News

2011年12月7日(水)

【ウィザードリィ パーフェクトパック 集中連載 Vol.5】危険度MAX! 新ダンジョン“残魂の迷宮”にチャレンジ!!

文:電撃オンライン

 12月8日に発売となるPS3用ソフト『ウィザードリィ パーフェクトパック』。本作は『囚われし魂の迷宮』と『囚われし亡霊の街』の全シナリオに加えて、本来は追加購入が必要だった種族や職業もフルパッケージングされたお得なセット。さらに、新ダンジョンの“残魂の迷宮”も収録されている。

 本作の発売を記念する特集記事の最終回は、オリジナル要素である新ダンジョン“残魂の迷宮”のプレイレポートをお届けする。従来の『ウィザードリィ』らしい難易度を目指したという“残魂の迷宮”は、いったいどんな難しさになっているのだろうか?

【プレイレポート参加メンバー】

●YK3

 マイコン時代から『ウィザードリィ』シリーズを遊んできた生粋の『ウィズ』ファン。思い入れのあるモンスターは、とにかく強敵だったグレーターデーモン。(『ウィズ』歴25年)

●ライターI

 今回の新生『ウィザードリィ』でシリーズの洗礼を受けたルーキー。追加シナリオのボスだったバンプ・バーストがお気に入り。(『ウィズ』歴1カ月)

●ライターS

 ファミコン版から約18年、久々に『ウィザードリィ』を遊んだ往年のシリーズファン。ファミコン版のサッキュバスで性に目覚めたらしい。(約18年ぶりに『ウィズ』に復帰)


▲『パーフェクトパック』だけで遊べる新ダンジョンの“残魂の迷宮”。本編クリア後もずっと遊び続けられるように設計されたやり込み派向けのダンジョンで、高レベルの敵ばかりが出現する!

■レベル90以上の強敵のオンパレード!

ライターS 今回は『パーフェクトパック』の新ダンジョン“残魂の迷宮”を実際にプレイしてみます。とにかく難しいとの話ですけど、実際はどうなんでしょうね。

YK3 このダンジョンって、何か条件を満たさないと登場しなかったりするの?

ライターI いえ、シナリオの進行状況と関係なくチャレンジできるので、『パーフェクトパック』を買ってきたその日からダンジョンに挑むことができます。とはいえ、基本的には本編をクリアしたパーティ向けなので、レベル1で挑んでもどうにもなりませんけど(笑)。

ライターS ちなみに、『魂の迷宮』と『亡霊の街』のどちらにも収録されていますが、出現する敵などが異なります。ある意味、2倍楽しめるってわけですね。

▲『魂の迷宮』の場合、酒場の主人と会話することで“残魂の迷宮”へ入る許可証をもらえる。特に条件はなく、ゲーム開始直後から入手が可能だ。なお、『亡霊の街』はゲーム開始直後から“残魂の迷宮”へ入れるようになっている。

YK3 死体の山も2倍になりそうだな。

ライターS 不吉なことを(苦笑)。それじゃあ、さっそくS君にプレイしてもらいますか。

ライターI では、『亡霊の街』の『シナリオ3』までクリアしたパーティで挑んでみます。途中で転職をしているからレベルが低めのキャラもいますけど、基本的にはレベル120以上の実力はあると思います。

▲ダンジョンに挑むパーティは、侍(人間/男)、戦士(人間/女)、君主(フェルパー/男)、忍者(フェルパー/女)、司祭(ノーム/女)、司祭(エルフ/女)。『シナリオ3』をクリアした強力なパーティだが……。

YK3 頑張れ、若者。見守っていてあげるよ。

ライターI 先輩たちの祈りが通じることを祈っています! それでは、いざダンジョンに突入です!

▲深い霧に包まれたような“残魂の迷宮”の外観。いったいどんな敵や仕掛けが待ち受けるのか?

ライターI さて、まずは“Advanced Reflex(※1)”と“Battle Aura(※2)”の呪文をかけて……と。まあ、どこまで通用するかわかりませんがね。ああ、“Arcane Map(※3)”もかけないと。

※1……Advanced Reflexは僧侶系の呪文で、パーティメンバー全員の回避率を上昇させる。一度使用するとアンチスペルゾーン(呪文を無効化する場所)に入るか、ダンジョンから出ない限り効果が切れない。
※2……Battle Auraは僧侶系の呪文で、パーティメンバー全員の命中率を上昇させる。Advanced Reflex同様、アンチスペルゾーンに入るか、ダンジョンから出ない限り効果が切れない。
※3……Arcane Mapは魔術士系の呪文で、ダンジョンの地図を所持していなくても、マップが確認できるようになる。一定の歩数を歩くと効果が切れる。

YK3 サポート用の呪文は大事だよな。

ライターS 一度使えば、ダンジョンにいる間はずっと効果があるものもありますからね。

ライターI では、千里の道も一歩からっと……。お、看板ですね。

▲「こんにちは! 冒険者様のご来場を心よりお待ちしております。『モンスター一同』」と書かれた看板がお出迎え。

ライターS どうやら、お待ちされていたらしい(笑)。いやな歓迎だなあ

YK3 完全にナメられてるなあ(笑)。

ライターI なんだか緊張の糸がバッサリ切られた感じがしますが、頑張ります(苦笑)。ん? もう一歩歩いたら“DNGK1は何かに気づいた……。”といメッセージが。むむ、このメッセージが出るってことは、隠し扉があるってことですね。(壁を調べて、隠し扉を発見する)

ライターS いきなり隠し扉……。

YK3 怪しいなあ。罠っぽい気もするけど、さあどうする!?

ライターI せっかくだから、隠し扉を進んでみます! おっと、モンスターです!!

▲敵のレベルは96! 思わず、ライターIの顔がちょっとこわばる感じに。

ライターI うわあ、『シナリオ3』の最終ダンジョンの奥に出現する敵よりもレベルが高いかも……。まあ、勝てない相手ではないと思いますけど。とりあえず、全力で戦ってみます。片方の司祭は“マジックウォール(※4)”で守りを固めて、もう片方は“Cloud of Death(※5)”で敵を即死させます! 『シナリオ3』で何度もお世話になった、必勝の戦術です!!

※4……マジックウォールは司祭用のスキル。敵の攻撃を無効化する障壁を張る。必ず先制発動でき、重ねて使用することで障壁がさらに強力になる。
※5……Cloud of Deathは魔術士系の呪文で、敵1グループを一定確率で即死させる。レベル差があっても効きやすいので、強敵相手に重宝する。

ライターS 必勝はウソだろ(笑)。

ライターI ごめんなさい、ウソです(笑)。でも、“Cloud of Death”で敵を即死させるのは基本中の基本ですよ……って、“マジックウォール”が一撃で破られて、“Cloud of Death”を唱えてようとしていた司祭が死亡しました……。

YK3 今、2,000ダメージ以上受けたね。ひゃー、強いな。

ライターS まだ3歩しか歩いてないよ(笑)。

ライターI うーん、なんとか勝ちましたけど、司祭と忍者が殺されました……。ちょっと街まで戻りますね。

YK3 なんだかちょっと懐かしいな。初戦闘で大苦戦って、昔の『ウィザードリィ』ではよくある光景だったからさ。

ライターS いわゆる、ヒリヒリするような死の緊張感ですね。それにしても、本当に難易度が高いですね……。

▲敵から攻撃を受けると、4ケタのダメージを受けるのが当たり前。さらに、即死や麻痺の効果があることも……。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

[CHECK]“残魂の迷宮”を進むために、まずは地図を探そう

 “残魂の迷宮”の地図は、最初のフロアである地下1Fのどこかに置かれている。“Arcane Map”の呪文さえあれば、地図がなくてもオートマッピングの機能を利用できるが、呪文を使えるキャラがやられた時や、アンチスペルゾーンに入ってしまった時のために、地図を所持しておくのが安全だ。そんなに奥まで進まなくても入手できるので、早めに入手しておこう。

▲“残魂の迷宮”の地図は地下1Fにある。まずは地図を手に入れることを目的にして迷宮を進むのがオススメだ。

→気を取り直して、再チャレンジ!

(C)2009-2011 ACQUIRE Corp. “Wizardry” is a registered trademark of IPM Inc. All rights reserved.
Licensed by IPM Inc. to ACQUIRE Corp. Wizardry Renaissance (C)2009-2011 IPM Inc. All rights reserved.

1 2 3

データ

関連サイト