2013年3月11日(月)
「爾子、頼むから黙っていてくれるかい」
夜行の式神。陰陽道の歴史において最高位の霊格を持ち、夜行にしか使役できない大英雄……らしいのだが、本気を出すと醜いという手前勝手な彼の趣味で、童子の姿に無理矢理固定されている。変態的な主の嗜好に困惑しながら、式として忠義を貫く苦労人。
「ぐちゃぐちゃばらばらどっかーん、ですの!」
二身で一体となる式の陰。単体では完全な陰性のため、この世の法則にとらわれない。文字通りの神出鬼没で、時空間すら時に無視する。基本はあくまで乗り物だが、丁禮を乗せることで達人の武威まで付加される。
夜行の式神。陰陽道の歴史において最高位の霊格を持ち、夜行にしか使役できない大霊獣……らしいのだが、本気を出すと醜いという手前勝手な彼の趣味で、仔犬の姿(ただし牛ほどの大きさ)に無理矢理固定されている。
行儀はいいが毒舌家であり、つぶらな瞳で暴言を吐く自称乙女。どうやら性別はメスらしい。他にも人型をとることができるらしいが、それはなかなか見せてくれない。獣耳の幼女だったらいいのに、と覇吐が痛い妄想をしている。
【正田崇氏のコメント】
もはや夜行の変態性を表すアイテムとしか、俺は思ってなかったんですけどね。でも実際そうなんです。丁禮と爾子という名前自体が、夜行の元ネタである摩多羅神の侍従なんですよね。それでとりあえず従者が2人いるという前提で用意したキャラで、見た目がこんなことになったのは、主人が“アレ”だから。
でまあ、彼らの内面については、本編をやってさらにその裏にあるものまで見てもらわないとわかりづらいと思うので、ここでは言いづらいですが……今回、人間バージョンの爾子が見られます。それをお楽しみに。
→最後は覇吐の恋敵(ライバル)・中院冷泉を紹介!!(5ページ目)
(C)2013 light
データ