2011年6月17日(金)
パーティ編成の計画が決まれば、あとは実際にキャラを作るだけだ。しかし、ここで『ととモノ。』シリーズの“お約束”ともいえる“ボーナスポイント(BP)”の壁が立ちはだかる。BPとは、各種族の基本能力値にプレイヤーが任意に加算できる値で、キャラクター作成時にランダムで決まる。多ければ多いほど最初から強力なキャラクターを作ることができるため、納得がいく値が出るまで何度もキャラメイクをやり直すのが常識(?)だ。
とはいえ、あまり時間をかけ過ぎてもまた上司に怒られるので、適度な妥協ラインを決めて繰り返そうと思う。攻略担当者は「全員のBPを40以上にするのに1時間半ぐらいかかった」と言っていたので、もうちょっと妥協して35以上を狙ってみよう。ちなみにBPの最大値は60だが、誰に聞いても「そんな数字は見たことがない」とのこと……。
▲BPは10前後であることが多いが、何度も“入学”を繰り返しているうちに、いきなり高いBPを持ったキャラクターが登場する場合がある。BPを使えば能力値を底上げできるので、序盤の難易度に大きな差が出てくるのだ。 |
何度もやり直して、ようやく自分だけの6人パーティを結成! 種族と学科の組み合わせや選択理由などの詳細は、下で写真とあわせて説明している。BPは35以上を目標にしていたが、運よく6人中4人が40以上をマーク。最高値はエルフの50となった。なお、こうしたキャラメイクは非常に楽しいのだが、すぐにプレイしたいというせっかちな人のために、あらかじめ用意されている6人のキャラクターを選んで冒険を始めることもできるのでご安心を。
とりあえず、自分なりに満足のいくパーティに仕上がったと思う。最も一般的な編成と思われる“前衛3人+盗賊+回復役+魔法攻撃役”という組み合わせをもとに、より攻撃的なアレンジを加えてみた結果だ。通常の戦闘で出現する敵の数がけっこう多いという話を聞いたので、思い切って魔法攻撃役を2人に増やしてみた。そのぶんHPが低いキャラクターが増えてしまうが、盗賊役の種族をドワーフにすることで若干フォロー。盗賊向きのクラッズなどにくらべて罠を解除する能力に不安が残るが、戦闘力を重視したわけだ。
フェアリーの専用学科である“賢者”を使ってみたくて最後まで悩んでいたが、これ以上パーティ全体のHPが下がることに不安があったので見送り。ちょうど攻略本担当者がフェアリーを使っているようなので、ここはあえて異なる道を歩むのが企画的にもおもしろいだろう。どちらの選択が正しかったのかは、これからの冒険の結果で判断していきたい。
まだキャラメイクが終わっただけだが、今回はここまで。個人的にはすでにものすごい達成感を感じているが、実際はまだダンジョンの入口にさえ立っていない。まあ、そのあたりは来週以降ということで。次回は実際にダンジョンに入るための下準備や生徒たちの学び舎であるモーディアル学園の施設などを紹介していきたい。また、『ととモノ。』ならではの“相性”によって発動する必殺技や、新システムのサポートペットについても、以降紹介する予定だ。
なお、最後に攻略本の制作状況をご報告。ソフトの発売と同時に発売できるように担当者は奮闘しているようだが、横で見ている分には、ハッキリ言って間に合いそうにない。
皆様初めまして。現在『ととモノ。3D』攻略本を必死に制作しております、担当の盛澤です。先日、アクワイア様にチェックしてもらうための原稿(専門用語で“初校”といわれるものです)をアップするという重要な予定があったのですが、午前中にお渡しする予定が軽く夕方まで遅らせてしまいました……。発売日までずらすハメにならないよう頑張りますので、期待してお待ちくださいませ!
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