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2012年12月4日(火)

シリーズ最高の受注数を達成! 哀川翔さんや奥田瑛二さんらが登壇した『龍が如く5 夢、叶えし者』完成披露記者発表会

文:電撃オンライン

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 発表会後、登壇した俳優陣の質疑応答が行われたので、以下に掲載する(敬称略)。

――細部まで再現されたご自身を見られた感想をお願いします。

『龍が如く5 夢、叶えし者』

大東:完成度が高くてびっくりしました。顔に特徴が出にくい若い人は、別人のようになってしまうこともあると聞いていたのですが、再現度がすごかったです。自分がいるようで、驚きました。ただ、アクションは驚くほど足が上がっていたので、「これは実写ではできない」と思いました(笑)。

哀川:実際にそれくらいリアルに映像化されているので、内容を追うことに集中できると思います。期待がどんどんふくらんでいくのを感じました。

奥田:長年役者をやっていますが、もう1人の自分がそこにいるような感じに、結構感動しましたね。客観的に「おお、奥田だ!」と見えて(笑)。実写だと(演技に)落ち込むこともあるのですが、まったく別次元のものだと思えて、ワクワクします。

徳重:僕は髪も長髪なので、皆さんと違って「モニターの中に僕がいる」という感じではないのですが、渋みがどんどん増している。頼もしいと、客観的に感じています。

――名越監督の印象は?

大東:僕は今日初めてお会いしました。この作品は前から知っていたので「ああ、名越さんだ」と思い、この作品に携われたことを感じました。でも実は、以前に新幹線を下りたタクシー乗り場で見かけたような気がしたので、あとで確認したいと思います(笑)。

哀川:アフレコでは、「こうしろ」「ああしろ」ということは特別言われませんでした。「作るための手段はお持ちだと思うので、目いっぱいやってください」と言われました。(監督からは)作品に対しての思いが人一倍であることを感じましたね。

奥田:風貌(ふうぼう)が風貌なので、信用できるのか、できないのかを探りました(笑)。でも突出した才能の持ち主には乗っかったほうが、これまでと違うものが見えてくると思っているので、乗っかりました。それがとても気持ちよかったです。

『龍が如く5 夢、叶えし者』

徳重:ええっと……「黒いなぁ」と(笑)。あとは、名越さんもそうですが、横山さん(横山昌義プロデューサー)が非常にやつれていて、この作品を作るのが本当に大変なんだなと感じました。それに応えるために、頑張ろうと決意しました。

――実写と違うキャラクターを演じる際、意識したことは?

大東:ナンバリング『5』まで続いている愛されている作品なので、熱量・エネルギーが負けてはいけないと思いました。自分の声で、馬場が弱くなったり、抱えている葛藤が薄くなったりしては嫌だと思いながら演じました。それで知らないうちに声も潰れていて……ただ、短期でしたが、馬場という役を楽しめた自信はあります。そこがこの作品にとって、大事なことなのだと思います。

哀川:作品としてでき上がっているので、その中で自分が出せる部分を出せばいいと考え、臨みました。細かいものを自分から出すのではなく、要求されたものを出していこうというスタンスでした。

『龍が如く5 夢、叶えし者』

奥田:(実写でも)蹴られると「あっ!」ってなるんですが、その「あっ!」を何種類も要求されました(笑)。実写では使えないのですが、自分の中でキュートな一面が出て、それがつながるとリアリズムを生むと思いました。

 演じるに当たっては、癖を持って存在することが私を起用した理由だと思うので、ストーリーのコアをなくさないようにしながら、ブースで楽しく過ごさせてもらいました。そのうえで、「あっ!」「うっ!」というのを……実写でも生かそうぜ、哀川!

哀川:いや、実写ではないと思います(笑)。

徳重:最初は僕よりも若くて、力あふれる青年だったのですが、徐々に自分に近づいてきました。今や大吾は自分を超えて、奥田さんや哀川さんに近い位置にいる。そういった役どころは、あまりないので、そこが難しかったです。

――舞台となる5大都市で、気になるところはありますか?

大東:先週まで大阪のミナミでドラマの撮影をしていたんですが、街に本作のポスターがたくさん張ってありました。大阪出身なので久々に街を歩いていると、ポスターの中でもゲーム中の大阪がある。今見ているところも、ゲームで歩けると思うと楽しみになりましたね。なので、自分の出身地でもある大阪を改めて歩いてみたいです。

『龍が如く5 夢、叶えし者』

哀川:限定するのは難しいですね。実際に自分で歩いてみないと、実感にいたらないと思う。なので、ゲームを通じてそこを探してみたいです。

奥田:僕は大阪府警の刑事なので、大阪を歩いている自分を見てみたい。あと、出身が愛知なので、名古屋がどう扱われているかを体験したいです。これから私の『龍が如く5 夢、叶えし者』の旅路が始まるわけで、まずは帰りにPS3を買って帰ろうと思っています。

徳重:大阪、東京はこれまでのシリーズに出ていましたので、本作から初めて出る福岡、名古屋、札幌が楽しみですね!

(C)SEGA

データ

▼『PlayStation 3 龍が如く5 EMBLEM EDITION(250GB)』
■メーカー:SCE
■発売日:2012年12月6日
■価格:37,800円(税込)
 
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