2010年5月12日(水)
カプコンは、5月20日に発売するPS3/Xbox 360『ロスト プラネット 2』、6月24日に発売するDS『ゴースト トリック』と7月15日発売するPSP『ラストランカー』の合同タイトルプレゼンテーションを、本日5月12日に新宿のバトゥール トーキョーで行った。
▲イベントに登壇した開発スタッフと、パブリシティ企画推進室室長の萩原良輔さん。 |
まず最初に登場したのは、新感覚ミステリーと銘打たれた『ゴースト トリック』を手掛ける竹下博信プロデューサーと巧舟ディレクター。竹下さんは本作の魅力について、『逆転裁判』シリーズの巧舟(たくみしゅう)さんによる完全新作ミステリーであることを説明。さらに、スピーディに展開する謎に満ちたストーリー、シンプル操作で運命を変える謎解き、DS史上最高峰のグラフィックも挙げた。
▲巧さん(写真左)は「『逆転裁判』シリーズの開発がひと段落した時にDSが発表され、新しいAVGをやりたくなった」と話し、竹下さんは「わかりやすいけれど、特徴的な作品になった」と続けた。 |
現在は、公式サイトでWeb体験版を公開しているが、それに対して多数の反響が寄せられているという。その中の「配信体験版を出してほしい」という要望に応え、DSステーションや“みんなのニンテンドーチャンネル”、“ニンテンドーゾーン”で、ダウンロード体験版を配信するという。詳細は後日発表される。
そして本日のビックサプライズとして、巧さんがTwitterで“GHOST Tweet”を本日からスタートすることが公開された。『ゴースト トリック』のコンセプトが“人の人生を垣間見て、つながっていくこと”で、これがTwitterによく似ていると感じたことから、この企画を始めることにしたのだという。情報を発信するだけではなく、金曜日の18:00ごろからはユーザーの質問に答える企画も実施する予定だ。アカウントは“takumi_gt”で、ハッシュタグは“♯takumi_gt”。
▲プロモーション施策を明らかにする竹下さん。ダウンロード体験版の配信だけでなく、今流行しているTwitterをスタートさせることを発表した。 |
▲竹下さんのiPhoneを使い、その場でつぶやくことに。巧さんはiPhoneを持っていないため、時間を掛けながらTwitterに書き込んでいた。 |
▲通常版とイーカプコン限定版が用意されている『ゴースト トリック』。イーカプコン限定版は5,555円(税込)で、2枚組のサントラCDがセットになっている。 |
続いて登場したのは、豪華クリエイターがスタッフとして名を連ねているPSP用RPG『ラストランカー』を手掛ける松川美苗プロデューサー。松川さんの他に、ディレクター・新納一哉さん、シナリオ・野島一成さん、作曲・下村陽子さん、キャラクターデザイン・吉川達哉さんという面々が参加している。
▲松川さんは、開発スタッフが惚(ほ)れこんで人気アーティストのUVERworldに曲の作成を依頼したことを明らかにした。また、楽曲『Ultimate』の躍動するメロディーとゲームの世界観が融合した、プロモーション映像を公開した。 |
本作の先着特典としてサントラCD“『ラストランカー』リミテッド サウンドトラック-Piano Trio Arrange-”が付属する。このCDは下村陽子さんがプロデュースしており、厳選された楽曲にアレンジを施し、ピアノ・チェロ・ヴァイオリンの三重奏で収録している。
また“超!アニメロ”内の“ラストランカー特設サイト”とのタイアップや、完成披露会の開催決定が、松川さんの口から明かされた。「著名なクリエイターと一緒にRPGに取り組んでいます。発売まで、今後も情報を出していくので、楽しみにしてほしい!」とファンにメッセージを送り、松川さんはステージを後にした。
▲松川さんが発表したプロモーション展開。人気声優の神谷浩史さん、中村悠一さんらが登場する完成披露会は、当選したユーザーを招待する形で行われる。詳細については公式サイトを参照してほしい。 |
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