【第60回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー＆攻略『監獄脱出少女 Lie』――廃墟に監禁された少女を救出する謎解き脱出ゲーム

文：みはるアグレッシヴ

■単純すぎず複雑すぎない“心地いい謎解き”

　ゲームの舞台が少女の監禁されている“一室だけ”とあって、下手をしたらあっという間に終わっちゃうかもなぁ～なんて思っていたら……なかなかどうしてお嬢さん。この手のゲームに慣れている私でも、いくつかハマってしまうポイントがあったりして、気が付けばクリアまでに5～6時間もかかってしまいました（汗）。

▲一見すると意味不明な暗号でも、周りにあるヒントと組み合わせることで、その後の行動を示す重要な鍵に。中には、少女に見せることでその後の展開が変わるアイテムも。

　もちろん謎解きゲームのため、複雑な操作などはなく、画面上で気になるところやアイテムを指でタッチしていくのが基本操作となります。が、中にはちゃんとした手順を踏まないと手に入らないアイテムや、ゲーム中に発見した暗号や数字を実際に検証しないと答えに辿り着けない謎など、手軽なプレー感覚ながらも要所要所で頭を捻らないとクリアできない作りになっていて、非常に楽しませていただきました！　しかも無料のアプリとあって、正直なんとも得した気分です！（笑）

▲あとこのゲームは、いかに早く少女を脱出させるかではなく、いかにすべての謎を解くかがポイントなので、脱出ばかりに気を取られてるとこんな結果になってしまいます……。

■ゲームが進むごとに湧き上がる“謎解きとは別の謎”

　謎を解いたり、手に入ったアイテムの使い道を考えたりする間、どうにも気になってしまうことがあります。それは、“なぜこんな廃墟に主人公はやって来たのか”、そして、“この少女はなぜ監禁されてるのか”ということです。

　少女いわく、彼女は“横井理恵”という名前で、ある男に誘拐されてやってきたらしいのですが……。その誘拐した男とやらは見当たらないし、時々気が動転している素振りを見せるわりには妙に冷静だったりで、徐々に彼女への不信感が募っていくことに……。あれ、ひょっとしてワタクシなんかやばいことに首を突っ込んでる？　なんて気付いたころにはもう遅く、すっかり誰かのペースにハマってしまっていたわけですね……恐ろしや。

▲いかにもな廃墟にやってきた主人公。話からしても廃墟マニアって感じでもなさそうだし……運よくこんな現場に遭遇するもんなんでしょうか？

▲きっとこの男に、なんだ……!?　その先を言ってくれ、いや……むしろその先が見たいんだ！　という思いはそっと胸にしまったゲーム冒頭。脱出間近となると、爽やかだった少女の顔が……ゴクリ。

→次のページでは、謎解きのヒントを紹介してきます！（3ページ目へ）

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データ

関連サイト

• 『監獄脱出少女 Lie』公式サイト