本格3Dダンジョン学園RPGを楽しもう！ 『ととモノ。3D』プレイレビュー!!【第4回】

文：電撃オンライン

■素早く全体魔法が使えるキャラクターが最高に役立つ

　第1回でも少し触れたが、本作の戦闘は出現する敵の数が多い。最大3列で出現し、一度の戦闘で10体以上の敵と戦うこともある。前衛のキャラクターがいかに強くても、基本的に1ターンで倒せる敵は1体で、一部のスキルを使っても敵1列が最大となる。そのため、敵全体を攻撃できる魔法はたいへん役立つのだ。また、消費MPはかなり多いものの、ボス戦で主力となる強力なものもあるので、パーティに最低1～2人は入れておきたい。

　なお、その場合は素早さを最大限まで上げておくのが重要だ。ストーリーが進むと敵もまたパーティ全体を攻撃する魔法を使ってくるため、それを食らう前にこちらの魔法を繰り出せるようにしておくのだ。全体魔法を使えるキャラクターはHPが低いことが多いので、先に攻撃できるかどうかがパーティの命運を分けることもある。“やられる前にやる”をモットーとし、素早さにぜひこだわっておきたい。

▲写真ではすべての敵が見えないが、最大で3列にみっちり敵がそろって出てくる場合もある。こんなときは敵全体を攻撃できる魔法が強力。先手必勝で敵の数を減らしていこう。

■隠し学科を履修する方法

　キャラメイクや転科を行う際に気づいたと思うが、アイコンが“？”となっていて選べない学科が存在する。これらの学科は基本的に特定のクエストをクリアすることで選べるようになる。下の写真で一例を紹介しているが、各学園に1つずつ隠し学科があるようだ。

　ちなみに私のデータでは、あと1種類の学科だけ“？”になっている。じつはこの学科は、ゲーム本編をクリアしたあとで受注できるクエストの報酬として選択可能になる。そして、その学科の名は…………ぜひ自分自身でプレイして確認していただきたい。すぐにでも知りたいというなら攻略本をチェック。パラメータ補正や修得スキルも完全掲載していますので。

▲ドラッケン学園では、その名もズバリ“灰色魔術師学科！”というクエストが存在する。これをクリアすれば、学科一覧の画面で灰色魔術師が選択できるようになる。

■次回予告

　さて、今回の『ととモノ。3D』発売記念ワンポイント攻略特集（長い）はいかがだっただろうか？　私の『ととモノ。3D』初プレイにおける教訓が凝縮されているはずなので、少しでも読者の冒険の役に立てれば幸いである。

　そして来週はついに最終回！　精魂込めて育て上げた我がパーティの最終データ＆自己評価をお届けして、キャラメイクに始まったこの連載の締めくくりにしようと思う。盗賊の種族がドワーフでよかったのか？　魔法攻撃多めの戦略は正解だったのか？　フェアリーを使わずに後悔していないか？　など、最初に抱いた疑問（第1回を参照）について、ついに決着がつくときが訪れるのだ。私が使ったいくつかの種族＆学科に限られるが、「ぶっちゃけ強かったの？」といった素朴な疑問にも可能な限りお答えする予定なので、キャラメイクの段階で迷っている人や、これからどの学科の履修単位を稼ぐか迷っている人は、ぜひ参考にしてほしい。

　それでは最後に、すでに攻略本の制作が一段落したモリサワ氏に、ギリギリまで追い詰められつつなんとか間に合った攻略本のセールスポイントなどを、苦労話とともに語ってもらうことにしよう。

　攻略本制作が完了したと思った翌日、ここでは言えないような罠が発動して心底あせったモリサワです。詳細はナイショです。

　苦労話を話せとか言われましても、苦労した記憶しかないので、何を話せばよいやら……。まぁ武具のステータスはもちろん、画面からは確認できないアイテムランクなどの詳細も徹底的に解析しておりますので、そのあたりをやり込みにお役立ていただけると幸いにございます。

(C)2011 ACQUIRE Corp. All Rights Reserved.

• 『剣と魔法と学園モノ。3D』公式サイト