2012年6月7日(木)
任天堂は現地時間6月6日に、北米での3DS用ソフトのラインナップを紹介する“Nintendo 3DS Software Showcase”を開催した。
壇上では、先日のプレゼンテーションで紹介された『PAPER MARIO Sticker Star』や『New Super Mario Bros. 2』といったタイトルが、動画や実機でのプレイを交えながら紹介された。Web上での生配信の様子とともに、主な内容を掲載する。
まずは『Castlevania:Lords of Shadow, Mirror of Fate』の映像が公開された。本作は、おなじみの主人公・シモンを操作して進んでいく横スクロールのアクションゲーム。鞭による攻撃の他、大剣や手裏剣のようなサブウェポンでの攻撃も行える。上映されたPVでは、各武器を切り替えてコンボをつないでいく様子も確認できた。これ以外にも、魔力ゲージを使った特殊動作や、2段ジャンプ、鞭でのぶらさがりアクションなどもあるようだ。
『Luigi’s Mansion Dark Moon』のPV上映後、『Disney Epic Mickey Power of Illusion』の話題に移行。本作は2Dのアクションゲームになり、さまざまなディズニーキャラクターが登場するとのこと。下画面でイラストをなぞると、そのイラストが上画面に登場し、ミッキーの冒険を助ける要素などが確認できた。北米では12月18日に発売。
続いて、『PAPER MARIO Sticker Star』が、デモプレイを交えつつ紹介された。移動はアクションだが、敵とのバトルはシンボルエンカウントになるようだ。道中にはファイアフラワーやブーツ、コウラ、ハンマーといったアイテムのステッカーが大量に落ちており、本作ではこれを使うことでバトルを進める。
また、ステッカーはバトル以外にフィールド上で使うこともある。デモプレイでは、道中で花壇が枯れて泣き崩れているキノピオに遭遇。ファイアフラワーやアイスフラワーのステッカーを花壇に張って花をよみがえらせ、キノピオの笑顔を取り戻していた。
最後は、スロットを回して1ターンに複数のシールを使って攻撃する要素が紹介され、デモは終了となった。なお、北米での発売は2012年末のホリデーシーズンとなる。
その後は『Scribblenauts Unlimited』や『KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]』、『Pokemon Black Version 2 and Pokemon White Version 2』といったタイトルを簡単に紹介。
3DSのインターネットの接続率が70%と高いことや、ニンテンドーeショップの売り上げが好調であることなどが説明される。その流れで、パッケージ販売とダウンロード販売の2種の販売方法で展開される『New Super Mario Bros. 2』について言及された。
まずはPVで、本作の大きな特徴である金のマリオが紹介された。今作では、金のファイアフラワーを取ると、全身金色のマリオに変身。このマリオは、ファイアボールのような軌道の金の玉を投げることができる。玉はブロックを貫通して飛んでいき、当たったブロックはすべてコインになるという、派手な効果を持つ。ステージによっては地形が一変することもあり、同じステージでもいろいろな楽しみ方ができそうだ。なお、ステージクリア後に変身が解けることはなかったので、普通の変身のバリエーションの1つと考えていいだろう。
続いては、マリオとルイージを操作する、2人同時のマルチプレイデモが行われた。この中で、ハテナブロックから“スーパーこのは”が登場。『スーパーマリオ3Dランド』ではタヌキマリオになったこのアイテムだが、今作では『スーパーマリオブラザーズ3』と同じしっぽマリオに変身。しっぽ攻撃やホバリングの他、Bダッシュでゲージをためて空を飛ぶ、『スーパーマリオブラザーズ3』と同じ能力も持っているのも確認できた。北米では8月19日発売となる。
こうしてプレゼンは終了。各タイトルの日本での続報にも期待したい。