バサラ祭2010～春の陣～で『戦国BASARA』5周年企画が続々と明らかに！

文：電撃オンライン

●声優陣が目の前で演技！　生アフレコ・戦国ドラマ絵巻

　登場キャラクターによる掛け合いが多数楽しめる『戦国BASARA』シリーズ。最新作である『戦国BASARA3』でも、そのバリエーションは豊富に用意されている。この“戦国ドラマ絵巻”のコーナーでは、『戦国BASARA3』から登場する新キャラクターにスポットを当て、彼らがどんな思いを抱いているのか、どのキャラクターとかかわりを持つのか確認できた。

●えっ!!　スカーフ投げちゃうの!?　なスペシャルトークショー

　出演声優が一堂に会して行われた、スペシャルトークショー。大川さんは、2年半前のバサラ祭で「子どもではなく、カッコよくなった役をやりたい！」と発言したが、それが無事にかなったとコメント。しかし、これまで少年だった家康が大人になったことに対して受け入れられるのか、不安を抱いていたという。この発言を受けてファンからの拍手が上がると「ありがとうございます！」と笑顔で頭を下げた。

　石田三成を演じた関さんは、今作から『戦国BASARA』作品に登場することについて「いいよ、人気タイトル！　これでマンションのローンを払える（笑）」とコメントし、会場を沸かせる。三成については、その奇抜な髪型に驚いたが、おもしろく演じられたとのこと。

　前からシリーズは知っていたため、「とうとう出られるか！」と感動したという立木さん。大谷吉継はビジュアル的に異彩を放っているキャラクターだが、見た瞬間から声をイメージできたほどしっくりきたと話していた。

　雑賀孫市役の大原さんは、「男の子役かと思ったら、色っぽい女性で驚きました！」と初めてキャラクターを見た時のことを振り返った。これに対して小林プロデューサーは、「雑賀孫市は雑賀衆の有力者に与えられる名前。調べてみたら“さやか”という人物がいたので、女性でもいける！　と考えました」と開発秘話を明かした。

　戦国ドラマ絵巻で大きな笑いが起こっていた黒田官兵衛を演じるのは、小山さん。生アフレコの時に笑いが上がったことについて「渋い役だと喜んだくらいの人物。本当は天下人が恐れたほどの武将なので、あんなに笑いが起こるはずがない！」と憤り（？）を感じているようであった。

　「これまでの『戦国BASARA』とは少し違うキャラ」と印象を話していたのは、鶴姫役の小清水さん。預言者として“先見の目”を持つ彼女だが、演じるにあたって「少女マンガ風の役で」というオーダーがあったという。キャラクター性だけでなく、ストーリーも愉快なものになっているようなので、期待しておこう。

　登場するたびに“アニキ”コールがあがる、人気キャラの長曾我部元親。しかし、これまでのシリーズのように、いけいけドンドンで戦うキャラではなかったと、石野さんは語った。内面に秘めたところが出ていて、息苦しさを感じたというほど。それが原因で、収録中には鼻血を出してしまったとか。これまでと大分違うキャラになっているようなので、遊ぶ際には注目してみては？

　三成に破れ、我慢を強いられることになる伊達軍を支える片倉小十郎。演じた森川さんは、ボロボロになる彼を見て「頑張って～！」と叫びたくなったという。これまで同様に政宗を支える彼だが、残念ながらプレイヤーが操作することはできない。しかし、出番はかなり多いようなので、ファンは楽しみにしておこう。

　司会を担当していた森田さんは、自身の演じた前田慶次に対して「背負ったものを感じた」とか。これまでのようにはじけられず、叫べなかったため、もどかしさもあったようだ。慶次は孫市とのからみが多く、ついに慶次が恋を……という展開が描かれる!?

▲女性陣は相談して、浴衣を羽織ってきたという。2人の青い帯を受けて、小山さんは青い色のスカーフを首に巻いて登場。しかし、なぜかここでそのスカーフを客席に投げ入れる！　これには、出演者も驚きを隠せなかったようで「今ならまだ取り返せますよ！」と総突っ込み。

●お悩みを即・解・決する
『大原＆小清水の『戦国BASARA3』応援らじお。』出張版

　インターネットラジオステーション＜音泉＞で配信されているWebラジオ『大原＆小清水の『戦国BASARA3』応援らじお。』の出張版が行われた。番組中で募集しているお悩み相談コーナー“開運！BASARAの杜”が行われ、出演声優陣による悩みが披露された。「大きくて目立つ家来がいて、頼りになるが自分が地味に思える」という切実（？）な悩みから、「アカデミー主演男優賞を取る予定だが、その際にするコメントを何がいい？」や「最近免許を取ったが、どんな車に乗ればいい？」というさまざまな悩みが飛び出した。番組中のコーナー同様に、「これでいいの？」という解決方法が飛び出したが、珍回答の連続に観客席から笑いが絶えることはなかった。

●ご当地グルメを賭けた“天下分け目のクイズ決戦”！

　クイズに答えて正解した数が多いチームに、近江牛と名古屋コーチンという豪華なご当地グルメがプレゼントされる“天下分け目のクイズ決戦”。大原さんと小清水さんが演じるキャラは、中立な立場だが、今回は家康役の大川さんが演じる東軍に所属して、三成役の関さん率いる西軍と対決した。

　第1問は、コラボ商品であるカップめんの名称について。森川さんから“片倉ゴボウメン”という選択肢にない回答が挙がるという展開に、大川さんは「肉が遠のいた！」と頭を抱えていた。1問目は、答えを合わせてきた西軍が4人正解で、東軍が1人正解という結果。

▲関さんは当初「『戦国BASARA』とのコラボでタイトルがないなんておかしい！」と“戦国BASARAーメン”を選択していたが、長いものに巻かれろとばかりに答えを変更し、見事に正解となった。

▲空気を読まずに、我が道を突っ走る森川さんの回答。確かに、ゴボウのてんぷらとめんの相性は抜群だが、残念ながら今回のコラボとは関係がない。

　続いて第2問は、ゲームシステムの問題。身体能力が極限まで高まり、敵の動きがスローに見える新システムの名称を選ぶというもの。“戦刻バースト”、“戦刻ブースト”、“戦刻ロースト”、“戦刻トースト”という選択肢から1つを選ぶ問題だったが、正解は“戦刻ブースト”！　西軍は1人が、東軍は3人が正解し、これで5対4に！

▲意外にも正解率が低かったこの問題。“バースト”と“ブースト”で悩んだ人も多かったようだ。なお、森川さんはまたしてもふざけている……かと思いきやしっかり正解。豚のブーで“ブースト”というわけだ。

　最後の問題は、真田幸村役の保志総一朗さんが出題。「幸村の家紋である六文銭は、現代のお金に換算するといくらになるか、数字で答えよ」という突然難しい問題であった。西軍は200円代にあわせてきたのに対して、東軍はバラバラな解答。正解は……およそ70円ということで、30円と書いた大原さんがニアピンで1ポイントを獲得した。

▲皆が頭を悩ませた最終問題。「船の渡し賃として、何文払った」ということで、バスや電車の初乗り運賃として200円台に合わせてきた西軍だったが、残念ながら正解は70円であった。

▲最終的に勝負の行方は、大将同士のジャンケンに託された。パーのアイコに続いて、関さんはチョキを、大川さんはグーを出す。「オレはジャンケン、弱いぞ！」と宣言していた大川さんであったが、見事に近江牛と名古屋コーチンをチームにもたらせた。

▲クイズで正解者を示すために使われた湯のみは、声優陣のサインを加え、イベント参加者に抽選で贈られた。

●エンディング

　2時間を越すイベントは、あっという間にエンディングを迎えた。なお、このイベントはDVDとして後日販売される予定。当日会場で楽しんだ人も、残念ながら来られなかった人も、DVDでイベントの雰囲気を味わってみては？

▲出演者が今回のイベントの感想を語った後、一旦どん帳が下りた。が、アンコールで声優陣が再登場し、各キャラクターのセリフを披露した。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
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▼『戦国BASARA3』

■メーカー：カプコン

■対応機種：PS3/Wii

■ジャンル：ACT

■発売日：2010年7月29日

■価格：PS3 6,990円（税込）/Wii 5,990円（税込）

　

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