2013年5月10日（金）

舞台“戦国BASARA3 宴”は従来のシリーズと一味ちがうダークファンタジードラマ――本日公演されたゲネプロの模様をレポート

　本日5月10日、東京都・日本青年館大ホールにて、舞台“戦国BASARA 宴”のゲネプロ（通し稽古）公演が実施された。

　“戦国BASARA3 宴”は、カプコンが展開する『戦国BASARA』シリーズをもとにした舞台劇。今回は、PS3/Wii用ソフト『戦国BASARA 宴』を代表するキャラクターの1人・松永久秀を演じる松田賢二さんをはじめ、新キャストが多数出演する。公演は、福岡、名古屋、東京、大阪といった全国4都市にて行われる。

　開演前には、主な出演者と演出の西田大輔さん、カプコンの小林裕幸プロデューサーによる舞台あいさつが行われた。「熱い気持ちを背負って演じたい」という松田さんをはじめ、各キャストがそれぞれの意気込みを述べていた。

　また小林プロデューサーによると、7月13日・14日に東京・有明コロシアムで開催される“舞台戦国BASARA 武将祭2013”において、来年初頭に発売予定のPS3用ソフト『戦国BASARA4』の最新情報が発表されるとのこと。舞台“戦国BASARA”シリーズのファンはもちろん、ゲームシリーズの最新情報を誰よりも早く手に入れたい人は会場へ足を運ぼう。チケットは、5月15日より一般発売が開始される。


▲ずらりと並んだ主演キャスト。なお、真田幸村役の細貝圭さんと伊達政宗役の保田悠来さんは、“戦国BASARA3 宴”をもってシリーズを卒業する。

■舞台“戦国BASARA3 宴”

　物語冒頭の舞台は、史実にもある“本能寺の変”。浅井長政を斬り伏せる織田信長だが、謀反を起こした明智光秀によって首を裂かれて絶命する。


▲長政を斬り、政宗と幸村すら手玉に取る信長だが、光秀の不意打ちを食らってしまう。


▲オープニングの殺陣シーン。セットへのプロジェクションによる効果的な表現も、本公演の魅力の1つだ。

　本能寺の後日、伊達軍は奥州まで撤退。武田軍は武田信玄が病に伏せた上、至宝とする楯無（武田家に伝わる大鎧）が風魔小太郎によって盗まれてしまう。


▲傷つき、撤退する政宗。		▲楯無を手にする松永。しかし気に召さなかったようで……。

　一方で、鶴姫は何者かの命を受けた軍勢に襲われていた。雑賀孫市の手助けと徳川家康の助太刀があったものの、窮地に陥ってしまう鶴姫。しかし、ここでも小太郎が突然現れて鶴姫を救う。


▲助けてくれた小太郎にフォーリンラブな鶴姫。


▲本能寺から生き延びていたお市。彼女が夢の中で見るかつての挙式では、今川義元が闖入して大騒ぎに。


▲お市の前に現れた天海。2人は手に手を取り、織田信長の復活のため恐山へ……。

→今回ももちろん宴会シーンが登場！
しかしシナリオのシリアスさは次第に増して……？（2ページ目へ）

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