2013年9月13日(金)
まずはハードウェアの準備から。ポイントは、ゲームの画面を生放送するとき、ゲームの音声を中継するのはもちろんだが、ゲーム実況の場合はプレイしている自分の声も同時に流したい。これによってプレイの臨場感が抜群に増すからだ。そのため、マイクの設置は必須となる。
また、ゲーム画面だけでなく、プレイ中の自分の姿を自撮りした映像を放送することもポピュラー。そのため、Webカメラの設定も必要だ。これらをふまえてハードウェアをセッティングしていこう。
▲Webカメラはロジクール『C920t』を選択。カールツァイス社製光学レンズを内蔵したフルHDに対応する。 | ▲マイクはソニー『ECM-PC60』。低ノイズ、高感度が特徴のコンパクトなマイク。写真のように付属スタンドで立てて使うことも、クリップで胸元に留めて使うことも可能。 |
PCをいつも通りセットアップしたら、音声入力のためのマイクと、自撮りに使うWebカメラを接続しよう。ノートPCなどの場合は内蔵カメラでも可だが、マイクはPCやWebカメラに内蔵されているものではなく、マイク端子に接続できる単体の製品を使いたい。
まずWebカメラについては、製品付属のマニュアルどおりに接続し、必要ならばドライバーなどをインストールすれば、あとは特別なセッティングは不要。
次に音声だがマイクを接続したら実況を開始する前に“ステレオミキサー”の設定を行なう必要がある。これによって、ゲームの音声とマイクからの音声を同時に放送に乗せることができるのだ。
ステレオミキサーとは聞き慣れない単語だが、マザーボードに搭載されている内蔵音源に機能自体は搭載されているので安心しよう。ただし、その機能が有効になっていないことが多いので、ここで有効にしておこう。さらにマイクミュート機能を解除すればOKだ。以下、その手順を追って解説していこう。
▲マイク接続が完了したら、通知領域のスピーカーアイコンをクリックして“サウンド”設定を開き、“録音”タブのウィンドウ内のなにも表示されていないところを右クリックする。表示されたメニューで“無効なデバイスの表示”“切断されているデバイスの表示”両方にチェックを入れる。 |
▲“ステレオミキサー”が表示されるので、続いてこれを右クリックして表示されるメニューの“有効”にチェックを入れ、続いて“既定のデバイス”にもチェックを入れる。 |
▲“ステレオミキサー”をダブルクリックしてプロパティを開いたら、“レベル”タブを開き、音量を最大にする。このとき音声がミュートになっていれば解除しておくのも忘れずに。 |
▲さらに“聴く”タブを開き、“このデバイスを聴く”のチェックを外す。ここにチェックが入っていると音声にハウリングしてしまうことがある。 |
▲ステレオミキサーのプロパティを閉じたら、“サウンド”設定画面の“再生”タブを開く。“スピーカー”のプロパティの“レベル”タブでマイクの“ミュート”を解除する。ここでは“Front Pink In”にマイクが接続されているので、その端子のミュートをオフにする。マイクを接続しているコネクタによって状況は変わるのでその点は注意してほしい。 |
これでハードウェアの準備は完了。ゲーム実況に必要な、ソフトウェアに関する設定を進めていこう。
(C)niwango,inc. All rights reserved.
Mojang (C) 2009-2013. "Minecraft" is a trademark of Notch Development AB