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2013年11月14日(木)

『ゴッドイーター2』が本日発売! 物語のカギとなるアラガミ“キュウビ”やラッキーアラガミ(?)“アバドン”の存在が判明

文:皐月誠

 バンダイナムコゲームスから本日11月14日にPS Vita/PSP用ソフト『ゴッドイーター2』が発売された。今回は改めて『ゴッドイーター2』についての基本情報を紹介する他、本作に登場する新たなアラガミについて紹介する。

 『ゴッドイーター2』は、立ち回り自在なハイスピードアクションやプレイヤーキャラクターを中心としたドラマティックな物語が特徴的な『ゴッドイーター』シリーズの最新作。新武器や新アラガミだけでなく、自身の使い慣れた攻撃アクションが必殺技(ブラッドアーツ)に進化するシステムや、仲間ごとに用意されたキャラクターエピソードなど、ゲームをより楽しめる要素が多数追加される。

■『ゴッドイーター2』の世界

~ストーリー~
前作『ゴッドイーター バースト』から3年後

 西暦2074年。人類がアラガミとの一進一退の攻防を続ける中、極東は新たなる脅威にさらされていた。

――凶悪な新種のアラガミ“感応種”の登場。

――“赤い雨”、そして人々を冒す謎の病魔“黒蛛病”の発生。

 時を同じくして新設された特殊部隊“ブラッド”。ブラッドは移動要塞“フライア”を拠点にしながら、極東に迫る危機に立ち向かうべく活動を始める。

 人類の未来を懸けた戦いが、今、始まろうとしていた――

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』

●キャラクターメイク

 プレイヤーキャラクターのメイキングは、フェイスデザインが大幅に強化されている。体験版でも新しくなったメイキングに触れられたが、製品版ではさらにフェイスパーツやアクセサリーが追加されている。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲プレイヤーキャラクターの性別や髪型、肌や瞳などのカラーリングを設定してプレイヤーの分身を作り上げていく。

 コスチュームも、前作のものに加えて新規コスチュームが大量に追加されているらしい。外見はキャラクターの性能に影響しないので、自分好みのキャラクターメイクを楽しもう。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』

●新要素:ブラッドアーツ(必殺技)

 『ゴッドイーター2』における最大の新要素が、“ブラッドアーツ”と呼ばれる必殺技だ。ブラッドアーツとは、使い続けた特定の技が進化したもの。ブラッドアーツは多段的・分岐的に進化していくため、プレイヤーごとのスタイルに応じたさまざまな技が発現する。中には特殊な条件を満たすことで発現する、レアリティの高いブラッドアーツもあるという。

・バスターブレード

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲チャージクラッシュが進化した“CC・ディバイダー”。オーラをまとった振り上げと同時に、オラクルの刃を発射する。▲パリングアッパーが進化した“ブルータルアッパー”。攻撃力が向上しただけでなく、動作中に受けた攻撃に対しての耐久力も増している。

・ロングブレード

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲ゼロスタンスが進化した“落花の太刀・紅”。上段の構えを取り、追加入力によって振り下ろす。アラガミの弱点にヒットさせると、通常よりも威力が上昇する。▲□コンボが進化した“ソニックキャリバー”。斬撃にあわせて発生したオラクルの刃が、ある程度の距離を飛ぶ。

・ショートブレード

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲△コンボが進化した“ピアシングレイ”。突きとともにオラクルの針を射出する、リーチの長い攻撃。▲空中□攻撃の3段目が進化した“ダンシングザッパー”。アラガミに張り付き、ランダムに跳び回りながら連続攻撃を繰り出す。

・ハンマー

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲ブースト起動と派生アクションが進化した“アイアンハート”。アラガミからの攻撃を受けても、耐えながら攻撃できるようになる。▲□、△コンボが進化した“デモンスラッグ”。禍々しいオーラを発生させながらアラガミに打撃を加えるブラッドアーツで、ヒットした場合はスタミナが回復する。

・スピア

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲△攻撃の4段目が進化した“疾風突き・縮地”。アラガミの体を貫通する、長距離からの突進突きだ。▲□コンボが進化した“暴風圏・乙”。スタミナを消費しつつ、連続なぎ払いを繰り出す。威力は比較的低めだが、オラクルポイントを多めに吸収する。

■新アラガミ

●サリエル神属 感応種アラガミ
 “亜空の聖母”ニュクス・アルヴァ

『ゴッドイーター2』

 ローブをまとった聖母のような姿を持つ、サリエル神族の感応種“ニュクス・アルヴァ”。宙に浮いた四肢やローブの内側に広がる不可思議な空間などの超自然的な姿は、見た者に異様な恐怖を感じさせる。神機による近接攻撃を一切受け付けないという特性を持ち、さらに他のアラガミを回復させる能力も持っている。

・ニュクス・アルヴァのアクション

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲戦闘メンバー全員を同時に狙って放つ、マルチプルレーザー。予備動作を見逃さないよう、要注意だ。▲ダウンやホールドなどで動けなくなったアラガミを回復する
『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲どれほど強力なブラッドアーツでも、ニュクス・アルヴァにダメージを与えることは不可能だ。銃による攻撃しか通用しないため、ブラッドバレットやバレットのカスタム、アラガミバレットの駆使が必要となるだろう。

●???神属
 “闇影纏いし獣”キュウビ

『ゴッドイーター2』

 いつ、どこから出現したのか、誰も知らない謎のアラガミ。生態は一切不明で、通常種なのか感応種なのかすら明らかになっていない。

 実際の尻尾は3本だが、腰部から6本の炎を噴き出した際の姿から、その名が付けられた。オラクルを操る能力が高く、さまざまな性質のオラクル攻撃を繰り出してくる。細身の身体と軽やかな動きは美しいが、非常に脅威的なアラガミだ。

 キュウビは他のアラガミとは異なる特殊なコアを持っていて、極東支部に所属する最古参ゴッドイーター・雨宮リンドウは、このアラガミを追い続けている。キュウビのコアは、“人類の歴史を大きく左右する”性質があるとのことだが……?

『ゴッドイーター2』

・キュウビのアクション

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲腰部からオラクルの炎を噴出して突進を行う“九尾疾走”。突進の軌跡には、爆発するオラクルがばら撒かれる。▲左右の尾から発射する“オラクル放出”。誘導性能を持ったレーザー状の攻撃で、戦闘メンバー全員へ同時に襲いかかる。

●???神属
 “混迷の呼ぶ者”アバドン

『ゴッドイーター2』

 討伐対象ではないが、まれにフィールドへ出現するアラガミ“アバドン”。“進化過程のアラガミの幼体”、“所在不明となった神機の成れの果て”など、正体について諸説飛び交っているが真実に辿り着いた者はいない。

 戦場を高速で逃げ回り、やがて消えてしまうが、捕喰に成功すればアイテム“Aチケット”を入手できる。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲ミッション中、突然地中から飛び出してくるアバドン。逃げ足は極めて素早い。▲撃破して捕喰すると、さまざまなアラガミ素材に引き換えられる“Aチケット”を入手できる。とても便利なレアアイテムだ。

■ダウンロード版の特典

 パッケージ版には予約特典としてプレイヤーキャラクター衣装“フェンリル初代制服(男女)”、初回特典として“プレミアムキャラクターセット(クラシックコスチュームVer)”が用意されているが、ダウンロード版でも発売記念キャンペーンの特典として、これらのコンテンツを入手できる。発売記念キャンペーンが実施されるのは11月14日~20日の期間のみなので、早めに購入しよう。

『ゴッドイーター2』

(C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc.

データ

▼『Playstation Vita×GOD EATER 2 Fenrir Edition(プレイステーション ヴィータ×ゴッドイーター2 フェンリルエディション)』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ACT
■発売日:2013年11月14日
■希望小売価格:25,960円(税込)
 
■『Playstation Vita×GOD EATER 2 Fenrir Edition(プレイステーション ヴィータ×ゴッドイーター2 フェンリルエディション)』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『ゴッドイーター2』(ダウンロード版)
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年11月14日
■価格:5,980円(税込)
▼『ゴッドイーター2』(ダウンロード版)
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年11月14日
■価格:5,980円(税込)

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