2013年6月23日(日)
“ミカの見せて!聞かせて!愛と処刑(コロシ)のファンタジー”に登場したのは、新英幸ディレクター、山岡晃ミュージックディレクター、山口雄大シネマティックディレクター。新ディレクターが心がけたのは“マニュアルの車”。個人的に感じていた“やらされている感”を排除し、それぞれがやっていることは地味でもすごいアクションをやれることを目指したとのことだ。
▲左から、渚さん、山岡ミュージックディレクター、山口シネマティックディレクター。新ディレクター。 |
ここで、現在世界ランキング1位を自称する新さんが、本作のスーパープレイを披露……する予定だったのだが、解説をしながらプレイしたために、前半ではミスを連発。今回のミッションは、ストーリーとは関係ないサブミッションだったが、ガードの固いボスが登場。苦戦する新さんに対して「なんで、自分で倒せないくらい堅くしたの?」と山口さんが突っ込むと、会場からは大きな笑いが上がった。
▲かなり歯ごたえがあるアクションになっていることが、プレイからも確認できた。 |
途中でヒヤッとするシーンも見られたが、なんとかボスを撃破。新さんが「よかったーーー!」と声をあげたのに対して、スクリーン上でモンドが「ちょろいな」と語っていたため、そのギャップから会場はまたしても笑いに包まれた。
▲ジャストガードやドッジバーストなど、さまざまなテクニックを駆使して時間内にボスを撃破! 目標の盆栽を手に入れることに成功した。 |
山岡さんはBGMだけでなく、効果音やボイスなどさまざまなサウンドを手がけている。システムができ、絵ができ上がり、最後に音声が加わることで、ゲームが完成する。キャラクターに命を与えるおもしろさがあると、自分の仕事について説明。開発の際には、ゲームがよりおもしろくなることを心がけたという。
また、日本人が受ける感覚と海外で受ける感覚は異なるため、ニュアンスを変えているようだ。例えば、ミカの声は海外では多少大人びていたり、キャラクターのセリフの一部が変更されていたりする。なお、本作には日本のバンドの楽曲も色々収録されているようなので、楽しみにしておこう。
もともと、須田さんのファンだったという山口さんは、『ロリポップチェーンソー』に続いて、本作のカットシーンを手がけた。『ロリポップチェーンソー』とは異なり、本作のカットシーンはすべて一度実写で撮影されていることが、本人の口から明かされた。2時間以上あるカットシーンをすべて取った後で、モーションキャプチャーを使って収録。それに、アニメーターが手を加えて、映像を作っていったようだ。これによって絵コンテにないものが加わり、より生っぽさが出たとのこと。
なお、ジゴロミッションでの気になるシーンも、モーションキャプチャーによる撮影が行われている。新さんと山口さんが演技指導を行い、色気たっぷりのシーンをよりよくするために注力したようだ。
▲大人のゲームということで、ジゴロとして美女にアプローチを仕掛けるモードも収録。美女を口説き落とすことで報酬として、処刑に役立つアイテムやモンドの能力を高めるものなどを得られる。 |
最後のコーナーは、“スカーレットの21世紀の大人たちに贈る!プレゼントコーナー”。入口で配れたトランプの柄に応じて、エントリーできる賞が決まり、その後、登壇者とのじゃんけんに勝った人に豪華な景品が贈られた。なお、入口でジョーカーを受け取った人には、特別に所長賞がプレゼントされた。
▲フォトセッションは、報道関係者だけでなくイベント参加者も撮影可能。キューティー3はさまざまなポーズを披露していた。 |
(C) GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. / Published byKADOKAWA GAMES
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