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2013年8月1日(木)

『ライトニング リターンズ FFXIII』を発売前にレビュー! 最新版ROMをプレイして感じた、計画的なプレイの必要性とプレイの幅と深みとは?

文:Go!!、編集O

 スクウェア・エニックスより11月21日に発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』。7月27日に東京都港区のSSJ品川ビルで行われたプレコミュ体験会にて、本作のPS3版をプレイした編集とライターの2人によるレビューをお届けする。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』

 体験会では最新版ROMでゲームのオープニングから約1時間程度をプレイできた他、開発スタッフを交えたトークセッションなども行われ、本作の魅力を存分に楽しむことができた。トークセッションなどの模様については体験会レポート記事を確認してほしい。

『ライトニング リターンズ FFXIII』 『ライトニング リターンズ FFXIII』

【プレコミュ体験会レビュアー】

編集O:『FFXIII』『FFXIII-2』ともに、仕事なのを忘れてやり込んだ電撃PlayStationの担当編集。ライトニング萌えとしては、前作であまり彼女に触れられなかった分、着せ替えさせまくって楽しむ気満々!

Go!!:『FF』シリーズのナンバリングタイトルは、すべてリアルタイムでプレイしてきた最古参のファン。一番好きなシリーズ作品は『FFVII』。でもプレイ時間で言えば『FFXI』。10年経ってもいまだプレイ中。

■編集Oによるレビュー:トロフィーなどのやり込み系リワードに期待大!

 ほぼ製品版と同じバーションということで、オープニングから触れることができた今回の体験会。ただ、残念ながらあまり時間がなかったので、じっくりイベント&ボイスを堪能するヒマはありませんでした。そんな駆け足プレイなのにまず気がついたのは、ボイスの量がハンパなく多いこと。以前に掲載したインタビューでも話題になっていましたが、ライトニング役の坂本真綾さんが「いつまで続くんですか」と語っていたというのはダテじゃない! ことあるごとに、ナビゲータ役のホープとの会話が発生するし、戦闘も掛け声満載で、ライトニング&坂本さん好きな自分には、もうたまらないわけですよ。

 とまあ、声の演出というややマニアックな視点から入りましたが、今回の体験プレイでは個人的に4項目に注目してみました。1つ目はウェアの着せ替えとカスタマイズ、2つ目は7日間(ゲーム開始時点)という時間制限のあるゲームの進行、3つ目はやり込み要素、4つ目はサウンドについてです。

 まず1つ目のウェアですが、とにかく種類が豊富なうえに、ウェア1つ1つに対してのカスタマイズポイントが膨大なことに驚愕! 武器とシールドの組み合わせが固定かと思いきや個別に選べるし、そこにアビリティが付加されたアクセサリや、行動中のアクションを自由に選択していくことができます。

 物理攻撃用、魔法攻撃用、防御用のように、自分で役割を決めたウェアを準備することが、物語を進めるうえでは重要そうです。もちろん、カスタマイズした情報は登録できるので、戦闘用以外におしゃれ用のカスタマイズも作る、なんて遊びもできそう。カラーも部位ごとに選べるし、サングラスや帽子のように、戦闘能力に影響しないおしゃれ用のデコレーションアイテムもタップリありますから、ライトニングを思う存分いじり倒せますよ。

『ライトニング リターンズ FFXIII』 『ライトニング リターンズ FFXIII』 『ライトニング リターンズ FFXIII』

 もちろん、装備した状態のモデルをいろんな角度から眺められますので、そこは乞うご期待を。あとは個人的に期待しているのが、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』とのコラボレーションウェアですね。ネコ耳&しっぽ付きライトさんの姿にもうやられましたよ(笑)。さらに、予約特典でもらえるソルジャー1stのウェアもいいですな。ニット服のフィット感と、脇を大胆に出しているのがセクシー過ぎ♪

『ライトニング リターンズ FFXIII』 『ライトニング リターンズ FFXIII』

 と脱線しすぎましたが、次は2つ目のゲーム進行についてお伝えします。とにかく今回は息つく間もないというのが第一印象ですね。7日間という制限時間の中で行動していくのですが、行動可能な場所や選択肢が序盤から大量に用意されているので、私の場合は気が付いたら1日が経過している感じでした。さらに、街の門の開門に時間が決められていたり、クエストも時間限定のものがあったりと、時間に追われる感じがこれまたハンパない。次に何をするべきかを計画的に進めないと、もしかしたら後半はつらくなるのかもしれません。でも、これはこれで“世界の終末に向かう危機感”がヒシヒシと伝わってくるし、ありといえばありなのかも?

 そして3つ目のやり込み要素ですが、こちらは1つ目に解説したカスタマイズに加えて、メニューで“トロフィーリワード”という項目を確認。説明項目を見ると、トロフィーを得たパーセンテージでウェアや武具をもらえるとのことでした。個人的には前作はプラチナトロフィーまで頑張ったので、これは期待大です! あとは通常の戦闘ではこれまでのようにバトルリザルトに★が表示されないのですが、ボス戦ではバッチリ表示されます。しかも、この★の取得結果は“バトルスコア”の項目で確認できるので、やり込み派にはたまらないですね。

 最後に4つ目ですが、前2作ともサントラCDを購入している身としては、やっぱりサウンドも気になるわけです。中でも『FFXIII』シリーズを象徴するバトル曲“閃光”は、今回も聴くことができるのか? そんな期待と不安を胸にプレイを進めると、懐かしいあの曲の出だしが! しかもアレンジバージョンだ!! と思わず興奮してしまったわけですが、あいかわらず壮大で耳心地のいい曲ばかりなので、「ぜひいい音の環境でプレイしていただきたい」と声を大にして言いたいですね。

 とまあ駆け足でプレイした雑感ではありますが、「続編になるたびにやり込み度が増していくな」という好印象を受けた本作。間違いなく“この冬に遊びたい1本”になると断言できます!

『ライトニング リターンズ FFXIII』
▲革や布といった材質のこだわりも、ウェアから感じるのがステキ。

プレイの幅を実感したライターによるレビューとは?→(2ページ目へ)

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