2013年9月22日(日)
東京ゲームショウ2013のスクウェア・エニックスブースにおいて、現在サービス中の『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』のバージョン2.0にあたる、Wii U/Wii/PC『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』の新情報をたっぷり紹介するステージイベントが行われた。
ステージには、齊藤陽介プロデューサーと齋藤力ディレクター、さらにスペシャルゲストとして『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親、ゲームデザイナー堀井雄二さんが登壇した。まずは、初公開となる『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』のオープニング映像が放映された。
▲港町レンドアの豪華客船グランドタイタス号が、たくさんの冒険者たちを乗せてついに出港! 甲板には『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』のオープニングに登場したパーティの姿も見える。 |
▲新たに登場するキャラクターたちの姿が次々に映しだされた。彼らは物語にどのようにかかわってくるのだろうか。 |
▲冒険者たちを乗せた船は、未知の大陸レンダーシアへ! 新たな冒険がプレイヤーたちを待ち受ける。 |
新たな冒険を感じさせるオープニングに会場の観客は大興奮! 新大陸レンダーシアは人間の大地ということで、人間の新キャラクターが多数登場しているとのこと。堀井さんから、シナリオを大事にしているのでネタバレにならない程度にと、少しだけだが新キャラクターの情報が公開された。
▲プレイヤーを導く役割のクロウズ。なにやら特殊な能力を持っているらしい。 | ▲レンダーシアで最初に出会うことになるキャラクターだというミシュア。 |
▲物語の重要なカギを握る、英雄ザンクローネ。 | ▲他にも魅力的なキャラクターが多数登場する。 |
▲今回はかわいい女性キャラクターがたくさん登場するようだ。齋藤ディレクターによると「アストルティアは深刻なイケメン不足」とのことで、今後はイケメンキャラクターも増やしていきたいと語っていた。 |
新大陸レンダーシアの様子がムービーで紹介された。これまでの大陸とはかなり雰囲気が違う景観が楽しめるようだ。
▲山々に囲まれた町や遺跡のようなものがあるフィールド。映像のBGMは『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の『失われた世界』だった。 |
▲この建物は「シリーズでおなじみの神殿」だと齊藤プロデューサーがコメント。『ドラゴンクエスト』シリーズの神殿と言えば、転職ができるあの神殿が思い当たるが……? |
▲フィールドにはミニデーモンやキラーパンサー、バトルレックスといったシリーズおなじみのモンスターの姿が。ナウマンボーグという新モンスターとの戦闘シーンも確認できた。 |
次に、待望の新職業・まもの使いについての紹介が行われた。最大の特徴は、モンスターをスカウトして仲間にできること。仲間にしたモンスターは一緒にバトルで戦ってくれる。仲間のモンスターはレベルアップすることでスキルポイントを獲得でき、プレイヤーキャラクターと同じように自由にスキルを割り振ることが可能。同じモンスターでも、スキルの取り方によって個性が出るようになっている。また、装備も武器、防具、アクセサリーとすべて変更することができる。
▲スキル系統は、イラストにもあるツメ、ムチ、オノの他、両手剣が用意され、かなり攻撃的な職業となっている。いままでの職業は4つ目のスキルが盾か格闘のものばかりだったので、会場からも驚きの声があがっていた。 |
▲まもの使いがプリズニャンと一緒に戦うシーン。レベルアップをして新たに覚えたタイガークローでホークマンを攻撃! 仲間モンスターに攻撃はまかせて、自分は回復に専念するといった戦い方もできる。 |
▲仲間のホイミスライムの装備を変更。仲間モンスターの装備は、武器と盾のみ見た目に反映されるとのこと。すべての装備の見た目を反映させることも考えたが、「さまようよろいに鎧を着せたらどうなるの?」という問題もあり、武器と盾のみになったと齋藤ディレクターはコメントしていた。 |
▲齋藤ディレクターがこだわって実装してもらったというのがこちら。プレイヤーが“しぐさ”を使うと、仲間モンスターも一緒にポーズをとってくれる。1人で決めボーズをしても、もうさみしくない!? |
仲間モンスターの種類は、バージョン2.0実装直後は10種類になるとのこと。その後はバージョンアップで徐々に増やしていくという。今回確認できた、ホイミスライム、プリズニャン、キメラの他は、先に紹介したフィールド映像で映っていたモンスターにも、仲間にできるモンスターが存在するそうだ。
続いて、娯楽島ラッカランで開店準備中だったカジノについて紹介が行われた。ついにカジノがオープンとなり、いろいろな遊びが楽しめるようになる。
▲きらびやかなカジノの内部。中央の巨大なキングスライムの下には“ジャックポットトーテム”があり、ジャックポットを引けば大量のコインが獲得できる。堀井さんのアイデアで、ジャックポットが当たった人の名前とコメントがトーテムに表示されるようになっている。なお、ジャックポットの確率は相当低いとのこと。 |
▲シリーズのカジノでおなじみの“スロット”。今回のスロットには“メタルスピン”という特殊な演出があり、当たればコインがたくさん稼げる。 |
▲こちらもおなじみの“ポーカー”。ダブルアップについついアツくなってしまうプレイヤーも多いのでは? |
▲最大8人で遊ぶことができる“ルーレット”。フレンドやチームメンバーと一緒にワイワイ遊ぶのもオススメだ。 |
カジノで稼いだコインは魅力的な装備や強力なアクセサリーなど、さまざまな景品と交換できる。堀井さんから、景品の中に“転生モンスターに会いやすくなる香水”という新アイテムがあることも発表された。この香水には、トルネコやミネアに会いやすくなるものや、メタル系モンスターの出現率があがるものなどもあるようだ。また、“ルーラストーン”も1度だけ交換できる景品として用意されているとのこと。他にはどんなアイテムがあるか気になるところだ。
最後に堀井さんから、「バージョン2.0はミステリアスなシナリオが楽しめます。新しくなっていく『ドラゴンクエストX』を一緒に遊びましょう!」とメッセージが送られた。ちなみに堀井さんは、バージョン2.0で最初に何を遊びたいかという質問で「とりあえずカジノ!」と答えていた。12月5日に発売となるWii U/Wii/PC『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』。齊藤プロデューサーによると、今後も本作に関する情報が続々と出てくるそうなので、プレイヤーは楽しみに待っていてほしい。
■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2013年9月19日~20日 各日10:00~17:00
一般公開日……2013年9月21日~22日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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