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2013年3月29日(金)

今からスタートしても間に合う! “電撃学校大賞”への応募作品を絶賛大募集!!

文:電撃オンライン

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●電撃学校大賞応募作品をためしに作ってみたぞ!

 どんなものでもOKといっても、イメージがわかない人もいるかもしれないので、ためしに電撃文庫編集部の編集部員たちが、電撃学校大賞へ応募するつもりで、作品づくりにチャレンジすることにしました!

 さて、電撃文庫をモチーフにした作品ということで、今回我々は『とらドラ!』(著:竹宮ゆゆこ/イラスト:ヤス)でお馴染みのマスコットキャラクター・手乗りタイガーをタイルアートで描いてみることに。電撃文庫編集部員3人が共同で制作します。

電撃学校大賞
▲『とらドラ!』のマスコットキャラクター、手乗りタイガー。

 作業分担としては、多少絵心のある編集部員H君が手乗りタイガーのイラストを見本にドットの下絵を作成し、編集部員A君とK君の2人が下絵に従ってタイルをパネルに貼りつける作業を担当します。

 まずは準備。タイルの配置パターンを決定するための下絵を描きます。タテ×ヨコの比率を決め、正方形のマス目が並んだ図を用意します。今回はフリーのドット絵エディタソフトを使用しました。手描きでやろうという人は方眼紙などを用意して、マス目を塗りつぶしていっても構いません。

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▲下絵作成前、無地のマス目。より大きいサイズのタイルアートや、細かい絵柄にしたい場合は、ドット数を増やします。今回は簡単な絵柄なのでこれくらいの密度に。

 手乗りタイガーのイラストを見本にして、色を塗り分けてドット絵を描いていきます。これがタイルアートの下絵となります。色の種類が多ければ多いほど複雑になって大変ですので、今回は白・茶色・赤の3色だけでシンプルに。縦42マス×横32マスの大きさになりました。

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▲見本。これをドットで描いていきます。▲色を塗り分けて、手乗りタイガーを作成していきます。ちょっと歪んでる。▲下絵完成。これがそのまま完成予想図になります。手乗りタイガーに見えるよね?

 ドットの下絵が出来上がったら、必要な枚数のタイルを用意。専門のタイル屋、あるいはネット通販でも購入でもきます。今回使用したタイルの大きさは1辺1センチ程度のもの。白434枚、茶色708枚、コゲ茶色202枚です。

 次に縦42マス×横32マスの大きさに対応したパネルを用意します。余白部分は最後に切り取りますので、完成予想のサイズよりやや大きめにものを探しましょう。タイルの貼り付け方は板にボンドを塗って張り付けてもよいですが、今回は粘着パネルを使用しました。下絵、タイル、パネルが用意できたら、いよいよタイル張り付けの準備完了です。

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▲準備完了。ここからが本番です。粘着パネルのシールをはがして作業開始!

 後は完成した下絵のドット配置と同じように、パネルに正方形のタイルを1枚1枚貼っていくだけです。単調な作業ですがただひたすら貼り続けて、根気をもって最後まで空白を埋めていく。

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▲作業30分経過。貼っても貼っても埋まらない。きれいに並べるのが難しい。ものすごく時間がかかりそうな予感が……。

 面と面がきっちりとそろうように丁寧に置いていきましょう。早く進めようと思って乱雑に扱うとタイルの並びがガタガタになってしまい、最終的に列がズレてしまうので注意!

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▲ズレないように慎重に。A君とK君が協力しながらタイルを貼りつけています。

 配置し終わったマス目は、下絵のマス目に赤字などでチェック印をつけていくとわかりやすくなります。これでちょうど半分くらい。ここまで埋めるのに2時間ほどかかりました。既に一番下の列に少々ばらつきがでていますが、ここまできたらやりなおせないので気にせず先に進みました(笑)。

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▲時間を忘れ、熱中している間に上半分が完成。
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▲あと数列を残すのみ!

 やっと手乗りタイガーの完成形が見えてきました。地味な作業が続きましたが、あと数列でフィニッシュです。はやる気持ちを抑え、最後の虎縞柄の配置パターンを間違えないように焦らずじっくりと。そしてついに完成!

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 地味な作業を続けてようやく、1,344枚のタイルアートで手乗りタイガーのできあがりです。編集部員3人の汗の結晶がここに。よく見ると若干バラついている気がするのはご愛嬌。さっそく編集部に飾りました!

 熱中していたからか、思ったよりも時間がかからず、達成感もある作業となりました。こうした作品なら、いまからでも応募締切に間に合いますので、ぜひみなさんもチャレンジを!

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▲とっても愛らしい手乗りタイガー! 素晴らしいできばえに編集部から称賛の拍手……とはいきませんでしたが。ちょっと完成度は低いけど、いい記念になりました。

 今回は電撃学校大賞応募作品の一例としてタイルアートに挑戦しましたが、表現方法はなんでも構いません。こんな感じで電撃文庫、メディアワークス文庫作品の何かをテーマにした作品だったらなんでもOKです。「これくらいのモノだったらなんとかなるかも」「俺たちだったら、もっとレベルの高い作品ができる」「俺たちも作品への愛を伝えたい!」と思ったら、ぜひ皆さんも学校の友達と一緒に作品を作り上げて、ドシドシ応募してください。

 応募の詳細は、下記のリンクからチェック! 皆さんの力作をお待ちしています!!

電撃大賞応募要項をチェック

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