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2012年9月22日(土)

PCとPS3の連動で生まれるオンラインゲームの新たなる進化形――広大な宇宙を舞台にしたMMO『EVE Online』とFPS『DUST 514』の開発者にインタビュー

文:電撃オンライン

 千葉・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2012”。本記事では、ビジネスデイ1日目に幕張メッセ近郊にあるザ・マンハッタンホテルで行われた、FPS『DUST 514』の開発者インタビューの模様をお届けする。

▲『EVE Online』クリエイティブディレクターのトルヴェ・フランス・オーラフソン氏(写真左)と、ゲームデザイナーのイヴァル・エミルソン氏(写真右)。

■常に新しく進化していく『EVE Online』

――『DUST 514』の前に、本作の前身となる『EVE Online』について教えてください。

トルヴェ氏(以下、敬称略):『EVE Online』は2003年にサービスを開始したMMOで、全世界のプレイヤーが単一のサーバーで遊ぶということをウリにしたゲームです。今年で9年目を迎えますが、半年に一度“EXPANTION”(エキスパンション)というアップデートを追加して常にゲームの内容を新しくすることで、ユーザー数が年々増え続けています。

――過去にゲーム内のグラフィックを改良したことがあるとお聞きしましたが、それもエキスパンションの一環なのでしょうか?

トルヴェ:2003年に始まったゲームというとグラフィックが古いと思われるかもしれません。ですが、ご質問いただいたように、前述のアップデートでグラフィックの改良を行っており、最新のゲームと比べても遜色のない映像でプレイすることができます。

▲こちらは『EVE Online』のキャラクタークリエイト画面を撮影したもの。顔や髪形(色含む)だけでなく、体つき(女性のスリーサイズや筋肉のつき方など)をすべて無料で自由に設定することができる。

――ゲームの目的にはどういったものがあるのでしょうか?

トルヴェ:プレイヤーによってやりたいことや目的はさまざまですが、日本のゲームでいうところの“ギルド”が、本作では“コーポレーション”と呼ばれています。『EVE Online』は広大な宇宙を舞台にしたSF系のMMOなので、コーポレーション同士の戦いで宇宙の覇権を争うということが大きな割合を占めます。所属しているコーポレーションの規模にもよりますが、2000隻もの戦艦がぶつかり合う艦隊戦が起きることもあります。

――では、プレイヤーが果たすべき目標のようなものは設定されているのでしょうか?

トルヴェ:オフラインのRPGにあるような、エンディングを迎えるための目標というものは存在しません。先ほども述べたようにゲーム内ではどんなプレイをしてもいいので、他の人のために大きなコーポレーションを作ってお金儲けをしたり、1人で黙々と資源を採掘してもかまいません。

――PvPの艦隊戦以外ではどういった楽しみ方があるのでしょうか?

トルヴェ:本作では戦争で使われる弾丸やミサイルなど、ほぼすべてのものがプレイヤーたちの手によって作り出され、消費されます。ですから、戦争を楽しむプレイヤーもいれば、資源を採掘して供給する、資源を買い取って物資を作る、完成した物資を売りさばくなど、さまざまな楽しみ方ができます。

 もちろん恨みを買うこともありますが、物資を運搬している輸送船を襲撃して積み荷を奪う海賊行為のようなことをすることもできます(笑)

――できることがたくさんありすぎて、アップデートのネタ出しが大変じゃないでしょうか?

トルヴェ:『EVE Online』ではユーザーの意見を非常に大事にしており、年に一度、“評議会”と呼ばれるユーザーの代表者12名をCCP本社にお呼びして、次回のアップデートに関する意見を募集します。開発陣だけでは考えつかないような意見が飛び出すこともあって、非常に有意義なものだと思っています。

 また、評議会のメンバーはゲーム内ユーザーの投票で決定しますが、今後日本のユーザーさんが増えてくれば、投票の結果次第で評議会の一員になれることがあるかもしれません。

FPS[『DUST 514』の内容に迫る→(2ページ目へ)

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