2011年6月10日(金)
“プラモクラフトRPG”と銘打たれた『ダンボール戦機』だが、さまざまな要素が盛り込まれている。ここでは、LBX同士で戦うことができる“バトルシステム”をはじめ、自分だけのLBXを作れる“カスタマイズ”、最大4人の友だちと通信対戦ができる“マルチプレイバトル”、さらに各種やり込み要素について紹介していく。
■ バトルシステム ■
LBX同士のバトルでは、ハンマー、槍、両手銃、片手銃、ナックル、剣、ランチャーといった、7系統の武器を駆使して戦うことになる。武器に応じて多彩に変化する攻撃アクションは迫力満点。各系統の武器の特性については、下記を参照のこと。
【ハンマー】 | 【槍】 | |
重量級で両手で扱うため、盾は装備不能。間合いが短く動きも遅いが、全武器中トップクラスの威力を誇る。 | 小回りに欠けるが、間合いは全武器中最長で、直線的な攻撃が得意。片手で扱うため、盾を装備できるのも強み。 |
【両手銃】 | 【片手銃】 | |
遠距離からの攻撃に最適な武器。“スコープモード”を使用すれば、離れた相手でも正確に狙うことができる。 | クセがなく扱いやすい中距離用の武器。攻撃力は低めだが、エネルギーをためて放つ“チャージショット”は強力。 |
【武器腕】 | 【ナックル】 | |
系統としてはナックルに分類される武器。別の武器を持てないが、火炎放射や水の弾丸など特殊攻撃ができる。 | 間合いは狭いものの、圧倒的な速さで一気にラッシュをかけられる。アッパーなど格闘系の技が使用できる。 |
【剣】 | 【ランチャー】 | |
攻撃力やスピード、リーチのバランスがとれた武器。“大回転斬り”のように広範囲攻撃ができる技もある。 | 装填数は少ないが、1発の威力が高い。“チャージショット”を放てば、さらに威力を増した弾が敵を追い詰める。 |
各系統の武器は、使い込むことで経験値がたまってレベルが上がる。レベルが上がると、武器に応じた“必殺ファンクション”を覚えることができる。絶大な威力を誇る必殺ファンクションを駆使して、敵を蹴散らそう!
ちなみに、武器と必殺ファンクションには、それぞれ属性が設定されている。属性には“斬”“貫”“衝”といった攻撃の特徴に関するものと、“火”“水”“雷”“光”といった攻撃の効果に関するものの2種類がある。敵の弱点属性を突けば、より大きなダメージを与えることが可能。武器やパーツを選ぶ際には、属性にも注目したい。
■ カスタマイズ ■
本作では、さまざまなパーツを組み替えてカスタマイズし、自分だけのLBXを作ることができる。カスタマイズ可能なパーツは、2,500種類以上。使うパーツによって攻撃型、守備型、バランス型というようにLBXの特性が変化する。
パーツと武器には“重さ”の概念があり、重さの合計に応じて機体の“スピードランク”が決まる。A・B・C・D・Eの5段階で表されるスピードランクは、バトル中の移動スピードに影響を及ぼす。なおパーツには、NG(ノーマルグレード)、HG(ハイグレード)、MG(マスターグレード)の3種類が存在し、HGとMGには“スキル”と呼ばれる得意な武器を示すアイコンがある。このアイコンを全身パーツで計5つそろえると、無条件にスピードランクが1段階アップする。
カスタマイズできるのは、体のパーツだけではない。胸部分の“コアボックス”に“コアパーツ”を組み込むと、LBXの能力がさらに変化する。コアパーツにはいろいろな形状のものがあり、コアボックスのスペースに収まるように配置させれば複数のパーツを組み込むことが可能。コアパーツの中には攻撃力に補正がかかるものもあれば、“必殺ファンクション”の装備数が変わるものもあり、種類はさまざまだ。
■ マルチプレイバトル ■
本作では、PSPのアドホック機能を利用した、最大4人までの通信対戦“マルチプレイバトル”を行うことができる。自分好みにカスタマイズして鍛え上げたLBXで、友だちと戦えるのだ。2チームに分かれたオーソドックスなタッグ戦の他に、全員が敵となるバトルロワイヤル形式での対戦も楽しめる。
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