2013年3月28日(木)
オステカの町の門番をつとめるセプー族の青年。18歳。商業組織を仕切っているクラスター配下の精鋭で、強靭な肉体と俊足を武器としている。
持ち前の熱血根性で、何事にもまっすぐにぶち当たる性格。それゆえに嘘がつけない男だと言われている。身体の弱い姉と暮らしているが、過剰なまでに姉を心配しており、たしかな実力を秘めているにもかかわらず、町を離れる心配がない門番という役職にとどまり続けている。そのため、周囲からはシスコン呼ばわりされることが多い。しかし、レビン自身はそのことを否定しており、シスコンと呼ばれるとよくキレる。
▲クラスターの命令で主人公たちの冒険に同行することになるが、姉を心配し、離れることを嫌う。恩義のあるクラスターの説得で渋々同意するというくらい、姉にべったりだ。 |
“熱血キャラで姉思い”というベタな正義キャラです。シナリオは起承転結の流れを作って制作していたのですが、“転”で誰を軸に話を動かすかは決めずに進めていました。週刊連載の漫画などと違って、そこまで書き切ってから、白羽の矢を立てた後で序盤に伏線を張っていくことができるのは、ゲームシナリオ制作の強みですね。(池田)
200年前に、灼連の術師の二つ名で名を馳せた最強の女術師。当時の大戦末期にギグと相打ちになり、1度は死んだと思われていたが、密かに齢を重ねていた。現在は265歳。
歴史の表舞台から姿を消した後は、新たな里を興して隠れ住みつつ、ギグの従者に当たる3体の世界を喰らう者が活動を起こす可能性を危惧して、切り札になる人材として主人公を養育していた。
▲主人公とダネットの育ての親。3体の世界を喰らう者の活動の兆しを感じ取り、主人公とダネットを討伐の旅へと送り出した。 |
主人公とダネットの育ての親。めちゃくちゃ長生きしているおばあちゃんです。ゲーム中ではもう1人、レナという若い女の子が出てきます。レナが何者なのかは『SOUL CRADLE(ソウルクレイドル)』のさまざまな設定にかかわる重要事項です。(池田)
はるか昔に、ギグの従者として世界を崩壊の危機へと追いやった、世界を喰らう者のうちの1体。その中では唯一の女性型だが、もっとも力が強い。ギグ封印後は活動を停止し、レイド国近郊で沈黙を守り続けている。
▲プレイ開始10分で戦えるボスとして知られるフィーヌ。世界を喰らう者の1体であるため、ラスボス級の強さを持ち、圧倒的な力で主人公たちをあっという間に壊滅させる。 |
“砂漠にたたずむでっかいボス”というイメージです。『SOUL CRADLE(ソウルクレイドル)』は『ディスガア』のような1対1の戦闘ではなく、大人数で戦うゲームにする発想から作っておりましたので、それに映えそうなキャラとして作りました。シナリオ的には悲しいキャラだったりします。(池田)
金持ちだけをターゲットに盗みを働く義賊の頭。35歳。15年ほど前、瀕死のやけどを負っているところを水棲族の女王に助けられ、現在に至る。額のバンダナは、その時のやけどの痕を隠すためのものらしい。火を前にすると本能的に避けようとするなど、深いトラウマを抱えている。
エンドルフという名は偽名で、過去にはウォルナットと名乗っていた。ファンの間では、『ファントム・ブレイブ』のウォルナットと同一人物だと目されている。
▲エンドルフの特殊技は、自らの魂を削って繰り出す“サイコ・バーガンディ”。いわば諸刃の剣ともいえる強力な技だ。 |
元は『ファントム・ブレイブ』というゲームに登場するキャラクターです。『ファントム・ブレイブ』の物語で異世界に消えた後の彼のストーリーを書いてみたいと思い、登場させました。若いころとは違って経験を積んで、渋いおっちゃんになっています。『ファントム・ブレイブ』のころの過去を棄てて、名前も変えているようです。(池田)
▲ギグの立ち絵とバストアップイラストの設定画。物語の中で大きな役割を担うヴィジランスなる人物と異なるポイントがいくつか書き込まれている。 |
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