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2013年8月23日(金)

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』全キャラレビュー:岸辺露伴編――岸辺露伴のヘブンズ・ドアーは心の扉も開く

文:えまぬえる

 バンダイナムコゲームスから、8月29日に発売されるPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の全キャラレビュー企画。今回の記事では、岸辺露伴をさわった感想をお伝えする。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

担当:えまぬえる
好きな部:第4部“ダイヤモンドは砕けない”
好きなキャラ:虹村億泰

■マンガ家としてもスタンド使いとしても、完全に再現される岸辺露伴とは!?

 スピンオフ作品にも数多く登場する『ジョジョ』シリーズ屈指の人気キャラクター・岸辺露伴ッ! 杜王町を拠点に活動するマンガ家で、作品の“リアリティー”のためならば蜘蛛のはらわたもなめて確かめちゃうほどプロ意識(?)の高い人物です。スタンド能力は、相手を本に変えて命令を自由に書き込める“ヘブンズ・ドアー”。本作では、相手の能力を封じながら戦う、変則キャラクターとなっています。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 本体時は、通常攻撃というものが存在せず、すべて特殊技の“安全装置(セイフティーロック)”となります。岸辺露伴の代表作『ピンクダークの少年』をズバッズバッズバッズバッ! ……と描き、相手に当たると対応した通常攻撃を一定時間封じることができるのです。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 また、目をつぶって突っ込んできた東方仗助に繰り出したペン先を投げつける技“もしぼくがマンガの主人公ならこの場合どうするか?”も本体時に使うことができます。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 スタンド時は、具現化したヘブンズ・ドアーが出現して、殴りでの攻撃が可能に。対ハイウェイ・スター戦で仗助を助けるために使った“時速70キロで自分の体は背後にふっ飛ぶ!”も再現されております。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 原作では広瀬康一に放った技で、マンガのネタのために相手の記憶のページを破りとってしまう恐ろしい技も、ハートヒートアタックで再現ッ! “君の『リアリティ』をぼくのものとさせてもらうぞーーーーッ!!”を当てると、相手の特殊技やコマンド技などを一定時間封じることができます。受けた相手は、多分20kgくらい体重が減っちゃうんでしょうね(笑)。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 グレートヒートアタックはその名も“ヘブンズ・ドアー”。受けた相手を本に変え「岸辺露伴を攻撃できない。」と書き込み、受けた相手は一定時間すべての攻撃を封じられてしまいますッ! こ……こんな“恐ろしいスタンド”があるだろうかッ! ヘブンズ・ドアー!!

■マンガ家という職業と同様、相手を注意深く観察することが重要

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 基本の流れは本体で攻撃を封じてから、スタンドモードで攻撃という戦法になります。ただ、“安全装置”は射程距離が短いので、こちらから攻めていくのは厳しい印象。まずは相手との距離をおいて“もしぼくがマンガの主人公ならこの場合どうするか?”でけん制しつつ誘い出して、近づいたところを封印! その後に攻勢に出るとイイカンジです。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 事前にイロイロなキャラクターを使って、“安全装置”で対戦相手の封じられると戦いにくくなる通常攻撃を封じることができれば、より戦いやすくなるでしょう。“勝利”のために、相手の弱点は知っていなくてはならないのだよ。

エルメェスのレポートはこちら!

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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