2011年6月17日(金)
名前を決めた後は、種族と学科の選択だ。特に種族は後で変更できないようなので、後悔しないように慎重に選択すべきだろう。その際に見るべきポイントは、能力値だけでなく各種族に1つ用意されている専用学科だと思われる。たとえばドワーフなら“狂戦士”、エルフなら“精霊使い”など、いかにもな学科が用意されている。オンリーワンの個性的なスキルや魔法が使用可能で、たとえばクラッズの専用学科・風水師なら、戦闘で勝ったときの経験値やお金が増える“幸運の鐘”というスキルを修得できるようだ。
なお、キャラクターの見た目は種族によって決まってくる。1種族につき4種類の容姿があり(セレスティアのみ8種類)、それぞれ4種類の髪型を選ぶことが可能だ。キュートなイラストも『ととモノ。3D』の魅力の1つなので、こちらを重視してパーティを編成するのもアリだろう。場合によっては戦闘の難易度が非常に高くなるが、愛があればなんとでもなるはずだ、たぶん。ちなみに容姿は性別に関係なく選べるので、見た目は完全に女の子な男の娘も作成可能。『ととモノ。3』から導入された新システム(?)とのことだが、「これが『ととモノ。』の最大の魅力!」と思ってる人もいるとかいないとか……。
『ととモノ。3D』で選べる種族は10種類。各種族には、その種族でしか選べない専用学科が用意されている。学科、いわゆる職業は、戦士や盗賊といった一般的なものから、メイドやツンデレといった独特なものまで数十種類あり、それぞれでパラメータや修得するスキルなどが異なる。1人のキャラクターにつき、メイン学科とサブ学科の2つを設定可能で、それによって個性が生まれる仕組みだ。なお、途中で“転科”、つまり転職を行うことも可能。
本作は最大6人のパーティ制となっている。3DダンジョンRPGでは前衛3人+後衛3人というのが伝統的なセオリーだと考えているが、『ととモノ。』シリーズでは前衛が1人以上いれば、あとは自由に設定できる。つまり、前衛6人の肉弾戦パーティを組むこともできれば、前衛1人+後衛5人という盾役+遠距離攻撃パーティを組むことも可能だ。
攻略本担当者にそのあたりのバランスを聞いたところ、通常の戦闘では複数の敵を一度に攻撃できる攻撃魔法を持つ後衛役が強く、ボス戦ではHPが高く戦闘不能になりにくい前衛役が役立つ、とのこと。それを踏まえて、今回はオーソドックスな組み合わせをベースにちょっとアレンジを加えた編成を考えてみる。
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