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2012年2月24日(金)

家でゾンビパーティを楽しめ! 『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット』プレイレポート&インタビュー

文:kbj

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●「ぶっ飛んだ世界感を感じてほしい!」

『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット』
▲岡部城プロデューサー。海外にある開発メーカーとやり取りしつつ、完成までこぎつけたとのこと。

――PS3で開発することになった経緯を教えていただけますか?

 このゲームはイギリスの開発会社が作っているのですが、セガと開発会社の間で「しっかりとしたコンテンツを活用して、もう一度やりませんか?」という話がありました。ちょうどPS Moveが発売された時期で、本作との相性がいいことを受けて開発がスタートしました。実は、最初はベタ移植を考えていました。

 ただ、より多くの人に楽しんでもらいたいと思ったことと、ユーザーからの要望にも答えられると考えて、ステージ、モード、ミニゲームなどを追加して遊びの幅を持たせるようにしました。

 グラフィックも進化させるだけでなく、モーションや撃たれた時の挙動なども見直しています。画面がキレイになると、今度は細かな動きが気になるんですよ。ビジュアルと動きが派手にもなっているので、過激な美麗さを味わってもらえるかと。

――追加要素でお気に入りのポイントはどこですか?

 追加キャラのキャンディは、“オーバーキル”というタイトルにふさわしいぶっ飛んだキャラ。そのキャラクター性を楽しんでもらえれば幸いです。追加ステージは、よりエロく、よりグロくしたものを用意しているので、ゾンビが好きな方も満足していただけると思います。

――前作をプレイした人からはどのような要望がありましたか?

 一番多かったのは、オンラインランキングへの対応です。今回は全世界の強豪が登場するランキングを見られます。これを見れば、自分の世界ランクがわかります。またやりこむ人のために、クラシックモードやハードコアモードのランキングも用意しています。

――これまでのシリーズを連想させるシーンが数多く見られましたね。

 シリーズ作品が大好きなスタッフたちが、研究しつつ開発しています。いろいろなところにオマージュがあると思います。シリーズファンはそこも楽しんでください。

――3Dテレビに対応していると聞いたのですが、そちらも説明してもらえますか?

 実は、2種類の3D表示を用意しています。1つは、最近の3Dテレビへの対応です。こちらは、3DTVに付属のメガネをかけていただけば立体感を味わえます。

『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット』

 もう1つは、青と赤のアナグリフ式3Dにも対応しています。こちらはメガネを用意していただくことになるのですが、3D非対応TVでも、立体に表示されるのです!

――それは驚きですね。最後に、電撃オンライン読者に向けてメッセージをお願いします。

 「怖い! グロい!! でもおもしろい!!!」というガンSTGの魅力や痛快さを凝縮した作品になっています。気になっている人、シリーズが好きな人はたまらないと思うので、よろしくお願いします!

『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット』 『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット』
▲ガンSTGの魅力を味わえる作品になっていると語った、岡部プロデューサー。PS Moveにシューティング アタッチメントをつけて、3Dメガネをかけてポーズを決めてくれた!

(C)SEGA
※画面は開発中のもの。

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