2013年9月10日(火)
PS4のコントローラである『DUALSHOCK4』には、“シェアボタン”があり、外部の動画配信サービスと連携したゲームプレイの生放送が簡単にできるようになっている。日本国内では、UstreamとTwitchの他、ニコニコ生放送にも対応と発表された。
昨今、開発環境の向上や個性的なグローバルヒット作品の登場などで、熱い注目を集めるインディーズゲーム市場。PS4でも『ブラックライト リトリビューション』や『オクトダッド』などのタイトルがリリースされる。SCEもインディーズ開発者をサポートしていくとのことだ。
『コール オブ デューティ ゴースト』や『アサシン クリード 4 ブラック フラッグ』、『真・三國無双7 with 猛将伝』といったタイトルは、先行してPS3版がリリースされた後、PS4版が本体ローンチのタイトルとしてリリースされる。
これらのタイトルについて、PS3版の購入者はPS4ダウンロード版を安価で購入できるという、“アップグレードプログラム”が適用される。「せっかくなら上位機種版で遊びたいが、そちらの発売まで待っていられない」という人には嬉しいサービスだ。
(→『コール オブ デューティー ゴースト』のニュースはこちら)
PS4向けのPlayStation Plusフリープレイ提供タイトルとして、左右スクロールSTG『RESOGUN』とリアル志向レースゲーム『DRIVECLUB』が配信される。
SCEの音楽配信サービス“ミュージックアンリミテッド”は、もちろんPS4でも利用可能。懐かしの歌謡曲から最新アーティストの楽曲まで、チャンネルも“J-ROCK”や“初音ミク”、そして今後スタート予定の“PlayStation GameMusic”など、多彩なラインナップで提供される。
▲“ミュージックアンリミテッド”に楽曲を提供しているUVERworldは、同サービスの名前を関したライブイベントを開催する。 |
同じく動画配信サービス“ビデオアンリミテッド”は、PS4の発売と同日からサービスを開始。『アイアンマン3』や『とある科学の超電磁砲S』、『バイオハザード ダムネーション』などの配信が予告された。
▲“ビデオアンリミテッド”にて配信予定のタイトル(一部)。 |
エクシングとバンダイナムコゲームスが共同開発した、PS3用カラオケ配信サービス“JOYSOUND DIVE”。その後継サービスが、PS4でも利用できる。サービス用ソフトは“コンパニオンアプリ”機能に対応していて、スマートフォンからでも楽曲選択が可能となる模様だ。
▲アンドリュー・ハウス氏 |
最後に、SCE社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏が登壇し、新ハードであるPS Vita TVを紹介した。PS Vita TVは、簡単に言えば“据え置きハードとなったPS Vita”。従来のPS Vita用コンテンツはもちろん、TSUTAYA TVやhulu、ニコニコ動画などの動画配信サービスを利用できる。
▲さまざまな動画配信サービスを利用できる。 |
また、ハウス氏はPS Vitaが据え置き機となったことについて「デベロッパーとしても新しい市場が提供される」と語り、単なる形態の変化にとどまらないことをアピールした。PS Vita TVは単体で動作する以外にも、PS4と連動させれば、PS4のリモートプレイが可能となる。ハウス氏いわく「PS4を小さな箱に持ち運べる」ということだ。
PS Vita TVは日本が先行発売となる。価格は本体のみが9,954円(税込)で、『DUALSHOCK3』や『8GB メモリーカード』がセットの『バリューパック』が14,994円(税込)。
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