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2012年11月2日(金)

2013年の『戦国BASARA』は宝塚での舞台化や専門コミック誌を展開! “戦国BASARA -瀬戸内響嵐-”でのゲネプロ&プロジェクト発表会をレポート

文:電撃オンライン

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■“戦国BASARA3 -瀬戸内響嵐-”ゲネプロ公演

 舞台のストーリーは、留守中に四国を攻め落とされた長曾我部が、戦場に残されていた徳川軍の旗から家康の裏切りを疑い、真実を求めて戦っていくという『戦国BASARA3』を下敷きとしたもの。ゲームのキャラクターを再現した衣装をまとったキャストが激しい殺陣(たて)を繰り広げ、迫力の舞台を作り上げていた。また、スクリーンやスモークを使ったゲームの再現描写にも注目だ。

“戦国BASARA -瀬戸内響嵐-” “戦国BASARA -瀬戸内響嵐-”

 シリアスなパートだけでなく、コメディパートにも力が注がれている。小早川秀秋(演:宮下雄也さん)と大友宗麟(演:浅倉祐太さん)を中心とした、ミュージカルのようなシーンには注目だ。彼らのパートでは悪役である毛利元就も、大鍋から出てきたり“サンデー毛利”としての記憶の扉が開きかけたりといった、コミカルな姿を見せてくれた。

“戦国BASARA -瀬戸内響嵐-” “戦国BASARA -瀬戸内響嵐-”
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▲「あの2人(大友宗麟&立花宗茂)と僕たち、キャラ被ってません?」と天海(演:谷口賢志さん)に尋ねる小早川。▲怖ろしい毛利から逃げまわるシーンで、客席にまで飛び出る小早川。ゲネプロということで、関係者や報道陣に助けを求めていた。
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▲マスクを取った食事姿が見たいという小早川に、「(『戦国BASARA』を)作った人が来てるから取れません」と告げる天海。しかし「ゲネだけですよ」と言って……?

 休憩を挟んだ2部の始まりには、各勢力で宴会芸のようなネタを披露。真田軍がゾンビのマネをする“バイオ孫市”や、“孫市にココイチ”“孫市に座頭市”といった連続一発ネタを行ったと思えば、伊達軍では替え歌コーナーや“切腹探検隊”ゲームを行い、会場を笑わせた。

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▲会場全体が大爆笑となった第2部冒頭。写真では全貌がお伝えできないのが残念だ。

 第2部では、決戦に向けてさらに激しいアクションが展開される。TVの時代劇にも劣らない激しい剣戟シーンは、息を呑むほどの出来栄えだ。

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▲独立勢力として活動する武田軍と雑賀衆、長曾我部軍と手を組んだ伊達軍、大谷吉継に謀反する毛利……混乱を極める戦況の結末は!?
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▲約3時間にわたる、笑いあり感動ありのボリューム溢れる大舞台。チケットはほぼ完売だが、映画館でのライブビューイング上映もあるので、機会がある人は見てみては?

(C)「戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY-」製作委員会
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)宝塚歌劇団

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