2013年3月26日(火)
決勝に進出したのは、早稲田大学の“Dist”と、名城大学の“マルフォイだフォイ”。決勝戦は、試合ごとにルールを変えて戦い、先に2試合を制したチームが優勝となる。
第一試合のルールは、とにかくキル数を稼ぐ“TEAM DEATHMATCH(チームデスマッチ)”。マップは、開けたデッキと狭い通路が混在する“Career(キャリア)”で、1ラウンド10分、スコアリミット75ptで争われる。
ヘタに前に出ると、マップ中央あたりで狙い撃ちに合う“CAREER”。ルールが“TEAM DEATHMATCH”ということもあり、両チームとも敵陣深くまでは踏み込まず、慎重に中~遠距離での撃ち合いを展開。今大会屈指の接戦を繰り広げ、残り時間5秒で同ポイントという状況から、タイムリミット直前で2killをもぎ取った“マルフォイだフォイ”が、74pt対72ptで第一試合を制した。
第二試合のルールは、A(アルファ)、B(ブラボー)、C(チャーリー)の3点に立てられた旗の周囲を制圧する“DOMINATION(ドミネーション)”。マップは、近~中距離戦がメインとなる“Raid(レイド)”で、1ラウンド10分、スコアリミット200ptで争われる。
リスポーン位置を入れ替えての、前半ラウンドと後半ラウンドで展開する“DOMINATION”。このマップでの最重要ポイントとなるBを先に取ったのは“Dist”。そのまま有利に試合を進めて序盤をリード。しかし、開始約1分半で“マルフォイだフォイ”がBの奪取に成功。その1分後には同ポイントに追いつき、そのまま逆転して“Dist”とのポイント差を広げていく。この流れは変わることなく、22pt差をつけての“マルフォイだフォイ”リードで前半ラウンドは終了した。
後半ラウンド開幕、Bを制圧したのは“マルフォイだフォイ”。前半ラウンドのリードをさらに広げていく。残り時間約3分半、ここで“Dist”が“マルフォイだフォイ”からCを奪取。AとCを制圧し猛追を見せる“Dist”。これに焦りを感じたか、すかさずAを取りにいく“マルフォイだフォイ”だったが、今度は“Dist”にBを取られてしまう。一時期は30pt以上も開いていた差を、あと3ptで追いつくというところまで詰め寄った“Dist”であったが、残り時間30秒でBを“マルフォイだフォイ”に取られてしまう。最後は177pt対165ptで“マルフォイだフォイ”が第二試合も制して優勝となった。
毎試合、接戦を繰り広げてきた名城大学の“マルフォイだフォイ”。ギリギリの状況で勝ちをつかんでこれたのは、やはり強いチームワークがあってのことだろう。チームを勝利に導いたリーダーの優勝コメントは「本当にみんなよく頑張ってくれました。感謝です」と、チームメイトを立てるとても謙虚な言葉であった。最後は、チーム全員で声をそろえて「勝ったフォ~イ!」と優勝の喜びを表し締めくくった。
■“コール オブ デューティー ブラックオプスII 全国大学対抗戦”決勝トーナメント
【放送日時】
・2013年3月24日 18:00開演(放送終了)
→番組視聴ページ(タイムシフト視聴あり)
【出演者 ※敬称略】
・MC:Gero/松嶋初音
・ゲスト:岡林史泰/白熊寛嗣
・ゲーム解説:塩見卓也(スクウェア・エニックス)
【出場チーム】
・1ブロック代表:Dist(早稲田大学)
・2ブロック代表:龍大の愉快な仲間たち(龍谷大学)
・3ブロック代表:かうーん(埼玉大学)
・4ブロック代表:抹茶クラブ(明治大学)
・5ブロック代表:TEAM K2‐Nysm(東北工業大学)
・6ブロック代表:マルフォイだフォイ(名城大学)
・7ブロック代表:god(近畿大学)
・特別枠:ニコニコゲームマスター選抜チーム
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