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2013年4月26日(金)

『三国志大戦TCG』でセガスタッフと1年越しのリベンジマッチ! スターター対戦&ブースタードラフト対戦で3本勝負を決行

文:電撃オンライン

●ブースタードラフトのルールを確認

 さて、いよいよブースタードラフトが始まるわけですが、その前にブースタードラフトのルールを軽く確認しておきたいと思います。

 ブースタードラフトというのは、“各自がパックを開封し、その中から1枚をピック(※カードを選んで取ること)し、隣の人に渡す。まわってきたカードの中から1枚をピックし、また隣の人に……”というのを繰り返し、手元のカードでデッキを組んで対戦する形式のルールです。

 『三国志大戦TCG』のブースタードラフトでは、通常ルールといくつか異なる特別ルールが存在します。まず、デッキは30枚以上。そして、兵隊カード(“援軍”を持つ武将カード)は、どんな色の国力も生み出せます。ですので、2~3色でデッキを組んでもちゃんと回る仕組みです。デッキができたら、あとは普通に対戦しましょう。

 『三国志大戦TCG』では、先日行われた公式イベントで、初めてブースタードラフトの大会が開かれたこともあり、きっとスタッフの皆さんも暗中模索状態に違いない! 研究し尽くされたスターター同士の対決より、多少経験の差を埋められるような気がします。そんな甘すぎる考えのもと、いよいよカードのピックが始まりました。

■どんなカードが飛び出すのか! ドキドキのブースタードラフトがスタート

 今回のブースタードラフトは、第1弾~第4弾のパックを1パックずつと、第5弾のパックを4パックの計8パックで行いました。第5弾からは1パック6枚の封入枚数になったため、これを第1弾~第4弾のパックにくっつける形で、計15枚のカードを4回回してデッキを作ります。

『三国志大戦トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦トレーディングカードゲーム』
▲最新弾となる第5弾のパックも使います! どんなカードが出るのか、ドキドキしますね。▲いよいよブースタードラフト開始! 両隣と軍勢が被らないといいのですが……。

 さて、最初のパックは第1弾+第5弾。窪内ディレクターいわく、計略カードは第1弾に多く入っているそうなので、ここで取るべきだそうです! ……ですが、こういったブースタードラフトでは、何はともあれ武将カードを集めないと勝てないというセオリーもあり、計略カードから集めるのはなかなか勇気がいります……。

 パックを開けてみると、まず武力が高い武将がいません。レアリティの高い武将も、女性の武将《賈南風》で、“配備時に相手の山札の上から1枚を公開させ、それが武将カードだった場合、敵陣にいる武将1体を対象とし、このターンと次のターン中、その武将は攻撃できなくする”という、効果は強いけどデッキに入れるか悩ましいカード。後から考えれば取っておいてよかったと思うのですが、初のブースタードラフトということもあり、能力を失敗した時を恐れてちょっとためらってしまいました。

『三国志大戦トレーディングカードゲーム』
▲1パック目。カードの強弱の基準がさっぱりわからないので、とりあえず武力を指針にします。

 そこで注目したのが、第5弾で初登場となる“戦象”を持つ象兵カードです。武力がそこそこあり、何より自分の元々の武力以下のカードからダメージを受けない点が魅力的。象兵を中心に取りつつ、高武力の武将を拾って行けば、なかなかいいデッキになるのではないかというプランを閃きました。今回、第5弾のカードは、すべてのドラフトで回ってきますしね。というわけで、《木鹿大王》をピック。

 そして、流れてくる《木鹿大王》や《花鬘》を集めていきます。特に《花鬘》は、場に出ている象兵×500分武力が上昇します。3体ほど並んでいれば、1コスト武力2000となかなかの武力になってくれるので、積極的にピックしてみました。これが弱いカードだったらどうしようもない感じですが、多分大丈夫と自分に言い聞かせます……言い聞かせます。

 もう1色取りたいと思っていたのですが、なかなか武力の高い武将を引けず、武力2500以上は、漢軍の《魏諷》と群雄の《木鹿大王》だけになってしまいました……。うーん。思ったより象兵を集められない! 一応、《朱霊》や《車冑》といった見慣れた顔も取ってみたのですが、魏軍に行っていいものか、悩んでおります。

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▲いきなり迷走した1パック目。次のパックでは、武力が高めのカードを引きたいところです……。

 2パック目は第2弾+第5弾の構成。武力3500以上を引きたかったのですが、なかなか出ず、またも《木鹿大王》が最高武力に。“とりあえず群雄”という感じで取ってきたのですが、いまひとつ決定力に欠ける気がします。2色目にしようかなと思っていた魏軍も微妙なカードばかりで、これは2色とも隣と被っているのではないか、という疑惑が浮上してきました。

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▲第5弾の《周泰》が最初のパックから出ますが、隣のスタッフOさんが呉軍をやっていそうな気配を出していたので、悩ましいところですがスルー。今思えば、あまり被りを気にせず取っておいてよかった気がします……。うーん……コツがわからない!

 これではいかんということで、後半に突入した時点で、2色目を魏軍から蜀軍に変更。ここからはなかなかいいピックができますが、やはり3500以上の武将が出ません……。しかしここで、超強力な《馬姫》をゲット! 素の武力は2000ですが、能力で上昇するので実質3500! 《馬姫》を出せればきっと勝てます!

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▲「よし、蜀で行こう」と決めた矢先に出てきてくれた救世主・《馬姫》! 武力2000ですが、配備時に+1500で“奇襲”持ち。そしてなんと、ターン終了時に手札に戻るというかなり強そうなカードです!

 ここからは、流れてくるのが呉軍と漢軍ばかりになり、「呉軍を取っておけばよかった……!」と後悔します。まずいです。隣に呉軍と漢軍の強いカードを流しまくっています! 最終パックでも相変わらず高武力のカードは引けず、かなり不安な結果に終わりました……。

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▲3パック目は《馬姫》以外は微妙な感じに。そして4パック目からは、取っていない勢力の強いカードが出過ぎィ!

 結局デッキは、象兵カード+お願い《馬姫》という、完全にカードパワーに頼ったものに。ただ、一応+1000の兵隊カードを取っているので、これを《木鹿大王》に付ければかなりイケるのではないかなと思えました。どちらも2枚ずつあるので、そこそこ現実的なプランのはずです。多分!

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▲4パック目のピックがこちら。うーん、どうでしょうか。高武力の武将は、ひとまず見たら取るべきでしたね。▲完成したデッキ。バランスはいい感じだと思いますが、カードパワーに不安がありまくりです……。

→リベンジなるか!? ブースタードラフト1回戦(4ページ目へ)

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