2011年11月4日(金)
“みんなでかまいたち”は、PS3とPS Vitaのハードの垣根を超えて、1ルーム最大100人のユーザーでプレイするネットワーク推理対戦ゲーム。プレイヤーはそれぞれ探偵となり、犯人と凶器、死体の隠し場所を突き止めるために尽力することになる。
ゲームは、ルールによって2日~1週間というタームごとに行われ、ユーザーは毎日少しの時間、ゲームにアクセスして推理合戦を行う。容疑者の証言を聞いたり、他人の持つカードを偵察したり、つぶやき掲示板“かまいったー”を使用して他プレイヤーと協力したり、捜査をかく乱したりと、複数のユーザーで推理の楽しみを共有できるモードとなっている。
●ゲームの流れ
探偵の基本は、情報収集と推理。事件に居合わせた容疑者の証言を聞いたり(捜査)、他プレイヤーの情報を盗み見たり(偵察)しながら情報を集め、手持ちの情報(情報カード)から真相を推理する(推理)ことがプレイヤーの一連の行動となる。推理で犯人、凶器、死体の隠し場所を突き止めるとゲームクリアだ。
▲“捜査”では、容疑者から証言を聞ける。 |
▲“捜査”や“偵察”で情報カードを収集して、マトリックスを埋めていく。 |
▲推理を行い、正しければクリアになる。外れても、ルールで定められた期間は繰り返してプレイできる。 |
●“捜査”について
まずは事件現場に居合わせた容疑者たちから、情報を聞き出す。話を聞きたい容疑者を選択して、その上で何の情報を聞くかを決定。ルールによって1日にできる捜査回数は定められている上に、嘘をつく容疑者もいるため、質問内容、情報の真偽については注意が必要だ。
●“偵察”について
同じ事件をかぎまわっている探偵(他のプレイヤー)を偵察して、情報を盗む。“参加者一覧”では、他プレイヤーが所持している情報カードの構成比率などを確認できる。やみくもに当たらず、数値を吟味して、新情報入手のために偵察相手を見極めることが偵察のポイントとなる。
▲自分が所持していないカードを数多く持っていて、かつ、防御数の少ないプレイヤーが狙い目。後述する“ざしきわらしカード”の枚数も無視できない情報だ。 |
●“推理”について
情報を集めたら、次は推理に移行。集めた情報カードを確認しながら、マトリックスに正しいと思われる情報のみを記入し、最後に“推理”ボタンを押す。犯人、凶器、死体の隠し場所を正解できればゲームクリアとなる。ルールによっては容疑者の中に嘘つきが混在している場合があるため、情報の真偽を見極めながら推理を進める必要がある。
なお、情報がそろっていなくても、記入された項目すべてが正解であれば、正解数に応じてポイントを獲得できる。しかし、1つでも間違いがあると大幅に減点されてしまう。クリア後も推理が可能なので、全マスを正解で埋める“真クリア”を目指していこう。
●役に立つテクニックを3種類紹介
有益な情報は、他のプレイヤーには渡したくないもの。そんな時は、情報にカギをかけて、防御することが可能だ。防御中のカードは、偵察された場合でも内容を知られることはない。ただし、偵察の主が引き当てた防御中のカードに対して、偵察回数をもう1回分消費された場合、防御を崩されて内容を知られてしまう。
“かまいったー”は捜査状況などをつぶやける機能。他のプレイヤーのつぶやきを見ながら推理を進めたり、事実とは異なることをつぶやいて情報をかく乱したりと、その使用方法はプレイヤー次第だ。
最後に紹介するのは、“ざしきわらしのおつげ”。ルールで定められた枚数分“ざしきわらしカード”を持っていると、ざしきわらしからお告げ(ヒント)をもらえる。
▲紹介した3つのテクニックを使い、他のプレイヤーよりも先に、真相へたどり着こう。 |
●事件のあらましはプレイヤー次第で変わっていく
“みんなでかまいたち”では、プレイヤーが行った行動や、他のプレイヤーに偵察された事実などは“事件のあらまし”に追加され、その事件をめぐるプレイヤーだけの物語がつづられていく。“みんなでかまいたち”は自分が紡ぐ、もう一つの『真かまいたちの夜』といえる。
3ページ目で黒田研二さんのコメントと公式サイトのコンテンツを紹介!
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※画面は開発中のもの。
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