作『ストリートファイターIV』に、キャラクター、ステージ、モードを追加したもの。ネットワークモードも強化され、世界中のプレイヤーとより熱い対戦を楽しめる。

 今回のインタビューでは、公式サイトで展開されているインタビュー記事を踏まえ、気になる質問を思い切ってぶつけてみた。『ストリートファイターIV』をプレイ中の人はもちろん、シリーズファンにも必見の内容になっているので、ぜひご覧いただきたい。なお、昨年行った『ストリートファイターIV』のインタビューはこちら

『スーパーストリートファイターIV』
▲正直かなりぶっちゃけたインタビューになったが、ぶしつけな質問にも小野プロデューサーは気さくに答えてくださった。本当にありがとうございました。

――早速ですが、『スパIV』(『スーパーストリートファイターIV』)の制作が決まったのはいつごろなのでしょう?

小野さん:PS3・Xbox 360版の『ストIV』(『ストリートファイターIV』)を発売し、その売れ行きが好調だという話を受けてすぐですね。去年の3月か4月ごろだったと思います。1年前ほどですね。

――『スパIV』は『ストIV』のチューンナップ版という位置付けですが、『ストIV』に手を加えるにあたり、まず“変えたい”と思った部分はどこですか?

小野さん:一昨年に、『ストリートファイターIV』の全25キャラクターを発表した時に、「どうしてあのキャラが使えないんだ!」とか「『III』(『ストリートファイターIII』)を黒歴史にするつもりか!」とか、さまざまな苦情が寄せられたんです……。『ストIV』は昔『ストII』(『ストリートファイターII』)をプレイしていた人に向けての“同窓会”をうたっていることもあり、まずはもう少しキャラクターを選定し、追加したいなと思いました。

――具体的にどのような要望があったのでしょう。

小野さん:今お話した通り「あのキャラが入ると思って期待していたのに……」という声が非常に多かったので、今回はその期待に応えられるようなキャラクターを追加したつもりです(笑)。特に『III』のキャラクターへの要望が大きかったですね。日本だけでなく、世界から寄せられる意見も参考にしています。

――ブログによると、意外とディージェイとT.ホークの人気がなかったと書かれていましたが、本当なのでしょうか。

小野さん:もともとその2人については、『ストIV』を制作する時に、入れられるなら入れたいという気持ちはあったんです。ただ、調整や立ち位置の面から「T.ホークはちょっと難しいよね」といった話になり、T.ホークがいなくても“同窓会”自体は整うと判断し、外すことになりました。ディージェイについても同様で、パンチ系のキャラはもういらないだろうと考えました。ところが、2人が使えないことを公表したとたんに「なんで使えないんだ」といった声が出てきたので、やっぱり入れようという流れになったんです。ところが、今回「入れましたよ!」と公表したところ反応が薄く、意外と人気がないのかな? と少し肩すかしを食らったというのが開発陣の正直な気持ちです(笑)。『ストIV』の時の判断は正しかったのかもしれないですね。

『スーパーストリートファイターIV』 『スーパーストリートファイターIV』
▲T.ホーク▲ディージェイ

――やはり『スパIIX』(『スーパーストリートファイターIIX』)のキャラの中ですと、キャミィとフェイロンが人気なのでしょうか。

小野さん:そうですね。まぁここまで復活させておいて、T.ホークとディージェイを置いてけぼりにすることもできないんですけど(笑)。入れるからには使ってもらえるようなキャラに仕上げていますので、大会などで使って優勝してくれるプレイヤーがいたら、とてもうれしいです。

――『スパIV』の選考で、もれてしまったのはどんなキャラクターですか?

小野さん:『ZERO』(『ストリートファイターZERO』)シリーズからは大体登場したかなと思うのですが、僕が『ストIV』のころから言い続けているレインボー・ミカや、かりん、声も上がらなかったバーディー、ソドムあたりは取りこぼしなのかなぁと思います。レインボー・ミカは、またディレクターに却下されてしまったんです……。「バルログでさえ金網を入れていないのに、ミカのためにロープを張ることはできないでしょう?」と論破されて(笑)。

――友人にレインボー・ミカファンがいて、彼はハカン発表後も「まだ隠しキャラがいるんじゃないか」と疑っていたのですが、キャラクターはこれで全部ですよね。

小野さん:はい。これで全部です。“殺意の波動に目覚めたリュウ”あたりが出てくるんじゃない? なんて言われることもありますが……出ないです(笑)。

――『ZERO』といえば、ロレントはどうだったのでしょう。

小野さん:ロレントは、選考の最後まで残っていましたね。人気のあるなしは置いておいて、戦い方や雰囲気が独特なので僕自身が推していたんです。その賛成派の想いが、“ロレントっぽいステージ”として残っています。

――ロレントと最終選考で争ったのはどのようなキャラクターだったのでしょう。

小野さん:アドンですね。ユーザーの意見を聞いていると、アドンを希望する声が多かったんです。僕らは最初「なぜアドン!?」と首を傾げたのですが、『ZERO』の時の強キャラのイメージがユーザーに染みついていたようですね。『ZERO』の中では、すでに『ストIV』に登場している元やローズといったキャラ以上に人気がありました。

『スーパーストリートファイターIV』

――『III』のキャラクターについてはいかがでしたか?

小野さん:人気が高かったのは、ダントツでダッドリーでしたね。これはもうぶっちぎりでした。その次がいぶきで、その次が……ユンかヤンあたりなのかなーと思っていたら、意外にもまことだったんです。ユーザーの要望はできる限り反映させようと思っているのですが、まことはクセが強いキャラクターなので、どうしようか迷いました。しかし、いぶきに匹敵するぐらいの人気があったので、これはもう入れないわけにはいかないと思い、『III』からはこの3人を選びました。

『スーパーストリートファイターIV』 『スーパーストリートファイターIV』 『スーパーストリートファイターIV』
▲いぶき▲ダッドリー▲まこと

――『III』のキャラはブロッキング(※『III』に搭載されている、相手の攻撃を受け流せるシステム)の面で苦労をされたとのことですが……。

小野さん:そうですね。『III』はブロッキングありきのゲームだったので、ブロッキングがない『ストIV』ではどうすればいいのかという問題がありました。一時はバトルプランナーと、ブロッキングのようなシステムを入れようか話し合ったこともあったのですが、結局なくなりました。理由は簡単で、ブロッキングが入ると一気に敷居が上がってしまうからです。『ストIV』は格闘ゲームの“初級編”として制作したのですが、『スパIV』でブロッキングが搭載されたら、いきなり“名人向け”になってしまう。なのでブロッキングは入れずに、『III』での基本的な動きをそのまま『ストIV』のシステムに落とし込もうということになりました。『III』をプレイしていた人なら、「ブロッキングが入っていないじゃん!」と言いながらも、きっと『ストIV』のセービングアタックなどを駆使して『ストIV』ならではの戦術を研究してくれると考えたんです。そういう意味でも、ネクロやQといった特殊なキャラクターよりは、この3キャラの方が遊びやすいのかなと思い、確定しました。

――『III』をプレイしている人から見ると、いわゆる“3凶”の2人であるまこととダッドリーは順当だったと思います。あとはやはり『III』といえばユンだと思うのですが……。

小野さん:確かに、ユンとヤンは日本からの声は多かったのですが、海外ではまったく反響がなかったんです。

――それは意外ですね。

小野さん:あと人気がなかったのはアレックスですね。主人公なのに、出してほしいという声をまったく聞かなくて。やっぱりなと思いました(笑)。まぁ『タツカプ』(『タツノコ VS. カプコン』)で復活できていたからよかったんじゃないかなと。

――追加キャラクターの数は、最初から決まっていたのでしょうか。

小野さん:5月ごろに続編決定を発表した段階で、12キャラぐらいに絞ったんです。ジュリは当確していたのですが、スケジュールの面からハカンとまことがちょっと危ないかも……といった感じでした。ハカンに至っては、名前だけしか決まっていなかったんです。なので最初追加キャラについては「8キャラぐらい」と公表していました。別に隠していたわけではなく、その時の心境をそのままお話ししただけなんです(笑)。

→新キャラ誕生のエピソードや、
“いぶきの胸大きくなってね!?騒動”の真相が明らかに――!?(2ページ目へ)

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データ

▼『スーパーストリートファイターIV』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:FTG
■発売日:2010年4月28日
■価格:通常版 4,990円(税込)/コレクターズ・パッケージ 5,990円(税込)(イーカプコン限定版は通常版 6,490円(税込)/コレクターズ・パッケージ 7,490円(税込))
 
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