2013年9月27日(金)
9月26日に、東京・秋葉原にある“私設図書館 シャッツキステ”で、ガストのPS Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~(以下、シェルノサージュ)』のディナーショーが行われた。
本企画は、ガスト×星海社×シャッツキステの3社共同企画として開催されている“7次元世界からのカフェレストラン”の一環として、ファン20名を招いて開催されたもの。
作中に登場する7次元先に存在する世界・ラシェーラと繋がり、こちらの世界の代理店として認可されたシャッツキステ内は、普段から趣のある店内が、まさに『シェルノサージュ』一色という状態になっていた。
今回のディナーショーでは、入り口から見て右手の一段高いスペースに出演者席が設けられており、本作のディレクターであるガスト・土屋暁氏と、イオン役の声優・加隈亜衣さんを拍手で迎えてのスタートとなった。
4名ずつに分かれたテーブルには、シャッツキステのメイドさんにより、作中に登場する料理をこちらの世界の素材で再現した7次元メニュー“ラム・ド・ルウレライ”“こってりINハンバーグ”“すかいぶるープリン”が運ばれ、参加者は食事とともに、土屋ディレクターと加隈さんのトークを楽しんだ。
そして、2012年12月6日より配信された、DLC“イオンExtendTALKパック~7つのソラを越えた想い~”と連動する形でユーザーに贈られた絵本『フィラメントスター』の朗読が加隈さんによって行われると、会場は物音一つ立てることなく、全員が静かに耳を傾ける。
さらにディナーショーということで、もともと参加者と会話が発生するほどの至近距離でトークが行われていたが、ゲストのお2人がそれぞれのテーブルを回り、参加に対するお礼を述べるとともにしばし歓談の時間へ。
▲ゲストのお2人が参加者と歓談している間は、メイドさんによって“イオンの あなたと作りたい♪レシピブック”の料理制作秘話や注意点などが語られた。ナタデココの甘みを抜き忘れないなど、重要な(?)注意点などもあった。 |
ドレスコードもあるということで、最初は若干緊張した様子も見られたディナーショーだったが、終わる頃にはすっかりリラックスしたムードに包まれ、作品を中心に作り手とファンが一体となって楽しんだイベントとなった。
最後は土屋ディレクターと加隈さんを中心に記念写真の撮影も行われ、お土産に“グルメイト”も配られた。女性陣には土屋ディレクターから、男性陣には加隈さんから手渡され、それぞれと言葉を交わして、ディナーショーは終了した。
ディナーショーが終了したあと、特別に土屋ディレクターと加隈さんからお話を伺うことができましたので、こちらも合わせてお届けします!
(※インタビュー中は敬称略)
――ゲーム系イベントとしては珍しいディナーショーでしたが、無事終えられていかがですか。
土屋ディレクター(以下、土屋):ファンの皆様との距離が近くて、とても感動的でした。
――これだけ近いイベントはなかなかありませんよね。ちなみに本日、特に印象に残ったことはありますか。
土屋:かなり遠くから来てくださっている方もいて、すごく驚きました。
加隈亜衣(以下、加隈):お仕事のお休みを取って来てくださった方もいましたよね。
土屋:皆様、全力でイベントに参加してくださって、とてもうれしかったです。
――イオンと加隈さんの距離感はかなり難しいと思うのですが、『フィラメントスター』の朗読についてお聞かせください。
加隈:イオンちゃんとして読む場合は自分の気持ちを届けるつもりで読みますが、私個人としてどう読むかと考えた時には、普通の朗読のように「この子はこんな気持ちで読んでいる」と考えて読むだけではなく、イオンちゃんの気持ちを汲み取りつつも、一歩引いた気持ちでの朗読を心がけました。すっごく緊張しました(笑)。
――先日、次の“サージュ・コンチェルト”作品も発表されましたが、『シェルノサージュ』として決意を新たにされたことや、ファンへのメッセージをお願いします。
土屋:『アルノサージュ』と『シェルノサージュ』はそれぞれ別作品で、どちらも単体でしっかり遊んでいただけるようになっています。世界が同じだったりお得な連動はあるのですが、『シェルノサージュ』を楽しんでくださっている方には最後まできちんとコンテンツを提供し、こちらの世界と7次元先の世界を連動させた『シェルノサージュ』らしいことをやっていきたいと思いました。
加隈:今日はイオンちゃんとしてではなく、いちファンという感じで参加させていただき、私自身が制作にイオンちゃんとして携わらせていただいたポジションからの質問や気持ちもありつつ、土屋さんのお話を聞けて楽しかったです。個人的には久しぶりの『シェルノサージュ』のイベントで、みなさんからの想いもたくさん受け取れました。今後の展開を楽しみにしつつ気持ちを新たに、残りの収録や普段のイオンちゃんとして、この素敵な想いを皆様に返していけたらと思いました。
(C)GUST CO.,LTD. 2012
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