2013年8月22日(木)
個人的にもっとも楽しかったポイントは、バトルパート。いろいろな要素があって大変そうと感じている人にまずお伝えしたいのは、基本は『テトリス』だということだ。『テトリス』をプレイして、消したラインで敵を攻撃する。簡単にいうと、単純にそれだけのこと。ただし、細かな部分で『テトモン』ならではの魅力はふんだんに盛り込まれている。そこが、本作をおもしろくしているポイントでもあるわけだ。
▲落下してくる“テトリミノ”を隙間なく積んで、横1列のラインを作り上げる。誰もが知っている『テトリス』のルールで楽しめる。テトリミノが一番上まで積みあがってしまうと、チームのHPに大ダメージが与えられてしまう。HPがゼロになるとゲームオーバーだ。 |
落下してくるブロック“テトリミノ”は、J型やS型といったおなじみの形。これを横のラインで隙間なく埋めることでラインが成立して敵に攻撃できるわけだ。もう説明していてバカらしくなるくらい『テトリス』なわけだが、ここで『テトモン』ならではのシステムといえる“スタック”がからんでくる。
“スタック”とは、成立したラインが消えずにテトリミノの一番下に加算されていくというシステム。ラインを埋めても消えないという『テトリス』史上初のシステムだが、これがバトルの駆け引きにつながっていて楽しい! たまったラインは、プレイヤーの任意のタイミングでタップして攻撃に移すことが可能で、少ないライン数でコマメに攻撃したり、とにかくラインをためまくって一気に攻撃したりと“スタック”のおかげで攻撃手段に幅が生まれている。もちろん、ラインをためればためるほど攻撃は強力になるが、上まで積みあがってしまう“トップアウト”になる危険も増すので、どのタイミングで攻撃するか毎回ドキドキものだ。
これまでの画面写真で気付いた人もいるかもしれないが、本作の『テトリス』はテトリミノの落下場所をいくつかの落下予測地点から選ぶ形で展開していく。これが実に考えられていて、複数表示される落下予測地点の中に「ここに落としたい!」と考えていた場所が含まれていることがほとんどだった。もし落としたい場所の表示がなかったとしても、画面右の“サイクル”をタッチすることで他の予測地点に表示を変更することも可能だ。
また設定で“スワイプ操作”に変更すれば、テトリミノをタップして直接移動させる直感操作でも楽しめる。プレイしたところ、“スワイプ操作”は上級者向けという感じだったが、慣れればより複雑かつ素早く積み上げられそうだ。なにより、複数の操作方法が用意されているのがうれしい。
▲『テトリス』は久しぶりという人も、表示される落下予測にあわせる形で気軽に楽しめるのもポイント。熟練者は、“スワイプ操作”で高ボーナスを狙える。 |
他にも便利なサポート機能があり、画面右には次に落ちてくるテトリミノが3つ先まで表示されていたり、画面左の“ホールド”をタップすれば、そのとき落ちているテトリミノを1つストックできる。テトリス棒など、便利なテトリミノをホールドしておけば、強力な攻撃となるテトリスが作りやすくなるわけだ。
サポート機能だけでなく、『テトリス』ではおなじみのテクニック“T-スピン”も可能であったり、素早く落とすほどボーナスがついたりとうまくなればどんどん有利になるシステムが用意されている。
▲サポート機能も充実しているので、それらをうまく活用すればより有利にゲームを進められる。最初はなかなかそこまで目がいかないが、慣れてきたら積極的に使っていきたい。 |
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