2012年2月10日(金)
3月29日にバンダイナムコゲームスから発売される、PSP用ソフト『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない(以下、俺の妹P続)』。その特集ページ“週刊 俺の妹P続”の第5回をお届けする。
本作は、伏見つかさ先生が執筆する電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(イラスト:かんざきひろ先生)をゲーム化したもの。内容は、2011年に発売されたPSP用ソフト『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』の続編。ストーリーは、伏見先生総監修の完全オリジナルとなっており、さらに伏見先生が自ら書き下ろしたシナリオも収録される。
今週の記事では、本作のヒロインである高坂桐乃(こうさか きりの)を演じる竹達彩奈さんのインタビューを掲載。アフレコを終えたばかりの現在の心境を語ってもらった。
▲こちらが竹達さんが演じている桐乃。兄である京介に対しては、常に高圧的で挑戦的な態度を取っているが……。 |
――アフレコお疲れ様でした。まずは、収録の感想を聞かせていただけますか?
▲竹達彩菜さん。 |
TVアニメが終わって1年近くが経つのですが、久しぶりに桐乃を演じることができてうれしかったです。こうしてまた『俺の妹』の世界に戻る機会があって本当によかったです。アニメも終わってしまって、もう終わりなのかな……と思っていたので、うれしさもひとしおでした。
――久しぶりに桐乃を演じるということで、緊張はありましたか?
いいえ、ほとんど緊張はしませんでした。桐乃はある意味私の一部みたいなところがあるので、どちらかというとリラックスしてアフレコに臨むことができました。それよりも、いただいた台本を読んでとにかくビックリしました! まさか桐乃があんなことになっているなんて。
――それは義妹ルートのお話ですね。
ええ。前作が出た時に、桐乃だけ恋人としていちゃいちゃするようなシーンがなかったんですよ。プレイしてくれた方はわかると思いますが、告白しただけで終わり――という感じで。他のみんなはラブラブなシーンがあって、本当にうらやましかったんですよ。「これが……、妹の壁、ってヤツか……」なんて(笑)。
――今回は、その壁を越えることができたと。
義妹ルートではありますが。でも、本当にその部分だけが心残りだったんですよ。今回の新作で桐乃のラブラブルートを演じることができて、そして実際に遊べることになってとてもうれしいです。……が、いや~、こうしてラブラブルートを演じてみると、恥ずかしいことこの上ないですね(笑)。これまではずっと「このバカ兄貴がッ!!」とか「ハァ~!? フザけんな!」なんて罵声を力いっぱい浴びせていたのに、まさかあんなアマアマでアツアツな……。まさにバカップルと言っていいような状態になるなんて。演じながらも頭の中では「えっ! ウソ!! いやいやいやいや! ないって、ないって!!」と照れまくっていました。ゲームでどうなっているのかは皆さんに実際に遊んで確かめていただければと思います。
――演じる上で注意したポイントはありますか?
先ほどリラックスしながら演技できたとは言いましたが、ちゃんと“桐乃らしさ”が出せるようにと思いながら最初のひと言を演じました。マイクの前で最初のひと言を口に出してみたら「あ、これだ!」と思える演技ができたので、そのまま演じていくことができました。今回のアフレコにあたって、桐乃のキャラソンを聞いて、『俺の妹』の世界を思い出していたのがよかったのかもしれません。
――オススメのシーンはありますか?
それはもちろん先ほども言わせていただいたラブラブなシーン全般ですね。付き合う前の桐乃って……。
(C)伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP
(C)2012 NBGI
※記事中のゲーム画像は開発中のものです。
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