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2012年12月14日(金)

あきらめずに続けて長生きすればいいことはある! 『龍が如く5 夢、叶えし者』に出演した哀川翔さんがアフレコや自身の夢について語る

文:電撃オンライン

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――本作のサブタイトルは“夢、叶えし者”ということで、いろいろな夢を持った人物が出てきます。遊ぶ人は自分と照らし合わせながらプレイすると思うのですが、夢を持っている人、かなえたいと思っている人に哀川さんなりのメッセージをもらえますか?

『龍が如く5 夢、叶えし者』

 ひと言で夢と言っても、現実に向かう夢と、本当に夢として持つ願いのような夢の2つがあります。どちらの夢も、思っていないとかなわないのですが、あきらめないのは大事じゃないかなと思います。夢がないと生きていても張りがないので、あきらめないことを根底に持って、突き進んでいってほしいです。

――哀川さんの夢、野望はなんですか?

 俺は簡単で、長生きです(笑)。やっぱり生きていればいいことはある。悪いことがなければすべていいことだと思えば、長生きすればするだけ、いいことを体感できる。おもしろいことや楽しいことがあるので、やっぱり長生きしないといけない気がしますね。年相応におもしろいことは、積もり積もって出てきます。

――そういう意味では、哀川さんがゲームに出るという今回のことも、これまでになかった“おもしろいこと”かもしれませんね。

『龍が如く5 夢、叶えし者』

 そうですね。子どもたちがやっているのを見るくらいで、俺はゲームとかはほとんどやったことがないんです。ストーリーに乗っかっていくようなゲームの体験はほぼないのに、そんな自分が「ちょっと見てみたい」と思うので、結構楽しみにしているんですよ。一歩を踏み出すきっかけには確実になっていますね。でも、寝不足になるまではやれないので、俺にとっては夜やるのはよくない。朝だと! 朝やるぞという感じになっています。

――ゲーム中には、男性が憧れるような男くさいキャラが多数登場しますが、哀川さんの考える理想の男性像があれば、教えてください。

 なんだろうなぁ……大人になってやることは働くこと。仕事は楽なものではなく、楽しいだけの仕事はない。働いている中で、壁にぶつかって、向いていないと思うことって多いと思うんですよ。誰しもが向いている職業に就けるなんて思っていませんが、あきらめずにやり続けて、とりあえず首になるまでやるのが男だと思います。

 「もう来なくていいよ」と言われれば行かないけど、自分から行かなくなるのはもったいない。やった分まで、他の職業で到達するのに、また時間が必要。能力が発揮できるのは10年先かもしれないし、20年先かもしれないが、やったことは確実に身になるので、それは信じて貫いて仕事をすることじゃないですか?

――1つのことを追求するのが男のカッコよさだと?

『龍が如く5 夢、叶えし者』

 そう思いますね。俺は「まずは10年はやれ」と言うんです。それでダメだったら次を考えてもいいと思うけど、やり続けてみるのは大事だと思います。やっぱりやるならば、プロにならないと。

 男女は関係ないかもしれないけど、男だったらなおさら。やると決めたんだから、腹をくくってやらないともったいないという気がしますね。

――ありがとうございました。ぜひ実際に遊ばれて、演じられた高杉を見てください。

 高杉が出てくるまで、たどりつくのかなあ(笑)。いや、でも楽しみにしています。あと、このゲームの人気はすごいですね。それを最近、ひしひしと感じます。

――きっとこれまで声をかけられなかったような人からも「高杉だ」「哀川さんだ」って声をかけられると思います。

 アハハハ、なるほどね。楽しみです。

『龍が如く5 夢、叶えし者』
▲登場する高杉浩一を熱演した、哀川翔さん。高杉については、目いっぱい生きている魅力的なキャラだと、語っていた。

(C)SEGA

データ

▼『PlayStation 3 龍が如く5 EMBLEM EDITION(250GB)』
■メーカー:SCE
■発売日:2012年12月6日
■価格:37,800円(税込)
 
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